もっとわかる ナースのための 急性期(ICU・救急)の輸液

出版社: 照林社
著者:
発行日: 2023-04-01
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784796525862
書籍・雑誌
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2,420 円(税込)

商品紹介

ICUや救急などで行われる急性期の「輸液管理」を、実践的に学んで臨床力UP♪
輸液は医師が処方するものなので、投与の根拠がわからず、どうしても難しいと感じてしまうものです。けれども、毎日投与している輸液のことがきちんと理解できると、いつもの看護がもっと楽しく、自信をもってできるようになります。
新人・若手ナースは「なぜ、この輸液を選択するのか、治療の意味がわかる」ために、もっとしっかり学びたい先輩ナースは「輸液投与の根拠を理解したうえで、患者にとってのリスクを避ける」ために、ナビゲーターの焼きイモと一緒に、本書で集中治療における輸液を楽しく学んでいきましょう。

目次

  • Part1 まず、輸液のキホンを知ろう
     1.身体のなかって、どうなっているの? 体液区分(8:3:1)のハナシ
     2.1日に必要な水分量はどのくらい? 必要量と喪失量のハナシ
     3.脱水になる原因は何? ややこしい脱水のハナシ( 細胞内・細胞外脱水)
     4. のどって、なぜ渇くの? 浸透圧( 血漿浸透圧)のハナシ
     5.1日に必要なカロリー、ビタミン、電解質はどのくらい? 電解質の役割をおさえる
     6.輸液って、何を投与すればよいの? 輸液製剤の種類と目的
     7.特殊な製剤や点滴には何があるの? 輸血用血液製剤、膠質液(アルブミン製剤、人工膠質液など)
     8.栄養たっぷりの高カロリー輸液って何? 経静脈栄養法( PPN/TPN )、投与における注意点など
     9.理解度チェック&解説

    Part2 足りている? 足りていない? 輸液のアセスメント
     1.適切な管理って、どのくらい? 輸液管理で行うアセスメント
     2.フィジカルアセスメントで脱水ってわかるの? 輸液を行うときに気になる身体所見
     3.そもそも血圧って何? 輸液を行うときに気になるバイタルサイン
     4.輸液を行うときに気になる 胸部X線画
     5.循環血漿量の評価につながる検査データって何? 輸液を行うときに気になる検査データ
     6.理解度チェック&解説

    Part3 急性期(ICU・救急)における 専門的な輸液管理
     1.どの輸液をいつまで投与する? 最低限必要なカロリーは? 周術期の輸液管理
     2.サードスペースって何? 侵襲による血管透過性亢進
     3.ICUでよくみる電解質異常① 低/高ナトリウム血症
     4.ICUでよくみる電解質異常② 低/高カリウム血症、その他の電解質
     5.ICUでの腕の見せどころ、患者を救おう! ショック( 敗血症を除く)
     6.感染に負けるな! 組織循環を維持しよう! 敗血症における急性期管理
     7.じつはとてもややこしい!? 電解質異常③ SIAD HとDKA 、HHS
     8.輸液を「足す」より「引く」ことが大事!? 呼吸不全( 心不全、ARDSなど)
     9.行きはよいよい、帰りは怖い( 輸液後の排泄が難しい)腎不全( AKI 、CKD 、HD )
     10.身体のなかは大炎上、とりあえず輸液! 急性膵炎( 重症急性膵炎)
     11.病態に応じた栄養療法がカギ 肝不全
     12.食べたらダメって、どういうこと! ? リフィーディング症候群
     13.患者にとっての最善が何かを考え続けよう エンドオブライフにある患者の輸液療法
     14. 理解度チェック&解説

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