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SGLT2阻害薬がもたらす心不全治療ストラテジーの変革

出版社：	先端医学社
著者：	筒井裕之山本一博(編)
発行日：	2023-03-01
分野：	臨床医学：内科 > 循環器一般
ISBN：	9784865505757
電子書籍版：	2023-03-01 （第1版第1刷）

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商品紹介

SGLT2阻害薬を筆頭に心不全治療におけるFantastic Fourの解説を施した、ストラテジーシリーズ最新刊!
わが国では現在、“心不全パンデミック”と称される状態に陥っている。患者のQOLを損なわないために、心不全に対する取り組み強化は重要である。薬物治療は心不全治療の根幹であり、とくにSGLT2阻害薬はHFpEFにも有効性を示したことがあげられる。心不全におけるSGLT2阻害薬治療に焦点を当てた一冊。

第1章：わが国における心不全治療の現状を探る
第2章：心不全の病態を探る
第3章：心不全の診断と治療の考え方を探る
第4章：SGLT2阻害薬の薬理作用と多因子介入による効果を探る
第5章：SGLT2阻害薬による心不全の予防と治療のストラテジーを探る
第6章：SGLT2阻害薬を使用する際の注意点を探る
第7章：SGLT2阻害薬による心不全治療の今後の展望をみる

