系統看護学講座 専門分野 血液・造血器 第16版

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2024-02-05
分野: 看護学  >  看護教育/研究
ISBN: 9784260053068
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1,980 円(税込)

商品紹介

序章では、白血病の患者の事例を取り上げ、本書で学ぶことが具体的にイメージできるようになっています。
治療については最新の動向までをカバーし、看護学生として知っておくべき要点をまとめました。
疾患の解説は一新され、図表も多く取り入れることで、基礎的な理解から臨床での考え方までをわかりやすく整理しました。
看護については、最新の治療の動向をふまえ、化学療法の外来看護とセルフケア指導についての説明、造血幹細胞移植のドナーの看護などが充実した内容となっています。
第6章「患者の看護」のA節「疾患をもつ患者の経過と看護」では、1人の白血病患者の事例について、発症から治療、そして再発までの経過を連続的に示し、健康レベルの変化に応じた看護の移行とつながりがみえるようにしました。
造血器腫瘍や先天性疾患への看護など、系統に特徴的な患者への看護の要点について、必要な知識をまとめています。
治療や病態をイメージできるよう、アニメーション動画を新たに収載します。

目次

  • 序章 この本で学ぶこと
     血液・造血器疾患をもつ患者の姿
     本書の構成マップ

    第1章 血液・造血器の看護を学ぶにあたって
     A 医療の動向
      1 血液・造血器疾患の概要と疾病統計
      2 主要な疾患における医療の動向
     B 患者の特徴と看護の役割
      1 身体的問題とその援助
      2 心理・社会的問題とその援助

    第2章 血液の機能と造血のしくみ
     A 血液の成分と機能
      1 血球の性状と機能
      2 止血機構と線溶
     B 造血のしくみ
      1 造血に必要な要素
      2 血球の分化

    第3章 症状・身体所見とその病態生理
     A 貧血
     B 発熱
     C リンパ節腫脹
     D 脾腫
     E 出血傾向
     F 血栓傾向

    第4章 検査と治療
     A 検査
      1 末梢血検査
      2 骨髄穿刺・骨髄生検
      3 出血傾向・血栓傾向の検査
      4 リンパ節生検
      5 細胞表面マーカー検査
      6 染色体検査
      7 遺伝子検査
      8 画像検査
     B 治療
      1 化学療法
      2 分子標的療法
      3 放射線療法
      4 造血幹細胞移植
      5 腫瘍免疫療法
      6 支持療法

    第5章 疾患の理解
     A 本章で学ぶ血液・造血器疾患
     B 赤血球系の異常
       a 鉄欠乏性貧血
       b 慢性疾患に伴う貧血
       c 腎性貧血
       d 巨赤芽球性貧血
       e 再生不良性貧血
       f 赤芽球癆
       g 鉄芽球性貧血
       h 溶血性貧血
     C 白血球系の異常
      1 白血球の数や機能の異常
       a 白血球増加症
       b 白血球減少症
       c 好中球機能異常症
      2 造血器腫瘍
       a 造血器腫瘍の分類と特徴
       b 急性白血病
       c 骨髄異形成症候群(MDS)
       d 慢性骨髄性白血病(CML)
       e 骨髄増殖性腫瘍(MPN)
       f 慢性リンパ性白血病(CLL)
       g 成人T細胞白血病・リンパ腫(ATLL)
       h 悪性リンパ腫
       i 骨髄腫および類縁疾患
       j 血球貪食症候群
     D 血小板の異常
       a 免疫性血小板減少症(ITP)
       b 血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)
       c 溶血性尿毒症症候群(HUS)
       d ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)
       e 血小板機能異常症
     E 凝固系の異常
       a 血友病
       b 後天性血友
       c フォン-ヴィルブランド病(vWD)
       d 播種性血管内凝固症候群(DIC)

    第6章 患者の看護
     A 疾患をもつ患者の経過と看護
     B 主要症状を有する患者の看護
      1 貧血のある患者の看護
      2 易感染(白血球減少)状態にある患者の看護
      3 出血傾向のある患者の看護
     C 検査を受ける患者の看護
      1 末梢血検査
      2 骨髄穿刺
      3 骨髄生検
     D 治療を受ける患者の看護
      1 がん薬物療法を受ける患者の看護
      2 腫瘍免疫療法を受ける患者の看護
      3 放射線療法を受ける患者の看護
      4 造血幹細胞移植を受ける患者の看護
      5 輸血療法
     E 疾患をもつ患者の看護
      1 造血器腫瘍患者に共通する看護
      2 急性骨髄性白血病患者の看護
      3 急性リンパ性白血病患者の看護
      4 慢性骨髄性白血病患者の看護
      5 悪性リンパ腫患者の看護
      6 多発性骨髄腫患者の看護
      7 免疫性血小板減少症患者の看護
      8 血友病患者の看護

    第7章 事例による看護過程の展開
     A 急性骨髄性白血病患者の寛解導入時の看護
      1 患者についての情報
      2 看護過程の展開
      3 事例のふり返り
     B 悪性リンパ腫患者の外来における看護
      1 患者についての情報
      2 看護過程の展開
      3 事例のふり返り

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