家で診ていく誤嚥性肺炎 チームでつむぐ在宅医療

出版社: 南山堂
著者:
発行日: 2023-04-26
分野: 臨床医学:一般  >  プライマリケア
ISBN: 9784525213619
書籍・雑誌
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2,970 円(税込)

商品紹介

COVID-19のため入院するとなかなか面会できない現状もあり,「最期は家で」と希望する患者さんは増えています.徐々に弱っていき誤嚥性肺炎を繰り返すような患者さんをできるだけ家で診ていくためには,どうすればいいのでしょうか.
本書では,肺炎を起こすようになる前,入院後自宅に帰るとき,家で治療する場合,肺炎を繰り返すようになる時期,看取り,のそれぞれの時期で,患者さんやご家族を支えるための知識や技術,話し合っておくべきこと,などをまとめました.多職種で,患者さんやご家族のQOLを上げていくための方法がぎっしり詰まった一冊です.

目次

  • 第1章 誤嚥性肺炎を起こさないために
     A 誤嚥性肺炎を起こす前に
     B 初期に考慮すべき原因疾患
     C 薬 剤
     D 栄養・食事
     E 身体活動性の向上
     F 口腔の異常
     G 嚥下評価と訓練
     H ワクチン
     I この段階で話し合っておくこと
    インタビュー(1)歯科医の視点
    インタビュー(2)管理栄養士の視点

    第2章 誤嚥性肺炎患者さんが退院したら ―準備と実践―
     A 帰る前にやっておくこと
     B 退院後,在宅に戻ってきてからの注意
     C 食形態
     D 飲み物,とろみ
     E 食事の観察と介助
     F 痰の管理
     G リハビリテーション
     H この段階で話し合っておくこと
    インタビュー(3)ケアマネジャーの視点
    インタビュー(4)薬剤師の視点
    インタビュー(5)言語聴覚士(ST)の視点

    第3章 家で治療する
     A 在宅での誤嚥性肺炎の診断
     B 在宅医療でできることは?
     C 新規原因診断
     D 在宅で行う抗菌薬,輸液治療
     E 排痰管理
     F 食事,飲水,内服
     G この段階で話し合っておくこと
    インタビュー(6)訪問看護師の視点
    インタビュー(7)理学療法士(PT)の視点

    第4章 下降期を家で診る
     A 何を目的に病院に紹介するか?
     B 口から食べる工夫
     C 嚥下のpoint of no returnの判断
     D 内服の工夫,減量
     E この段階で話し合っておくこと
     F 話し合いで意識すべきこと
    インタビュー(8)医師の視点
    インタビュー(9)言語聴覚士(ST)の視点

    第5章 終末期と家での看取り
     A 肺炎を治療しない選択肢
     B 肺炎終末期の症状緩和
     C 看取りにおける家族,施設職員ケア
     D 死亡確認,グリーフケア
    インタビュー(10)訪問看護師の視点
    インタビュー(11)施設職員の視点

    座談会 監修 平原先生に聞く

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