BMs-Podによる薬物投与設計

出版社: 南山堂
著者:
発行日: 2022-07-07
分野: 薬学  >  薬剤学
ISBN: 9784525723910
書籍・雑誌
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4,400 円(税込)

商品紹介

BMs-Podは患者個別の薬物動態パラメータ値を推定・算出し,「投与開始時の投与量決定」「血中濃度測定結果に基づいた投与量最適化」をサポートするソフトウェアです.これにより目標血中濃度到達率・維持率を高め,臨床効果を最大化し,有害事象を回避することを目的としています.本書は,単純なBMs-Podの操作方法を解説したものではありません.薬物動態の基本とその評価の上で効率的にBMs-Podを活用・応用し,患者個別の最適な薬物投与設計のための知識・技能を習得できる実践ガイドです.

目次

  • 1章 BMs-Podって何なの?~ソフトウェアの概要と各種設定~
     1.BMs-Podの概要と効果的な活用方法
     2.BMs-Podの起動から解析開始までに行うこと

    2章 BMs-Podを使ってみよう!~TDMの実践~
     1.初期投与設計
     2.血中濃度測定結果を踏まえて理想的な投与量を吟味する
     3.生理機能が変化した場合のシミュレーションの活用
     4.テイコプラニンの投与設計
     5.タクロリムスの静脈内持続投与と薬物相互作用
     6.タクロリムス:血中濃度が変化したときの対応
     7.フェニトインの投与設計
     8.シクロスポリンの投与設計
     9.透析患者のバンコマイシンの投与設計
     10.アルベカシンの投与設計
     11.薬物動態のばらつきをイメージしよう
     12.バンコマイシンのAUC-guided TDM

    3章 知っておくと深みが増す各種計算のアルゴリズムと設定
     1.1-コンパートメントモデルに従った投与設計
     2.分布容積,クリアランスを用いた投与設計とAUC
     3.多コンパートメントモデルの対応
     4.多彩なシミュレーションのための数値計算
     5.母集団薬物動態モデル
     6.モンテカルロシミュレーション
     7.ベイズ推定法
     8.通常最小二乗法
     9.母集団薬物動態モデルの登録
     10.環境設定

    4章 演習にトライしてみよう!~私ならこうする~
     1.バンコマイシンのトラフ値が15μg/mLでしたが,どうしましょう?
     2.テイコプラニンのトラフ値が10μg/mLでしたが,どうしましょう?
     3.リネゾリドのトラフ値が12μg/mLでしたが,どうしましょう?
     4.外来患者がフェニトイン中毒で42μg/mLです.どうしましょう?
     5.ボリコナゾールのトラフ値が6μg/mLでしたが,どうしましょう?
     6.腎機能障害患者でのシベンゾリンの低血糖リスクは?
     7.ジゴキシン中毒で透析は意味がありますか?

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