名古屋第二日赤流! 臨床倫理コンサルテーション 

出版社: 羊土社
著者:
発行日: 2021-09-01
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 9784758123808
電子書籍版: 2021-09-01 (第1刷)
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商品紹介

臨床倫理活動はいかにして始め,運営・維持していけばよいか.本邦で早くからこの活動に取り組み定着させてきた,名古屋第二日赤・倫理コンサルテーションチームのノウハウを公開.倫理研修会のテキストにもお勧め.

目次

  • 外部倫理コンサルタントからみる名古屋第二日赤臨床倫理コンサルテーションの奇跡

    第1章 今,なぜ倫理コンサルテーションなのか?
     1 臨床倫理コンサルテーションとは
     2 コンサルテーションチーム活動が目指すもの
     3 コンサルテーションチームの仕組みづくり
     4 チーム活動を組織として支える事務局
     5 臨床倫理コンサルテーションチーム活動の実際
     6 臨床倫理コンサルテーションと病院幹部
     COLUMN 名古屋第二日赤臨床倫理コンサルテーションチーム発足の経

    第2章 倫理コンサルテーションの実践的活動と事例
     1 コンサルテーションとは ~コンサルテーションの4つのタイプ
     2 コンサルティー(依頼者)中心のコンサルテーション (1)
       ~急変時DNARの方針に,救急部がジレンマを抱えた事例
     3 コンサルティー(依頼者)中心のコンサルテーション (2)
       ~家族が手術に同意せず,医療者がジレンマを抱えた事例
     4 クライエント(患者)中心のコンサルテーション
       ~家族が手術に同意せず,患者がジレンマを抱えた事例
     5 組織の運営管理に関するコンサルテーション
       ~患者の過度な要求・暴言に現場が疲弊した事例
     6 管理者の抱える問題に対するコンサルテーション
       ~大部屋の入院環境が整わず,看護師が疲弊した事例

    第3章 各職種からみた倫理コンサルテーション
     1 医師がコンサルテーション当事者となってみて
     2 看護師にとっての倫理的問題とコンサルテーションの実際
     3 薬剤師にとっての倫理的問題
     4 医療ソーシャルワーカーと臨床倫理
     5 理学療法士と臨床倫理

    第4章 コンサルテーション活動の振り返り
     1 職場環境や多職種連携への好影響
       ~看護倫理研修(キャリア開発ラダーIII対象)を受講した看護師への調査から
     2 医療チームの連携強化への行動変容
       ~DNARに関するコンサルテーションにかかわった看護師への調査から
     3 依頼者の視点が生物医学モデルから生物心理社会モデルへと拡大した事例
     4 相談者のニーズが満たされなかった事例

    第5章 倫理コンサルテーション活動からのスピンオフ
     1 医療拒否患者への対応指針
     2 アドバンス・ケア・プランニング(ACP)
     3 臨床倫理教育 ~臨床倫理研修会の開催
     4 臨床現場でのカンファレンスのサポート
     4-1 部門間軋轢へファシリテーターとして介入
     4-2 ファシリテーター心得【神原淳一】
     参考資料 臨床倫理研修 ファシリテーターの心得

    第6章 「学」としての臨床倫理

    付録:臨床倫理に関する参考サイト

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第1章 今, なぜ倫理コンサルテーションなのか ?

P.17 掲載の参考文献
1) 浅井篤 : 臨床倫理の基礎と実践. シリーズ生命倫理学 第13巻 臨床倫理 (浅井篤, 高橋隆雄/責任編集), pp1-21, 丸善出版, 2012
P.22 掲載の参考文献
1) 長尾式子, 他 : 日本における病院倫理コンサルテーションの現状に関する調査. 生命倫理, 15 (1) : 101-106, 2005
P.29 掲載の参考文献
1) 『ネクスト・ソサエティ-歴史が見たことのない未来がはじまる』 (P. F. ドラッカー/著), ダイヤモンド社, 2002
2) 『組織論 補訂版』 (桑田耕太郎, 田尾雅夫/著), 有斐閣, 2010
3) 『ティール組織』 (フレデリック・ラルー/著), 英治出版, 2018
4) 『経営者の条件』 (P. F. ドラッカー/著), ダイヤモンド社, 2006