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販売価格 1,045 円（税込）

第1章 : わが国における心不全治療の現状を探る

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第1章 : わが国における心不全治療の現状を探る

P.1
1. わが国における心不全の疫学をみる

P.2
はじめに

P.2
1. 心不全患者数

P.2
2. 心不全の特徴

P.2
3. 心不全の予後

P.4
おわりに

P.5
2. 心不全の定義とステージ分類

P.7
はじめに

P.7
1. 心不全の国際定義

P.7
2. 心不全のステージ分類

P.8
3. LVEF による心不全の分類

P.9
1) HFrEF

P.9
2) HFpEF

P.9
3) HFmrEF

P.9
4) HFimpEF

P.10
おわりに

P.10

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第2章 : 心不全の病態を探る

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第2章 : 心不全の病態を探る

P.13
1. 糖代謝ホルモン制御と心不全の関連をみる

P.14
はじめに

P.14
1. インスリンによる糖代謝制御と心不全

P.14
1) インスリン抵抗性と心不全の病態メカニズム

P.14
2) 糖毒性と心不全の病態メカニズム

P.15
3) 脂肪毒性と心不全の病態メカニズム

P.15
2. インクレチンによる糖代謝制御と心不全

P.17
1) DPP - 4 と GLP - 1 と心不全の関係

P.17
2) インクレチン製剤の大規模臨床試験

P.18
おわりに

P.18
2. 神経体液性因子と心不全の病態をみる

P.21
はじめに

P.21
1. 代謝病 - 心不全

P.21
2. 神経体液性因子制御にもとづいた心不全治療

P.22
3. SGLT

P.23
4. SNS

P.23
5. RAAS

P.23
6. ANP と BNP

P.23
おわりに

P.25
3. HFrEF と HFpEF の病態をみる

P.26
はじめに

P.26
1. LVEF に基づく心不全分類

P.26
2. 疫学

P.27
3. 機序からみた病態

P.27
4. LVEF の変化からみた病態

P.27
5. 予後からみた病態

P.28
6. 治療の反応性からみた病態

P.28
おわりに

P.28
4. 心腎連関から心不全の病態をみる - 炎症, 酸化ストレス

P.30
はじめに

P.30
1. 腎障害が心血管イベントを生じさせる症候群

P.30
2. 腎障害が心臓を悪くする機序

P.31
3. 酸化ストレスによって腎障害患者の心臓が悪くなる機序

P.31
4. 炎症によって腎障害患者の心臓が悪くなる機序

P.31
おわりに

P.32

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第3章 : 心不全の診断と治療の考え方を探る

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第3章 : 心不全の診断と治療の考え方を探る

P.35
1. 心不全の診断とバイオマーカーの意義

P.36
はじめに

P.36
1. 実臨床におけるバイオマーカーの有用性

P.37
1) スクリーニング

P.37
2) 心不全の補助診断

P.37
3) BNP ガイド下治療

P.37
4) 重症度評価および予後予測

P.38
2. ARNI 時代の BNP ( NT - proBNP ) 測定の意義

P.38
3. SGLT2 阻害薬の BNP ( NT - proBNP ) に対する影響

P.38
おわりに

P.39
2. 画像による心機能解析からみた心不全のリスク評価

P.41
はじめに

P.41
1. 収縮機能障害

P.41
2. 拡張機能

P.42
おわりに

P.43
3. 心不全の治療アルゴリズムをみる

P.46
はじめに

P.46
1. 心不全の分類と治療の基本

P.46
1) HFrEF

P.46
2) HFmrEF と HFpEF

P.48
3) HF 併存症の治療

P.48
4) Stage D の治療

P.48
2. 心不全治療薬を導入するためのアルゴリズム

P.48
おわりに

P.49

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第4章 : SGLT2 阻害薬の薬理作用と多因子介入による効果を探る

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第4章 : SGLT2 阻害薬の薬理作用と多因子介入による効果を探る

P.51
1. SGLT2 阻害薬による尿糖排泄作用

P.52
はじめに

P.52
1. 腎での尿糖再吸収機序

P.52
2. 利尿作用

P.53
3. 体重減少作用

P.53
4. 心血管疾患・心不全への影響

P.54
5. 腎機能への影響

P.55
6. 投薬時の注意点

P.55
おわりに

P.55
2. 心腎連関からみた SGLT2 阻害薬の作用機序

P.57
はじめに

P.57
1. 心腎連関を介したうっ血性心不全増悪のメカニズム

P.57
2. SGLT2 阻害薬の心不全抑制機序

P.58
1) ナトリウム利尿作用

P.58
2) 糸球体過剰濾過の是正

P.58
3) 腎臓組織低酸素の改善

P.59
4) 交感神経活動の改善

P.59
5) 貧血の改善

P.59
6) 腎臓・心臓代謝への影響

P.60
おわりに

P.60
3. SGLT2 阻害薬の心血管保護作用をみる

P.61
はじめに

P.61
SGLT2 阻害薬に推定される心血管保護作用のメカニズム

P.61
おわりに

P.65

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第5章 : SGLT2 阻害薬による心不全の予防と治療のストラテジーを探る

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第5章 : SGLT2 阻害薬による心不全の予防と治療のストラテジーを探る

P.67
1. 糖尿病患者 ( 心不全発症前 ) における心不全発症予防としての SGLT2 阻害薬の使い方を探る

P.68
はじめに

P.68
糖尿病と SGLT2 阻害薬

P.69
おわりに

P.69
2. CKD ( 心不全発症前 ) における心不全発症予防としての SGLT2 阻害薬の使い方を探る

P.71
はじめに - 慢性腎臓病 ( CKD ) 治療の療養指導

P.71
1. 心腎連関と worsening renal function ( WRF )

P.71
2. CKD に対する SGLT2 阻害薬の有効性 : その機序

P.72
3. CKD に対する SGLT2 阻害薬の有効性 : 臨床研究

P.72
おわりに - CKD 患者における心不全発症予防としての SGLT2 阻害薬の使い方を探る

P.74
3. SGLT2 阻害薬の適応と特徴をみる

P.76
はじめに

P.76
1. 高齢者への SGLT2 阻害薬使用を考える

P.76
2. 糖尿病患者に対する心不全予防を見据えた SGLT2 阻害薬の使用

P.77
3. 心不全患者に対する SGLT2 阻害薬の効果

P.78
おわりに - 筆者の考える SGLT2 阻害薬を導入すべき心不全患者像

P.81
4. 急性・慢性心不全の SGLT2 阻害薬のエビデンスをみる

P.83
はじめに

P.83
1. 慢性心不全におけるエビデンス

P.83
2. 急性心不全におけるエビデンス

P.84
おわりに

P.85
5. SGLT2 阻害薬のガイドラインでの位置づけをみる ( 海外およびわが国 )

P.87
はじめに

P.87
1. SGLT2 阻害薬の最近の流れ

P.87
2. HFrEF に対するガイドライン

P.88
3. HFmrEF および HFpEF のガイドライン

P.89
4. 糖尿病合併症例に関して

P.89
おわりに

P.90
6. 慢性心不全と SGLT2 阻害薬について

P.91
はじめに

P.91
1. 慢性心不全とは

P.91
2. 心不全の分類

P.91
3. SGLT2 阻害薬と心不全

P.91
4. SGLT2 阻害薬の心不全への効果

P.92
5. 患者への生活指導

P.93
おわりに

P.94

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第6章 : SGLT2 阻害薬を使用する際の注意点を探る

