地域リハビリテーション学テキスト 改訂第4版

出版社: 南江堂
著者:
発行日: 2023-02-25
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784524232161
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商品紹介

医療・福祉の観点から地域リハビリテーションについて解説した,高齢者・障害者の生活自立支援に必要な知識・技術を習得するためのテキスト.地域リハビリテーションの現場で求められる知識が充実しているのが特徴.今改訂では,「安全管理」「災害時の理学療法(JRATの活動)」について,また演習・ケーススタディにて「訪問リハビリテーション」「通所リハビリテーション(デイケア)」を新たに盛り込んだ.「理学療法士作業療法士国家試験出題基準令和6年版」に対応.

目次

  • 総 論
     1 地域リハビリテーションの考え方
      A ノーマライゼーションnormalization(等生化)
      B 地域リハビリテーションの定義
      C 理学療法士が担う役割の範囲
      D 時代とともに変わる高齢者リハビリテーションと介護
      E 地域リハビリテーションで求められる考え方と姿勢
      F まとめ
     2 制度の変遷
      A 制度を知ることの意義
      B 制度の変遷
      C まとめ
     3 介護保険サービス概論(介護保険の仕組み)
      A 保険者と被保険者
      B 申請から受給まで
      C 制度の現状と今後
      D 福祉用具と介護保険
     4 地域包括ケアシステムのなかでの理学療法士の役割
      A 人口構造の変化と社会保障への影響
      B 地域包括ケアシステムと地域リハビリテーション
      C 地域リハビリテーションに関連する主な政策の動向
      D 地域リハビリテーションにかかわるリハビリテーション職に期待される役割
      E おわりに
     5 地域支援事業のなかでの理学療法士の役割
      A 地域支援事業創設の背景と見直しの方向性
      B 総合事業の概要と理学療法士の役割
      C 地域ケア会議推進事業の概要と理学療法士の役割
      D 在宅医療・介護連携推進事業の概要と理学療法士の役割
      E おわりに
     6 事業企画に携わる理学療法士
      A 本章の趣旨
      B 企画に携わる理学療法士に求められるもの
      C 具体的事業の実例
      D ケア論が制度論を築く
     7 地域リハビリテーションにおける関連職種の紹介
      A 定義からみた連携の重要性
      B 連携する主な専門家

    各 論
     8 安全管理の基礎知識
      A リスク管理の考え方
      B 標準的な感染対策
      C 急変時対応
     9 介護保険サービス下(生活支援場面)での理学療法(士)
     9—1|生活支援にかかわる理学療法士の役割
     9—2|介護老人保健施設
      A 介護老人保健施設の機能
      B 理学療法士の役割,業務
      C 今後の課題
     9—3|介護老人福祉施設(特別養護老人 ホーム)
      A 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の機能
      B 理学療法士の役割,業務
     9—4|訪問リハビリテーション
      A 訪問リハビリテーションの機能
      B 訪問リハビリテーションのサービスの実際
      C 訪問リハビリテーションの目的再考
     9—5|通所リハビリテーション(デイケア)
      A 通所リハビリテーション(デイケア)の機能
      B 理学療法士の役割,業務
      C まとめ
     9—6|通所介護(デイサービス)
      A 通所介護の機能
      B 通所介護における理学療法士の役割,業務
     10 介護予防と健康増進
     10—1|介護予防と健康増進の概念
      A 介護予防
      B 健康増進
     10—2|これまでの介護予防事業のあり方
      A 介護予防事業
     10—3|介護予防・日常生活支援総合事業の実際
      A 介護予防・日常生活支援総合事業について
      B 介護予防の推進と生活支援の充実
     10—4|[事例]兵庫県洲本市の取り組み
      A 洲本市いきいき百歳体操(住民主体の通いの場)
      B 洲本市自立支援型地域ケア個別会議
     10—5|健康増進を目指す取り組み
      A 理学療法士の健康増進へのかかわり
      B 青・壮・中年期について
     11 リハビリテーション介入の効果判定
      A 何をもって効果判定とするか
      B 介入効果を調べる
      C 効果の判定
      D 具体的な効果判定の解釈例
     12 住環境整備
     12—1|福祉用具の導入による生活環境整備
      A 理学療法士養成における生活環境学
      B 生活環境改善の手法
      C 福祉用具導入の視点とポイント
     12—2|生活環境改善に必要な建築用語の知識
     13 障がい者スポーツ
      A 障がい者スポーツとは
      B パラスポーツの大きな特徴「障害区分classification」
      C パラスポーツの紹介
      D パラスポーツと地域リハビリテーション
     14 災害時の理学療法(JRATの活動)
      A JRATとは
      B 災害時の支援活動の実際
     15 対人援助技術
      A 対人援助とは
      B ケースワークとは
      C ケースワークの原則
      D エンパワメント
      E コミュニケーション技法
      F 対人援助における面接技法
      G マッピング技法
     16 認知症
      A 認知症とは
      B 疾患の特徴と治療および対処法
      C 認知症の本人どうしの支え合い(ピアサポート)
      D 家族の介護負担の軽減
      E 地域の協力
     17 精神領域(統合失調症,双極性障害)
      A 精神疾患とは
      B 精神疾患の状態像と治療
      C 精神疾患に対する適切なリハビリテーション
      D 精神疾患における日常生活の障害
      E 精神領域における理学療法の役割
     18 発達障害
      A 発達障害とは
      B 発達障害の特性と二次障害
      C 発達障害の支援―運動療法を中心に
      D 児童発達支援・放課後等デイサービスにおける理学療法士の実際
     19 慢性呼吸不全
      A 慢性呼吸不全とは
      B 疾患の概説
      C 呼吸リハビリテーション
      D 呼吸理学療法
      E 在宅酸素療法(HOT)
      F 在宅人工呼吸療法(HMV)
     20 口腔・嚥下機能低下
      A 嚥下の仕組み
      B 加齢による口腔・嚥下機能の低下
      C 口腔・嚥下機能の評価
      D 口腔・嚥下機能低下に対する理学療法
     21 ターミナルケア
      A ターミナルケアとは
      B 日本人の死因と亡くなる過程
      C がん患者のターミナルケア
      D 非がん患者のターミナルケア
      E リスク管理
      F 在宅ターミナルケアを取り巻く現状と課題演習・ケーススタディ
     22 実際の事例
     22—1|訪問リハビリテーション
      A 事例紹介
      B 本事例への介入
     22—2|通所リハビリテーション(デイケア)
      A 事例紹介
      B 本事例への介入
     22—3|脳卒中
      A 事例紹介
      B 本事例への介入
     22—4|進行性の難病
      A 事例紹介
      B 本事例への介入
     22—5|精神疾患
      A 事例紹介
      B 本事例への介入
     22—6|認知症
      A 事例紹介
      B 本事例への介入
     22—7|重症心身障害
      A 事例紹介
      B 本事例への介入

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