現代社会とスポーツの社会学

出版社: 杏林書院
著者:
発行日: 2022-04-10
分野: 保健・体育  >  体育学一般
ISBN: 9784764415973
電子書籍版: 2022-04-10 (第1版第1刷)
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2,750 円(税込)

商品紹介

本書では『序説』で扱った論考の枠を外し、『体育の科学』誌に掲載されたスポーツと社会をめぐるさまざまな現象についての論考の中から1本または複数本選び、それを"本歌"として、スポーツにかかわる各分野の専門家が"返歌を詠む"というコンセプトを設定しました。スポーツ社会学を専攻する初学者を主たる読者と想定して執筆されました。これからスポーツに関する研究、教育、ビジネスで活躍するであろう読者の方々に、この分野の独自の研究視角、社会をとらえる分析視点などから、編著者らが経験した知的な好奇心と興奮を感じ取っていただければこの上ない喜びです。

目次

  • 表紙
  • 編著者一覧
  • 序文
  • 目次
  • 第1部 スポーツ実践の現代的課題
  • 第1章 運動・スポーツ実施 : 調査の現状把握と読み解く力
  • 1. 運動・スポーツ実施に関する全国調査の紹介
  • 2. 運動・スポーツ実施の推移・現状
  • 3. 運動・スポーツ実施の今後を読み解く視点
  • 第2章 青少年期のスポーツクラブ ( 学校運動部 ) : その担い手をめぐる構造変動と「公」 - 「私」連携
  • 1. スポーツクラブの歴史的動向と「公」, 「共」, 「私」
  • 2. 「公」と「私」の象徴闘争のアリーナとしての学校運動部
  • 3. 「教育としてのスポーツ」から「産業としてのスポーツ」へ
  • 4. 「聖・俗・遊」図式からみた「教育としてのスポーツ」と「産業としてのスポーツ」
  • 5. 「教育としてのスポーツ」と「産業としてのスポーツ」のあり方と「公」 - 「私」連携の要件
  • 第3章 スポーツクラブ ( 地域 )・地域スポーツ : アソシエーション・ネットワーク・社会運動
  • 1. Sportverein ハイムシュテッテン
  • 2. コミュニティ政策の中のスポーツクラブ
  • 3. コミュニティ・スポーツ論の限界
  • 4. コミュニティからアソシエーションへ
  • 5. アソシエーション・ネットワーク・社会運動
  • 第4章 コロナ禍における運動部活動 : 一斉休校・大会中止・部活クラスター
  • 1. コロナ禍で運動部活動はどうあるべきか
  • 2. 運動部活動を考えるための基礎知識
  • 3. 全国一斉休校と競技大会開催の是非
  • 4. 相次いで発生する部活クラスター
  • 5. コロナ禍で運動部活動はどうあるべきか
  • column 1 子どもの活動スペースは, タレントに影響を及ぼすのか ?
  • 第5章 スポーツ現場の「暴力」問題 : ホリスティック・アプローチの可能性
  • 1. 2012年以降の日本バスケットボール界の状況
  • 2. 暴力行為根絶宣言後に起こったスポーツ界の暴力事件
  • 3. ホリスティック・アプローチ
  • 第6章 スポーツと進路 : 大学への進学とスポーツ推薦入試
  • 1. スポーツ推薦を利用した大学への進学
  • 2. 「進学」とは何か
  • 3. 「進学」と「競争」
  • 4. 多様な入試のひとつとしてのスポーツ推薦入試
  • 5. スポーツ推薦による大学進学の特徴
  • 第7章 スポーツとキャリア形成 : 「体育会系神話」の揺らぎと変容にどう抗うか ?
  • 1. 揺らぐ体育会系神話
  • 2. 体育会系神話の起源 : 「強健なる身体」を持つスーパーエリート
  • 3. 体育会系神話の変容1 : 大学教育のマス化と大学の職安機能
  • 4. 体育会系神話の変容2 : 高等教育のユニバーサル化と経営難大学の定員充足戦略
  • 5. 体育会系神話の現在 : エリート体育会系 / ノンエリート体育会系への分化
  • 6. 体育会系神話の未来 : 日本の大学スポーツ協会・UNIVASと大学に期待すること
  • 第8章 スポーツ・ボランティア : アマチュアリズムとプロフェッショナリズムの狭間で
  • 1. 日本におけるボランティア
  • 2. スポーツ・ボランティア研究の動向
  • 3. ボランティア指導者
  • 4. ボランティア指導者と専門性
  • 5. アマチュアリズム / プロフェッショナリズム / ボランタリズム
  • 6. "ナショナルなもの" への陥穽を超えて
  • 第9章 スポーツツーリズム : 地域は熱狂的なスポーツマニアを受け入れられるのか
  • 1. マス・ツーリズム, 持続可能な観光, そしてスポーツツーリズム
  • 2. 信仰, 科学者の好奇心, 余暇階級の遊びと冒険, そして大衆が旅をする
  • 3. スポーツツーリズムの研究の広がり
  • 4. スポーツツーリズムと受け入れる地域の組織化
  • 5. 持続的なスポーツツーリズムの今後
  • 第2部 スポーツからみる境界のゆらぎ
  • 第10章 ナショナリズム : スポーツとネーションの多様な結びつきとその変化
  • 1. 平成時代におけるスポーツの風景
  • 2. ナショナリズムとは何か
  • 3. スポーツとナショナリズムの多様な結びつき
  • 4. スポーツとナショナリズムのこれから
  • column 2 「組織力の日本」対「体力の韓国」は本当か ? - 自然科学的データに対する社会科学的アプローチへの期待 -
  • 第11章 グローカリゼーション : 伝統的身体文化のスポーツ化と境界を越えた拡張
  • 1. 戦後の沖縄におけるエイサーの変化とスポーツ化
  • 2. 競争の場の成立
  • 3. 標準化しつつ多様性を生み出す競争
  • 4. 文化のスポーツ化とグローカリゼーション
  • 第12章 移民・グローバリゼーション・ローカリゼーション : スポーツをめぐる越境現象からみえる制度・アイデンティティ・地域社会
  • 1. 「スポーツ移民」の問題構成
  • 2. スポーツ移民現象の分類論
  • 3. スポーツ移民研究の現代的課題
  • 4. 視点としての「スポーツ移民」からみる日本のスポーツ
  • column 3 ブレイカーはどこへいくのか
  • 第13章 ドーピング : ドーピング問題の現状とリスクマネジメント
  • 1. ドーピングの歴史と定義
  • 2. アンチ・ドーピング
  • 3. ドーピング問題の実際
  • 4. ドーピングのリスクマネジメント
  • 第14章 ジェンダー : スポーツにおける男女二元論の撹乱
  • 1. 「ジェンダー」の語義と日本における導入・発展
  • 2. 「gender」と「sex」
  • 3. nature or nurture - 「氏」か「育ち」か -
  • 4. スポーツ界で虐げられる「男性」とは
  • 5. 男女共修・男女共習の体育
  • 6. DSDs ( 性分化疾患 ) とトランス女性 ( MtF ) の女性競技への出場について
  • 第15章 スポーツを通じて考える共生社会 : マルクス・レームの大ジャンプが浮き彫りにしたもの
  • 1. マルクス・レーム選手の大ジャンプが問いかけるもの
  • 2. パラリンピックの歩み
  • 3. パラリンピックの「競技化」
  • 4. パラリンピックの競技化の背景
  • 5. オリンピックとパラリンピックの境界線 - アイデンティティからの自由と共生社会 -
  • 第16章 リバース・インテグレーションに伴うインクルーシブ・スタンダードの妥当性
  • 1. リバース・インテグレーション
  • 2. 障害者スポーツ体験者にみる障害者・マイノリティへの対応
  • 3. 車いすを手伝う
  • おわりに
  • 索引
  • 奥付