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第6章 : SGLT2 阻害薬を使用する際の注意点を探る

P.97
1. SGLT2 阻害薬の副作用をみる

P.98
はじめに

P.98
1. 尿路・性器感染症

P.99
2. ケトアシドーシス

P.99
3. 筋肉量や骨へ与える影響

P.100
おわりに

P.101
2. 他の薬剤との相互作用をみる

P.104
はじめに

P.104
1. SGLT2 阻害薬の作用機序

P.104
2. 心不全の病型分類別治療法の新たな考え方

P.105
3. 他の薬剤との相互作用からみた Fantastic Four における SGLT2 阻害薬の位置づけ

P.106
4. SGLT2 阻害薬導入時の利尿薬の調整

P.107
5. SGLT2 阻害薬を投与する前に確認すべきこと

P.107
おわりに

P.108
3. SGLT2 阻害薬を高齢者へ投与する際の注意点をみる

P.110
はじめに

P.110
1. 体液量減少

P.110
2. 腎機能障害

P.111
3. ケトアシドーシス, 低血糖

P.111
4. フレイル, 老年症候群

P.111
おわりに

P.113
4. SGLT2 阻害薬を腎機能が低下した患者へ投与する際の注意点をみる

P.115
はじめに

P.115
1. CKD 患者に対する腎イベント抑制効果～CREDENCE, DAPA - CKD, EMPA - KIDNEY～

P.115
2. 心不全の大規模臨床試験にみる腎機能別解析～DAPA - HF, EMPEROR - Reduced, EMPEROR - Preserved～

P.116
3. SGLT2 阻害薬と eGFR の推移

P.118
4. SGLT2 阻害薬と循環血漿量

P.118
おわりに

P.119
5. SGLT2 阻害薬を女性へ投与する際の注意点をみる

P.120
はじめに

P.120
1. SGLT2 阻害薬の有効性における性差

P.120
2. SGLT2 阻害薬の安全性における性差

P.121
3. SGLT2 阻害薬を服薬中の感染症と女性へ投与する際の注意点

P.121
4. SGLT2 阻害薬とフルニエ壊疽

P.122
おわりに

P.122

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第7章 : SGLT2 阻害薬による心不全治療の今後の展望をみる

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第7章 : SGLT2 阻害薬による心不全治療の今後の展望をみる

P.125
1. 心不全患者の長期予後における SGLT2 阻害薬の役割を考える

P.126
はじめに

P.126
1. SGLT2 阻害薬の現時点での慢性心不全治療におけるエビデンスと立ち位置

P.126
2. 今後どのような範囲までその適応が拡大されていくか

P.128
おわりに

P.129
2. 健康寿命延伸の観点から SGLT2 阻害薬による心不全治療を考える

P.131
はじめに

P.131
1. SGLT2 阻害薬の健康寿命の延伸への期待

P.132
2. SGLT2 阻害薬のフレイルな心不全患者への期待

P.134
おわりに

P.135
3. 慢性心不全患者の QOL と SGLT2 阻害薬の役割を考える

P.136
はじめに

P.136
1. SGLT2 阻害薬の QOL への効果

P.136
1) HFrEF 患者を対象とした臨床試験

P.136
2) HFpEF 患者を対象とした臨床試験

P.137
3) 心不全入院患者を対象とした臨床試験

P.138
2. SGLT2 阻害薬と運動機能

P.139
3. 実臨床での SGLT2 阻害薬の使用

P.139
おわりに

P.139
4. 新規心不全治療としての SGLT2 阻害薬の役割と今後の展望をみる

P.142
はじめに

P.142
1. 心不全治療薬としてのエビデンス

P.142
1) 慢性心不全 : HFrEF

P.142
2) 慢性心不全 : HFpEF + HFmrEF

P.143
3) 急性心不全

P.143
2. 作用機序から考える SGLT2 阻害薬の位置づけ

P.144
1) 糖尿病治療薬としての側面

P.144
2) 利尿薬としての側面

P.144
3) CKD 治療薬としての位置づけ

P.144
おわりに - 今後の展望

P.146

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