深掘り! 関係行政論 産業・労働分野

出版社: 北大路書房
著者:
発行日: 2023-10-20
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784762832284
書籍・雑誌
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2,970 円(税込)

商品紹介

働いてからも使える! 心理職の「下地」をつくる法制度入門書,第2弾。企業内や外部EAP機関等の産業・労働分野で求められる法律やガイドラインを,労働者のメンタルヘルス,性別を問わない働き方,ハラスメント,過労死,職場復帰などのテーマ別に解説する。最新データや支援方法の事例も紹介,心理実習の学びにも最適。

目次

  • はしがき
    序章 公認心理師と産業・労働分野―公認心理師法―
     1.公認心理師とは何か
     2.産業・労働分野で働く公認心理師

    第1章 労働とは何か―労働基準法―
     1.労働基準法制定から働き方改革まで
     2.労働基準法?労働契約法
     (1)労働契約の成立
     (2)労働条件
     (3)労働時間
     (4)休憩
     (5)休日
     (6)適用除外
     (7)時間外・休日労働
     (8)割増賃金
     (9)労働時間の柔軟化
     (10)労働時間の算定に関する特則
     (11)休暇
     3.労働時間の現状
     事例を読む 労働者の働き方を支援する
     ワーク1
     Column 1 医師の働き方改革

    第2章 労働者のメンタルヘルスを守る―職場における心の健康づくり―
     1.職場における心の健康づくり
     (1)メンタルヘルス不調とは
     (2)一次予防・二次予防・三次予防
     (3)心の健康づくり計画
     (4)4つのケア
     (5)安全配慮義務
     2.労働者のメンタルヘルスに関わる専門職・関係機関
     (1)産業医と主治医
     (2)衛生管理者
     (3)保健師
     (4)心理職
     (5)外部EAP
     (6)医療機関
     (7)障害者職業センター
     (8)産業保健総合支援センター
     3.職業生活のストレスとメンタルヘルス対策
     (1)メンタルヘルス対策の取り組み状況
     (2)職業生活での強いストレス等の状況
     (3)精神障害等による労災認定件数
     (4)自殺した労働者数の推移
     事例を読む 予防に関する研修とカウンセリング
     ワーク2
     Column 2 労働者のメンタルヘルスケアに活用する認知行動療法

    第3章 労働者の安全を支える―労働安全衛生法―
     1.労働安全衛生法
     (1)目的
     (2)事業者等の責務
     (3)労働者の責務
     (4)労働災害防止計画
     (5)安全衛生管理体制
     (6)労働衛生対策
     2.ストレスチェック制度
     3.メンタルヘルス対策とストレスチェックの実施状況
     (1)事業場におけるメンタルヘルス対策取り組み状況
     (2)ストレスチェック制度と集団分析における事業所内での活用の状況
     事例を読む ストレスチェックの実施について
     ワーク3
     Column 3 傾聴の重要性

    第4章 性別を問わない働き方を進める―男女雇用機会均等法と育児・介護休業法―
     1.男女雇用機会均等法
     (1)直接差別
     (2)間接差別
     (3)婚姻・妊娠・出産を理由とする不利益な取り扱い
     2.育児・介護休業法
     (1)育児休業
     (2)男性の育児休業
     (3)子の看護休暇
     (4)介護休業
     (5)介護休暇
     3.働き方の男女差
     (1)ジェンダーギャップ
     (2)男女の給与
     (3)結婚と出産
     (4)育休取得率
     (5)介護
     (6)性役割態度
     事例を読む 介護の制度と実際
     ワーク4
     Column 4 ジェンダーギャップの地域差

    第5章 ハラスメントから労働者を守る―労働施策総合推進法―
     1.ハラスメントに関わる法律
     (1)労働施策総合推進法
     (2)男女雇用機会均等法と育児・介護休業法
     2.職場におけるハラスメント防止
     (1)事業主が講ずべき措置とは
     (2)啓発活動とマニュアル 
     3.ハラスメントとその対応の現状
     事例を読む 組織外の人が関係するハラスメント
     ワーク5
     Column 5 アカデミック・ハラスメント

    第6章 過労死等から労働者を守る―過労死等防止対策推進法―
     1.過労死防止法
     (1)沿革
     (2)過労死等の防止のための対策
     2.過労死等防止に対する取り組み
     (1)過労死等をめぐる調査・分析
     (2)過労死等の防止のための対策
     (3)啓発
     (4)相談体制の整備等
     3.労災補償
     (1)労働災害
     (2)過労死等の認定基準
     (3)過労による精神障害・過労自殺の認定基準
     (4)労災補償の手続き
     (5)労災補償の内容
     4.過労死等防止対策の現状
     (1)労働時間
     (2)勤務間インターバル制度
     (3)年次有給休暇
     (4)メンタルヘルス対策
     (5)メンタルヘルスについての相談
     (6)ストレスチェック
     事例を読む 長時間労働者を支援する
     ワーク6
     Column 6 教師の過重労働

    第7章 労働者の職場復帰を支援する―職場復帰支援―
     1.心の健康問題における職場復帰支援
     (1)職場復帰支援の流れ
     (2)プライバシーの保護への配慮
     (3)健康情報による労働者への不利益な扱いはしないこと
     2.休職・退職・職場復帰の現状
     事例を読む 職場復帰支援の際に重要なことを学ぶ
     ワーク7
     Column 7 これからの産業分野における心理職の活躍への期待

    補論 産業・労働分野で働くために知っておくべきこと
     1.はじめに
     2.大学生の就職活動と採用活動
     (1)活動は卒業のどれくらい前から始まるのか
     (2)プレ就職活動としてのインターンシップ
     (3)内定を得るまでに何社受けるのか 
     (4)企業選びに役立つ「就活の軸」とは何か
     (5)企業へのエントリーと併願の苦労
     (6)新卒を採用する側の現実
     3.新卒社員の働く環境と初期適応
     (1)新人の配属と研修
     (2)新人は何に幻滅するのか
     (3)どうやって組織になじみ成長していくのか
     4.離転職とその先のキャリア
     (1)若いうちの離転職
     (2)後ろ向きで挑戦しないことのリスク
     (3)キャリアにおける学び

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