「教える」に悩むナースを応援する 指導力向上ブック

出版社: メディカ出版
著者:
発行日: 2022-04-01
分野: 看護学  >  看護教育/研究
ISBN: 9784840475655
電子書籍版: 2022-04-01 (電子書籍版)
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:約3営業日

2,970 円(税込)

電子書籍
章別単位での購入はできません
ブラウザ、アプリ閲覧

2,970 円(税込)

商品紹介

プリセプターや教育担当者ならもちろんのこと、看護現場では、先輩や上司としても教える機会が多々あり、教え方に悩む人は多い。指導には幅広い知識とスキルが必要であり、コツがある。さまざまな分野から指導力を伸ばすために必要な知識をピックアップし、一冊にまとめて紹介する。

目次

  • 【Lesson 1◆自分を知る】
    <1 自分を知ることは指導に必須>
    ■1 指導力チェックにチャレンジ
    ■2 ジョハリの窓
    ■3 学びほぐし(アンラーン)
    ■4 自分のなかの“べき”を見つける
    ■5 アサーション-3つの自己主張のタイプ

    <2 指導者に求められるスキルとマインド>
    ■1 指導の3要素(きく・みる・つたえる)
    ■2 思考発話法の活用と認知的徒弟制
    ■3 新人教育・指導担当者の役割
    1)指導者の6つの役割
    2)理想的な指導者、ダメダメな指導者

    <3 新人教育・指導担当者の役割>
    ■1 指導者の6つの役割
    ■2 理想的な指導者、ダメダメな指導者


    【Lesson 2◆出会いと関わり】
    <1 出会いと関わり方のコツ>
    ■1 魅力バイアスとメラビアンの法則
    ■2 対人関係の壁
    ■3 出会いのコツ
    ■4 どう関わるか


    【Lesson 3◆指導者に求められる心構えと関わり方】
    <1 指導者の樹>

    <2 スキルとマインドの2つが必要>

    <3 7つの心構え>
    ■1 心構え(1) 人は必ず伸びる
    ■2 心構え(2) 教育の完結は自分が変わること
    ■3 心構え(3) 教育の中心は学習者
    ■4 心構え(4) 学習者は可能性を持った存在
    ■5 心構え(5) 指導者の重要な仕事は学習者の意欲と能力を引き出すこと
    ■6 心構え(6) 指導者の立ち位置はマラソンの伴走者
    ■7 心構え(7) 自らが安全基地となり信じて待つこと

    <4 世代の特徴を知ろう>
    ■1 ベビーブーム世代(1946~1964生)
    ■2 X世代(1965~1980生)
    ■3 Y世代(1980~1995生)
    ■4 Z世代(1995生~)
    ■5 Z世代が求めるもの

    <5 辞めたくなる気持ち>
    ■1 リアリティショック
    ■2 リアリティショックへの対処

    <6 魅力的な資料作成のコツ>
    ■1 研修に必要な資料と作成のコツ
    ■2 プレゼン上手な人はポインターを使わない
    ■3 参加型にすることを意識する
    ■4 目的と負担のバランスを鑑みて資料を用意する


    【Lesson 4◆効果的な振り返り】
    <1 効果的な振り返りの方法>
    ■1 大人の学び方(成人学習)
    ■2 新人なりの思考過程を捉える
    ■3 振り返りのコツ
    ■4 テンポをつける
    ■5 どのような場面だったか
    ■6 ロールプレイの勧め
    ■7 指導におけるNGワード
    ■8 振り返りの落とし穴
    ■9 引き算の教育


    【Lesson 5◆研修を活性化するスキル】
    <1 場づくり>
    ■1 対話

    <2 空間デザイン>

    <3 学習者の体験世界について知る>

    <4 アイスブレイク>
    ■1 アイスブレイクの目的
    ■2 主体性を引き出すアイスブレイク

    <5 グループサイズ>
    ■1 適切な人数は
    ■2 シンク・ペア・シェア
    ■3 シナジー効果
    ■4 板書のコツ


    【Lesson 6◆指導に役立つ心理学の知識】
    <1 指導に役立つアドラー心理学の9のポイント>
    ■1 人は過去に縛られない
    ■2 原因論ではなく目的論で行動を捉える
    ■3 人は目的のために感情を使う
    ■4 人は目的達成のために原因を使用する
    ■5 よいこともあれば悪いこともある
    ■6 他人の課題と自分の課題は別
    ■7 本人が主体的に取り組める環境を整える
    ■8 決定権を委ねる
    ■9 人は皆、独立した存在

