人生を変える健康学 がんを学んで元気に100歳

出版社: 日経BP社
著者:
発行日: 2023-06-27
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 9784296116010
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1,760 円(税込)

商品紹介

がんは日本人の2人に1人が患う病気ですが,わずかな知識の有無で運命が変わってしまう病気でもあります。がんになりにくい生活習慣,最新の治療法,リスクの捉え方など,役立つ情報を満載。あなたの健康を守る防波堤として役立ててください。
日本経済新聞の人気連載「がん社会を診る」をベースに,書き下ろしを加えて構成。

目次

  • 序章 人生100年時代の健康学 「生きる」ために知っておきたいこと
    「がん社会」は成熟国家の必然
    「若い」高齢者、就労意識も変化
     ヘルスリテラシーが最良の処方箋
     3段階の予防策で備えを
     中学校や高校のがん教育が本格化
     がんリテラシー向上プロジェクト

    第1章 思い込みをリセットしよう がんや健康のこと、誤解していませんか?
     思い込み(1) 「野菜でがん予防、肉はからだに悪い」
     思い込み(2) 「遺伝だから、努力してもムダ」
     思い込み(3) 「いまさら禁煙しても遅い」
     思い込み(4) 「酒は百薬の長です」
     思い込み(5) 「日本人のがんと言えば、胃がん」
     思い込み(6) 「大腸がん? 検査陽性は痔のせい」
     思い込み(7) 「仕事を辞めて治療に専念」
     思い込み(8) 「コロナがこわい、検診も自粛」

    第2章 がん予防もアナタらしく 自分に必要なチェックポイントを確認
     少しずつでも運動の習慣を
     映画のワンシーンから歯周病予防
     嫌われ者の花粉症にプラス効果
     体重計に乗って一喜一憂のススメ
     触ってチェック、自分の体に関心
     検診にもデジタルクーポン
     がんになりにくい眼や耳も忘れずに
     猫に学ぶ生き方
     病院嫌いのアナタに

    第3章 養老孟司先生とともに 安田講堂での講演会から
     養老孟司先生の特別講演
      15キロ体重が減って、寝てばかり
      子ども時代の病院体験
      命を真面目に考えると
      歳をとってわかること
     トークセッション
      あるいは過剰診断?
      まだやりたいことがあった
      人間はそんなに論理的ではない
      突き詰めることは善なのか

    第4章 ヘルスリテラシーを高めよう がんを避けるために・がんになったら
     生活習慣の「最適化」を図る
     住民がん検診が早期発見の第一歩
     増殖過程で「個性」を持つがん
     膵臓がんが急増、背景に糖尿病
     直腸がん治療、生活の質も考慮
     40歳未満ではがん患者の8割が女性
     子宮頸がんの正しい知識を
     がん治療の国際化をめざして
     乳がん治療の現在
     一人一人に最適な治療法を
     働く人を支える放射線治療
     保険適用で最善の治療が受けられる
     あやしい医療、見破るコツ
     第4の柱「免疫チェックポイント阻害薬」
     緩和ケアの新常識を共有
     放射線と神経ブロックで痛みを緩和
     格差が罹患率・受診率に影響
     進行がんは経済的にも負担が大きい
     がん治療にもAI活用

    第5章 リスクの「量」を見きわめる 危険を正しく判断、未来を読む力を
     検査の自粛で懸念される進行がん
     新型コロナ感染症とがん治療
     原発事故と小児甲状腺がん
     過剰診断の見直しが必要
     韓国の過剰診断問題に学ぶ
     トリチウム、人体への影響は?
     ALPS処理水、海に放出へ
     ウクライナのがん事情
     ゼロリスク社会の落とし穴

    第6章 「がんの壁」を越えよう 超高齢社会のフロントランナー
    「一がん息災」という考え方
     坂本龍一氏を襲った直腸がん
     経営者の行動が社員を守る
     がんでも働ける職場づくり
     企業向け個別助言に高い評価
    「治す」と「癒やす」で患者を支える
     がんも「ピンピンコロリ」型に
     80歳までにがんで命を落とさないために

    母の入院と養老先生 あとがきに代えて

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