急性期栄養療法+リハビリテーションシリーズ I エキスパートが伝授する 急性期栄養療法の理論と方法

出版社: 三輪書店
著者:
発行日: 2023-12-25
分野: 臨床医学:外科  >  リハビリ医学
ISBN: 9784895908030
書籍・雑誌
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4,400 円(税込)

商品紹介

もやもや臨床からの脱出!栄養療法の根拠がよくわかり、明日からの実践が変わる1冊!
本書には栄養療法の基礎、歴史、潮流、実践のためのTipsを全て盛り込みました。
急性期栄養療法は複雑で混沌としていることは否めませんが、生化学や生理学の視点をもって挑む意義があり、学ぶほどその深淵にハマり、臨床家の心を刺激します。
臨床家である筆者がのめり込んだ急性期栄養療法の深淵に迫る一冊。
急性期栄養療法をしっかり学びたいすべての人に一読をお勧めします。

目次

  • 栄養療法の基礎編 ~ここはゼッタイ押さえておこう!~

    第1章 急性期栄養療法に必須な栄養の基本!

    1 栄養成分とエネルギー代謝~炭水化物,脂質,タンパク質の違いは何か~
     1 はじめに
     2 炭水化物
     3 脂質
     4 タンパク質・アミノ酸
    2 タンパク質と体形成~筋タンパク合成の生理学~ 
     1 はじめに
     2 筋タンパク合成とは何か
     3 筋タンパク合成の直接的評価
     4 筋タンパク合成の生理学
    3 急性期における栄養代謝の変化
     1 はじめに
     2 飢餓時の栄養代謝
     3 侵襲時の栄養代謝
     4 侵襲時の消費エネルギー量変化
     5 悪液質と栄養代謝
     6 急性期栄養療法と免疫
     7 persistent inflammation,immuno-suppression and catabolism syndrome

    第2章 炭水化物,脂質,タンパク質の発展的知識
    1 効率的なエネルギー利用,筋タンパク合成の活用のために 
     1 はじめに
     2 非タンパク質カロリーとタンパク質
     3 炭水化物/脂質によるエネルギー利用
     4 糖質エネルギー供給を極限まで活用する方法
     5 脂質エネルギー供給を極限まで利用する方法
     6 タンパク質と体形成作用~アミノ酸やタンパク質種の特徴を筋タンパク合成で理解する~


    急性期栄養療法編 ~急性期栄養療法の臨床~

    第3章 急性期栄養療法の潮流を楽しく学ぶ!
    1 急性期栄養療法の歴史
     1 はじめに
     2 経腸栄養の歴史
     3 静脈栄養の歴史
    2 最新の急性期栄養療法の押さえるべきポイント
     1 はじめに
     2 血糖管理~高血糖の害悪とIntensive Insulin Therapy~
     3 経腸栄養vs静脈栄養~腸管免疫とbacterial translocation~
     4 エネルギー投与の漸増計画~ebb phaseとflow phase~
     5 permissive underfeeding ~overfeedingの害悪とオートファージー~
     6 異化を考えるエネルギー投与設計~内因性エネルギー供給と外因性エネルギー供給~
     7 エネルギー負債~underfeedingの限界と感染合併症~
     8 タンパク質量議論~underfeeding下にこそ高タンパク質量?~
     9 特定の栄養素やサプリメント~ immune-modulating diet/pharmaco nutrition~

    第4章 急性期栄養療法のTips
    1 エビデンスに基づいた急性期栄養療法の実践
     1 はじめに
     2「的を射て」「実行可能な」栄養計画を立てよう!
     3 超大事!? ~栄養アセスメント~
     4 まず栄養投与経路を決める~経腸栄養vs静脈栄養~
     5 目標栄養投与量を設計しよう~目標エネルギー量,タンパク質量~
     6 漸増計画立案
     7 SPNによる目標エネルギー量達成
     8 経腸栄養の持続投与vs間欠投与
     9 サプリメントの補充~ビタミン,微量元素,pharmaco nutrition
     10 急性期栄養療法は急性期以降にも目を向けねばならない!
    2 急性期栄養療法をさらに高めるための発展的Tips
     1 プロトコールと管理栄養士介入
     2 栄養療法のモニタリング?
     3 急性期栄養療法のアウトカムを評価しよう!
     4 消化管トラブルへの対応~経腸栄養合併症を管理する~
     5 離床・リハビリテーションを組み合わせる栄養療法

    第5章 急性期栄養療法のサポート
     1 栄養計算をしよう
     2 栄養プロトコールのつくり方
     3 実際の急性期栄養療法の計算・設計ドリル

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