    <2 リフレーミング>
    ■1 落ち込んでいるときの心の動き
    ■2 リフレーミングに挑戦

    <3 対応が難しい学習者>
    ■1 発達障害の特性と支援の原則
    ■2 問題を捉える3軸
    ■3 課題を捉えるフレームワーク
    ■4 新人・学習者の行動を3タイプに分けて考える


    【Lesson 7◆なぜ力が積み上がらないのか】
    <1 不足しているのはなに?>
    ■1 不安が心理的安全性を脅かす
    ■2 教えがいがない人への対処
    ■3 「何がわからないか」が、わからない人への対応
    ■4 自信がない人への対応
    ■5 自信を育てる

    <2 プロセスレコードによる振り返り>


    【Lesson 8◆指導における本当の敵】
    <1 本当の敵と対峙する>
    ■1 困難を妖怪化する
    ■2 妖怪への対峙方法を考える
    ■3 NOと言わせない5つのステップ

    <2 交渉術を学ぶ>
    ■1 交渉のための知識(1) アサーション
    ■2 交渉のための知識(2) ZOPAとBANTA
    ■3 交渉をシミュレーションしてみる

    【Lesson 9◆事例に即して悩みと対応を考える】
    ■1 事例(1) 自己評価が高い新人への対応
    ■2 事例(2) うっかりミスをする新人
    ■3 事例(3) 勉強が追いつかない新人
    ■4 事例(4) 否定的に新人に指導する先輩
    ■5 事例(5) 精神的にしんどくなっている新人への対応
    ■6 事例(6) コピペ新人
    ■7 事例(7) リセット型新人


    【Lesson 10 関わり方と心の持ち方】
    <1 学習者に応じた関わり方と自身の心の持ち方>

    <2 重圧に潰されないために>
    ■1 のび太という生き方
    ■2 自分の意見をうまく伝えられない
    ■3 私たちはみな、リーダーである
    ■4 失敗するリーダーのタイプ
    ■5 人は、心で動く


    【Lesson 11◆ポストコロナ時代の研修】
    <1 コロナ禍の新人の特徴>
    <2 変わるもの・変わらないもの>

この書籍の参考文献

参考文献のリンクは、リンク先の都合等により正しく表示されない場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

Lesson 1 自分を知る

P.58 掲載の参考文献
1) 高橋平徳, 内藤知佐子編著. 体験学習の展開. 医学書院. 2019. 216.
2) おやこ心理相談室 https://oyako-heart.com
3) 石川一喜, 小貫仁 編 : 教育ファシリテーターになろう!. 弘文堂. 2015,66-67.
4) 松永志野 : ライティング・プロセス探索を目的とする思考発話法による実験方法に関する研究, 熊本大学社会文化研究, 9, 249-260, 2011.
5) 山田豊. プロ直伝! 最高の結果を出すファシリテーション. ナツメ社. 2017. 224.
6) 中井俊樹ほか. 看護のための教育学. 医学書院. 2015, 144.
7) https://haraki18.blogspot.com/2013/04/big-word.html
8) コルトハーヘン編, 武田信子ほか訳. 教師教育学 理論と実践をつなぐリアリスティック・アプローチ. 学文社. 2012. 179.
9) 高橋平徳, 内藤知佐子編著. 体験学習の展開. 医学書院. 2019. 216.
10) 加藤辰雄. 誰でも成功する発問の仕方. 学陽書房, 2008, 10.
11) 『道徳教育』編集部編. 考え, 議論する道徳をつくる 新発問パターン全集. 明治図書出版, 2019, 128.

Lesson 2 出会いと関わり

P.71 掲載の参考文献
1) エイミー・C・エドモンドソン. 恐れのない組織-「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす. 英治出版. 2021. 320.
2) 石井遼介. 心理的安全性のつくりかた「心理的安全性」が困難を乗り越えるチームに変える. 日本能率協会マネジメントセンター. 2020. 336.

Lesson 3 指導者に求められる心構えと関わり方

P.91 掲載の参考文献
1) スティーブン・マーフィ 重松. スタンフォード式 最高のリーダーシップ. サンマーク出版. 2019.
2) 平賀愛美・布施淳子. 新卒看護師のリアリティショックに関する文献を用いた構成要因の分類. 北日本看護学会誌, 8 (2), 2006, 13-25.
3) 上條こずえ. 職場の新人看護師を取り巻く人間関係に関する組織上の課題についての文献研究, 長野県看護大学紀要, 20, 2018, 25-32.
4) 石山由紀子・大岡裕子・川西節子ほか. 新卒看護者の早期離職防止に関する取り組み, 日本看護学会論文集, 看護管理, 37号, 2007, 427-429.
5) 糸嶺一郎 : 新卒看護師のリアリティショックに関する研究の動向と課題 過去20年の文献から, 茨城県立医療大学紀要, 第18巻, 2013, 1-13.
6) 糸嶺一郎, 鈴木英子, 叶谷由佳, ほか : 大学病院に勤務した新卒看護職者のリアリティ・ショックに関与する要因, 日本看護研究学会雑誌, 29 (4), 2006, 63-70.
7) 糸嶺一郎, 鈴木英子, 叶谷由佳, ほか : 大学病院に勤務した新卒看護職者のリアリティ・ショックに関与する要因, 日本看護研究学会雑誌, 29 (4), 2006, 63-70.

