ステップアップ運動生理学

出版社: 杏林書院
著者:
発行日: 2018-10-01
分野: 保健・体育  >  体育学一般
ISBN: 9784764411944
電子書籍版: 2018-10-01 (第1版第1刷)
電子書籍
章別単位で購入
ブラウザ、アプリ閲覧

2,860 円(税込)

商品紹介

本書は「運動生理学」の入門編を終え、さらなる知識を求めようとする人のために、咀嚼するのに高度な知識が必要な専門書を読み解く前の書として刊行しました。入門書と専門書を橋渡しすることを目指し、メモを書き込むスペースを広く設けるとともに、重要な内容をキーポイントとしてところどころに記載しました。スポーツ科学を専攻する学生・大学院生はもとより、理学療法士・作業療法士養成校の学生、地域社会におけるスポーツの指導者、アスリートあるいは研究者にお薦めの1冊です。

目次

  • 表紙
  • 執筆者
  • 序文
  • 目次
  • 1章 生体の構成要素
  • 1.1 細胞
  • 1.2 タンパク質
  • a. アミノ酸
  • b. タンパク質の構造と種類
  • 1.3 糖質
  • a. 糖質の構造と種類
  • b. 糖質の運搬と貯蔵
  • 1.4 脂質
  • a. 脂質の構造と種類
  • b. 脂質の運搬と貯蔵
  • 1.5 ミネラル
  • 2章 神経系の構造と働き
  • 2.1 神経細胞の構造
  • 2.2 興奮の伝導と伝達
  • a. 興奮の伝導
  • b. 興奮の伝達
  • 2.3 神経系の分類
  • 2.4 構造と機能
  • a. 中枢神経系
  • b. 末梢神経系
  • 3章 神経系と運動
  • 3.1 錐体路系と錐体外路系
  • 3.2 脊髄レベルでの調節
  • a. 筋紡錘と腱紡錘
  • b. 相反抑制
  • 3.3 運動単位
  • a. 運動単位とは
  • b. 運動単位の動員
  • 3.4 動きの習得
  • 3.5 運動が脳血流量および認知機能に及ぼす影響
  • a. 脳血流量
  • b. 認知機能
  • 4章 筋におけるエネルギー供給系
  • 4.1 酵素の働き
  • 4.2 アデノシン三リン酸
  • 4.3 エネルギー供給の3つのルート
  • a. ATP - PCr系
  • b. 解糖系
  • c. 有酸素系
  • d. 運動のタイプとエネルギー供給系との関係
  • 5章 筋の構造と特性および収縮の仕組み
  • 5.1 筋の種類と全体構造
  • 5.2 微細構造
  • a. 神経筋接合部
  • b. 横行小管
  • c. 筋小胞体
  • d. 筋原線維
  • 5.3 筋原線維の収縮と弛緩
  • 5.4 筋線維の種類と特性
  • a. 筋線維の種類
  • b. 収縮特性
  • c. 代謝特性
  • d. 筋線維組成
  • 6章 収縮活動に伴う筋の適応変化
  • 6.1 持久性トレーニングによる変化
  • a. 筋線維組成
  • b. エネルギー供給系
  • c. 毛細血管および筋線維横断面積
  • d. 変化をもたらすシグナル経路
  • 6.2 瞬発性トレーニングによる変化
  • a. エネルギー供給系
  • b. 筋小胞体
  • c. 筋線維組成および筋線維横断面積
  • 6.3 筋力トレーニングによる変化
  • a. 筋力
  • b. 筋線維の肥大と増殖
  • c. 筋線維組成およびエネルギー供給系
  • d. 筋肥大における衛星細胞の役割
  • e. 筋肥大をもたらすシグナル経路
  • 6.4 筋活動量低下による変化
  • a. 筋力および筋の萎縮
  • b. 筋線維組成およびエネルギー供給系
  • c. 筋委縮をもたらすシグナル経路
  • 7章 筋疲労と筋損傷
  • 7.1 筋疲労および筋損傷とは
  • 7.2 興奮・収縮連関と筋機能の低下
  • 7.3 筋疲労
  • a. 高強度短時間運動における要因
  • b. 長時間運動における要因
  • c. 共通の要因
  • 7.4 筋損傷
  • a. 筋の収縮様式と筋損傷
  • b. 筋損傷の要因
  • 8章 運動と循環