第2章 倫理コンサルテーションの実践的活動と事例

P.49 掲載の参考文献
1) 『精神看護スペシャリストに必要な理論と技法』 (日本専門看護師協議会/監, 宇佐美しおり, 野末聖香/編), 日本看護協会出版会, 2009
2) 『リエゾン精神看護-患者ケアとナース支援のために』 (野末聖香/編著), 医歯薬出版, 2004
3) 『Theory and Practice of Mental Health Consultation』 (Caplan G), Basic Books, 1970
P.59 掲載の参考文献
1) 『子宮体がん治療ガイドライン』 (日本婦人科腫瘍学会), pp166-168, 金原出版, 2018
P.64 掲載の参考文献
1) 『中範囲理論入門』 (佐藤栄子/編著), pp144-153, 日総研出版, 2009
P.68 掲載の参考文献
1) 『医師の職業倫理指針 第3版』, 日本医師会, 2016 http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20161012_2.pdf
2) 『医療と法を考える』 (樋口範雄/著), 有斐閣, 2007

第3章 各職種からみた倫理コンサルテーション

P.90 掲載の参考文献
1) 看護職の倫理綱領 (日本看護協会ホームページ) https://www.nurse.or.jp/nursing/practice/rinri/rinri.html
P.94 掲載の参考文献
1) 日本薬剤師会ホームページ : 綱領・行動規範 https://www.nichiyaku.or.jp/about/model/index.html
2) 薬剤師綱領 薬剤師行動規範・解説 (日本薬剤師会), 2018 https://www.nichiyaku.or.jp/assets/uploads/about/kouryo20180226.pdf
3) 薬学教育モデル・コアカリキュラム平成25年度改訂版 (薬学系人材養成の在り方に関する検討会), 2013 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2014/11/10/1352956_2.pdf
P.101 掲載の参考文献
1) 『新 医療ソーシャルワーカー論-その制度的確立をもとめて』 (児島美都子/著), ミネルヴァ書房, 1991
2) 医療ソーシャルワーカー業務指針 (公益社団法人 日本医療ソーシャルワーカー協会ホームページ) https://www.jaswhs.or.jp/upload/Img_PDF/183_Img_PDF.pdf
3) 「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」に関するQ&A (事例集) 平成29年5月30日 (厚生労働省ホームページ) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000027272.html
4) ソーシャルワーカーの倫理綱領 (公益社団法人 日本医療ソーシャルワーカー協会ホームページ) https://www.jaswhs.or.jp/upload/Img_PDF/506_Img_PDF.pdf
P.105 掲載の参考文献
1) 理学療法士の職業倫理ガイドライン (社団法人日本理学療法士協会 倫理委員会), 2012 http://www.japanpt.or.jp/upload/japanpt/obj/files/about/02-gyomu-03rinrigude2.pdf

第4章 コンサルテーション活動の振り返り

P.122 掲載の参考文献
1) 『医学モデルを超えて-医療へのメッセージ』 (エリオット・G・ミシュラー, 他/著), 星和書店, 1988
2) 『バイオサイコソーシャルアプローチ』 (渡辺俊之, 小森康永/著), 金剛出版, 2014
3) 「相談援助演習のための教育ガイドライン」, 日本社会福祉士養成校協会, 2015
P.128 掲載の参考文献
1) 『失敗学のすすめ』 (畑村洋太郎/著), 講談社, 2005
2) 『失敗の本質』 (戸部良一, 他/著), 中央公論新社, 1991

第5章 倫理コンサルテーション活動からのスピンオフ

P.132 掲載の参考文献
1) 『入門・医療倫理 I』 (赤林朗/編), 勁草書房, 2005
2) 『新版 医療倫理 Q&A』 (関東医学哲学倫理学会/編), 太陽出版, 2013
P.137 掲載の参考文献
1) 人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン (厚生労働省ホームページ) https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000197721.pdf
2) https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000078983.pdf
3) 人生の最終段階における医療体制整備事業 (厚生労働省ホームページ) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/saisyu_iryou/index.html
4) 人生の最終段階における医療に関する意識調査 (厚生労働省ホームページ) https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/saisyuiryo.html
5) Silveira MJ, et al. : Advance directives and outcomes of surrogate decision making before death. N Engl J Med., 362 : 1211-1218, 2010

第6章 「学」としての臨床倫理

P.155 掲載の参考文献
1) 大生定義 : プロフェッショナリズム総論 (特集 医のプロフェッショナリズム). 京都府立医科大学雑誌, 120 (6) : 395-402, 2011
2) 白浜雅司 : 臨床倫理とは何か. 緩和医療学, 3 (1) : 3-12, 2001
3) 臺野巧, 川口篤也 : プライマリ・ケアと医療倫理「臨床倫理 4 分割法を用いて」. 第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会ワークショップ, 2011
4) 『入門・医療倫理 I〔改訂版〕』 (赤林朗/編), 勁草書房, 2017
『臨床倫理学 第5版』 (Jonsen AR, 他/著, 赤林朗, 他/監訳), 新興医学出版社, 2006
池田光穂 : 西洋倫理学の3つの伝統 http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/130108monkeyEthics.html

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