Lesson 4 効果的な振り返り

P.107 掲載の参考文献
1) コルトハーヘン編, 武田信子ほか訳. 教師教育学 理論と実践をつなぐリアリスティック・アプローチ. 学文社, 2012, 352.
2) 中井俊樹編. 看護現場で使える教育学の理論と技法 個別指導や参加型研修に役立つ100のキーワード. 2014. メディカ出版. 2014.
3) 田村由美ほか. 看護のためのリフレクショントレーニング. 看護の科学社. 2017, 35-38.
4) 中原淳. フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を建て直す技術. PHP研究所. 2017. 206.
5) ピーター・ディヤングほか. 解決のための面接技法 [第4版] ソリューション・フォーカストアプローチの手引き. 金剛出版. 2016. 430.

Lesson 5 研修を活性化するスキル

P.120 掲載の参考文献
1) 石川一喜ほか編. 教育ファシリテーターになろう! グローバルな学びをめざす参加型授業. 弘文堂, 2015, 46-49.
2) 内藤知佐子, 宮下ルリ子, 三科志穂 : 学生・新人看護師の目の色が変わるアイスブレイク 30. 医学書院, 11.

Lesson 6 指導に役立つ心理学の知識

P.143 掲載の参考文献
1) 川上ちひろ, 西城卓也, 藤崎和彦, 鈴木康之. 問題をもつ学習者の "問題" とは何か. 医学教育. 46 (4). 2015, 365―371.
2) 鴨下賢一. 発達が気になる子へのソーシャルスキルの教え方. 中央法規出版. 2013, 8-15.
3) 川上ちひろほか. 問題をもつ学習者の "問題" とは何か : 系統的文献検索. 医学教育. 46 (4), 2015, 365-371.
4) e-nus看護セミナー : 新井英靖. 学級づくり・学校づくりの重要性セミナー資料より
5) e-nus看護セミナー : 川上ちひろ・内藤知佐子. 対応が難しいスタッフへの管理・教育的支援セミナー資料より
鴨下賢一. 発達が気になる子へのソーシャルスキルの教え方. 中央法規出版. 2013, 8-15.

Lesson 7 なぜ力が積み上がらないのか

P.159 掲載の参考文献
1) 石井遼介. 心理的安全性のつくりかた「心理的安全性」が困難を乗り越えるチームに変える. 日本能率協会マネジメントセンター. 2020. 336.
2) 葛田一雄. 看護主任・リーダーのための「教える技術」. ぱる出版. 2017. 208.
3) コルトハーヘン編, 武田信子ほか訳. 教師教育学 理論と実践をつなぐリアリスティック・アプローチ. 学文社. 2012. 179.

Lesson 8 指導における本当の敵

P.171 掲載の参考文献
1) ウィリアム・ユーリー. 【決定版】ハーバート流 "NO" と言わせない交渉術. 三笠書房. 2010, 31-33.

Lesson 9 事例に即して悩みと対応を考える

P.183 掲載の参考文献
1) スティーブン・マーフィ 重松. スタンフォード式最高のリーダーシップ. 三マーク出版, 2019, 302.
2) 熊谷恵子ほか. ADHDのコーチング 実行機能へのアプローチ「わかっていても, やる気が出ない, 続かない」への対応策. 図書文化社. 2019. 124.

Lesson 10 関わり方と心の持ち方

P.191 掲載の参考文献
1) 横山泰行. 「のび太」という生き方. アスコム, 138-144.
2) 横山泰行. 「のび太」という生き方. アスコム, 138-144.
3) Jam. 多分そいつ, 今ごろパフェとか食ってるよ. サンクチュアリ出版. 2018, 120-121.
4) スティーブン・マーフィ 重松. スタンフォード式 最高のリーダーシップ. サンマーク出版.2019, 351.
5) スティーブン・マーフィ 重松. スタンフォード式 最高のリーダーシップ. サンマーク出版.2019, 351.

Lesson 11 ポストコロナ時代の研修

P.199 掲載の参考文献
1) 一般社団法人日本看護系大学協議会 【調査B】2020年度COVID-19に伴う看護学実習への影響調査結果より

最近チェックした商品履歴

Loading...