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

第1部 スポーツ実践の現代的課題

P.14 掲載の参考文献
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笹川スポーツ財団 (2019a) 子ども・青少年のスポーツライフ・データ-4~21歳のスポーツライフに関する調査報告書 2019-. 笹川スポーツ財団.
笹川スポーツ財団 (2019b) スポーツライフ・データ 2018-スポーツライフに関する調査報告書- (2刷). 笹川スポーツ財団.
笹川スポーツ財団 (2020a) スポーツ白書. 笹川スポーツ財団.
笹川スポーツ財団 (2020b) スポーツライフ・データ 2020-スポーツライフに関する調査報告書-. 笹川スポーツ財団.
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スポーツ庁 (2021) 令和2年度 障害者のスポーツ参加促進に関する調査研究.
海老原修 (2003) 現代スポーツ社会学序説. 杏林書院.
海老原修 (2013) 就学前児童の運動・スポーツ現況からみる義務教育年齢引き下げ. 体育の科学, 63 (3) : 210-217.
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Caillois R 著, 多田道太郎ほか訳 (1990) 遊びと人間. 講談社.
海老原修 (2003) 地域スポーツ活動を支える財源論 : 「大きな政府」「小さな政府」それとも「第3の道」-総合型地域スポーツクラブにみるNPO とボランティアを手がかりとして-. 体育の科学, 53 (9) : 644-650.
藤村正之 (1990) 青年文化の価値空間の位相-聖・俗・遊その後. 高橋勇悦ほか編, 青年文化の聖・俗・遊-生きられる意味空間の変客, pp5-42, 恒星社厚生閣.
広井良典 (2014) 「公-共-私」をめぐる進化と「グローバル化の先のローカル化」. 公共研究, 10 (1) : 29-39.
Huizinga J 著, 高橋英夫訳 (1973) ホモ・ルーデンス. 中央公論社.
井上俊 (1977) 遊びの社会学. 世界思想社.
井上俊 (1983) 文化の「日常化」について. 社会学評論, 34 : 148-155.
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経済産業省 (2021b) 未来の学校. https://www.learning-innovation.go.jp/
松尾哲矢 (2015) アスリートを育てる<場>の社会学-民間クラブがスポーツを変えた-. 青弓社.
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日本スポーツ協会 (2021a) 学校運動部活動指導者の実態に関する調査報告書.
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スポーツ庁 (2018) 運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン. https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/013_index/toushin/1402678.htm
スポーツ庁 (2021) 令和2年度総合型地域スポーツクラブに関する実態調査. https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop05/list/detail/1379861.htm
高橋一郎 (1990) 文化的再生産論の再検討-「教育科学の社会学」の試み-. ソシオロジ, 35 : 3-17.
神谷拓 (2015) 運動部活動の教育学入門-歴史とのダイアローグ-. 大修館書店.
松尾哲矢 (2015) アスリートを育てる <場> の社会学-民間クラブがスポーツを変えた-. 青弓社.
友添秀則 (2016) 運動部活動の理論と実践. 大修館書店.
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第2部 スポーツからみる境界のゆらぎ

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