  • 8.1 血液
  • a. 血漿
  • b. 赤血球
  • c. 白血球
  • d. 血小板
  • 8.2 血管
  • a. 種類と構造
  • b. 特徴と機能
  • 8.3 心臓の構造と機能
  • a. 構造
  • b. 拍動の自動性
  • c. 心拍出量
  • 8.4 血流の配分
  • a. 体循環と肺循環
  • b. 安静時および運動時の血流量
  • 8.5 血圧
  • a. 心臓の拍動周期と血圧
  • b. 血圧の調節
  • c. 運動時の血圧
  • 8.6 トレーニングによる循環器系の変化
  • a. 心臓の形態と機能
  • b. 血液量
  • c. 毛細血管
  • 9章 運動と呼吸
  • 9.1 呼吸と呼吸器
  • 9.2 肺換気
  • a. 呼吸運動
  • b. 換気量
  • 9.3 ガス交換
  • a. ガスの移動
  • b. 拡散係数
  • 9.4 血液によるガスの運搬
  • a. 酸素の運搬
  • b. 二酸化炭素の運搬
  • 9.5 呼吸の調節
  • 10章 ガス交換機能と運動パフォーマンス
  • 10.1 酸素摂取量
  • a. フィックの法則
  • b. 最大酸素摂取量
  • 10.2 運動後過剰酸素消費量
  • 10.3 呼吸商
  • 10.4 無酸素性作業閾値
  • a. 乳酸の産生とその処理
  • b. 血中乳酸塩の蓄積
  • c. 乳酸性作業閾値と換気性作業閾値
  • d. 乳酸性作業閾値と換気性作業閾値が一致する理由
  • 10.5 トレーニングに伴う変化
  • a. 最大酸素摂取量
  • b. 無酸素性作業閾値
  • c. 運動後過剰酸素消費量
  • 11章 運動と環境
  • 11.1 体温調節
  • a. 体温
  • b. 熱の産生と放散
  • c. 体温調節の仕組み
  • 11.2 暑熱環境下での運動
  • a. 体温に影響を与える環境要因
  • b. 脱水症
  • c. 有酸素性作業能力への影響
  • 11.3 暑熱環境と熱中症
  • a. 熱中症とは
  • b. 暑熱環境の評価
  • c. 熱中症発生率と湿球黒球温度の関係
  • 11.4 熱中症の予防
  • a. 運動時における水分摂取
  • b. 身体冷却
  • c. 暑熱順化
  • 11.5 寒冷環境下での運動
  • a. 寒冷環境での体温調節
  • b. 寒冷環境と運動パフォーマンス
  • c. 寒冷環境に対する対策
  • 11.6 高所環境下での運動
  • a. 高所と高山病
  • b. 高所における酸素の運搬
  • c. 高所環境と運動パフォーマンス
  • d. 高所順化
  • e. 高所トレーニング
  • 12章 体脂肪と肥満
  • 12.1 肥満と肥満症
  • 12.2 肥満の判定
  • a. 体脂肪による判定
  • b. 身長と体重による判定
  • 12.3 脂肪細胞の大きさと数
  • 12.4 肥満のタイプ
  • 12.5 肥満の原因
  • a. 遺伝
  • b. ライフスタイル
  • 12.6 肥満の現状
  • 13章 生活習慣病と運動
  • 13.1 生活習慣病とは
  • 13.2 生活習慣病の特徴
  • a. 動脈硬化
  • b. 高血圧
  • c. 脂質異常症
  • d. 糖尿病
  • e. メタボリックシンドローム
  • 13.3 運動処方
  • a. 運動処方とは
  • b. 運動処方の自由度
  • c. 運動処方の構成要素
  • d. 生活習慣病に対する運動の効果と留意点
  • 14章 運動と栄養
  • 14.1 栄養素の分類
  • 14.2 栄養素の特徴
  • a. 糖質
  • b. 脂質
  • c. タンパク質
  • d. ビタミン
  • e. ミネラル
  • f. 水
  • 14.3 スポーツ選手の食事
  • a. 糖質の摂取
  • b. タンパク質の摂取
  • c. 脂質の摂取
  • 付録 略語・記号・単位
  • 付録 補足説明索引
  • 索引
  • 奥付

最近チェックした商品履歴

Loading...