ウエルネス公衆栄養学 2024年版

出版社: 医歯薬出版
著者:
発行日: 2024-03-10
分野: 栄養学  >  栄養学一般
ISBN: 9784263701249
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商品紹介

初版から貫かれてきた“ヘルスプロモーション”や“ウエルネス”の座標軸の上に,管理栄養士・栄養士の公衆栄養活動に必要とされている“連携と協働”の考え方をプラスした,実際的な内容の定評あるロングセラーテキスト.
関連する統計や法令等の各種データをアップデートした,待望の2024年版!
健康日本21(第三次)の概要,健康づくりのための身体活動・運動ガイドや睡眠ガイドなど,この1年間に公表された最新情報を掲載.

目次

  • Chapter 1 公衆栄養の概念
     1-1.公衆栄養の概念
      1)公衆栄養の意義と目的
      2)生態系と食料・栄養
      3)保健・医療・福祉・介護・教育システムと公衆栄養
      4)コミュニティと公衆栄養活動
     1-2.公衆栄養活動の基本と展開過程
      1)公衆栄養活動の歴史
      2)少子・高齢社会における健康増進
      3)疾病予防のための公衆栄養活動
      4)ヘルスプロモーションのための公衆栄養活動
      5)エンパワメントと公衆栄養活動
      6)住民参加による公衆栄養活動
      7)ソーシャル・キャピタルの醸成と活用
      8)持続可能性(サステナビリティ)を踏まえた公衆栄養活動
      9)多職種連携・多機関連携
      10)ウエルネスのための公衆栄養活動
    Chapter 2 健康・栄養問題の現状と課題
     2-1.人口構成の変遷
      1)人口問題
      2)少子化
      3)高齢化
     2-2.健康状態の変化
      1)死因別死亡
      2)平均寿命,健康寿命
      3)生活習慣病の有病率
     2-3.食事の変化
      1)エネルギー・栄養素摂取量
      2)食品群別摂取量
      3)料理・食事パターン
     2-4.食生活の変化
      1)食行動
      2)食知識,食態度,食スキル
      3)健康格差
     2-5.食環境の変化
      1)フードシステム
      2)食情報の提供
      3)フードバランスシート(食料需給表)
      4)食料自給率
     2-6.諸外国の健康・栄養問題の現状と課題
      1)先進諸国の健康・栄養問題
      2)開発途上国の健康・栄養問題
      3)地域間格差
    Chapter 3 栄養政策
     3-1.わが国の公衆栄養政策と活動
      1)健康づくり施策と公衆栄養活動の役割
      2)公衆栄養活動と組織・人材育成
      3)食料安全保障
     3-2.公衆栄養関連法規
      1)地域保健法
      2)健康増進法
      3)食育基本法
      4)その他の主な法律
     3-3.管理栄養士・栄養士制度と職業倫理
      1)栄養士法
      2)管理栄養士・栄養士の社会的役割
      3)管理栄養士・栄養士制度の沿革
      4)管理栄養士・栄養士養成制度
      5)職業倫理
     3-4.国の健康増進基本方針と地方計画
      1)国の基本方針策定の目的・内容
      2)基本方針の推進と地方健康増進計画
      3)食育推進基本計画策定の目的・内容
      4)食育の推進と地方食育推進計画
     3-5.国民健康・栄養調査
      1)調査の目的・沿革
      2)調査の内容・方法
     3-6.実施に関する指針,ツール
      1)食生活指針
      2)食事バランスガイド
      3)食育ガイド
      4)健康づくりのための身体活動・運動ガイド
      5)健康づくりのための休養指針
      6)健康づくりのための睡眠ガイド
     3-7.諸外国の健康・栄養政策
      1)公衆栄養活動に関係する国際的な行政組織と活動
      2)公衆栄養関連計画
      3)食事摂取基準
      4)食生活指針,フードガイド
      5)栄養士養成制度
    Chapter 4 栄養疫学
     4-1.栄養疫学の概要
      1)栄養疫学の役割
      2)公衆栄養活動への応用
     4-2.曝露情報としての食事摂取量
      1)食物と栄養素
      2)食事摂取量の個人内変動と個人間変動
      3)日常的な食事摂取量
     4-3.食事摂取量の測定方法
      1)24時間食事思い出し法
      2)食事記録法
      3)食物摂取頻度調査法とその妥当性・再現性
      4)陰膳法とマーケットバスケット法
      5)食生活状況調査
      6)食事摂取量を反映する身体測定値・生化学的指標
     4-4.食事摂取量の評価方法
      1)食事調査と食事摂取基準
      2)総エネルギー調整栄養素摂取量
      3)データの処理と解析
    Chapter 5 公衆栄養マネジメント
     5-1.公衆栄養マネジメント
      1)地域診断の意義と目的
      2)公衆栄養マネジメントの考え方・重要性
      3)公衆栄養マネジメントの過程
     5-2.公衆栄養アセスメント
      1)公衆栄養アセスメントの目的と方法
      2)地域診断の方法
      3)食事摂取基準の地域集団への活用
      4)量的調査と質的調査の意義
      5)観察法と活用
      6)質問調査の方法と活用(質問紙法,インタビュー法)
      7)既存資料活用の方法と留意点
     5-3.公衆栄養プログラムの目標設定
      1)公衆栄養アセスメント結果からの状況把握
      2)改善課題の抽出
      3)課題設定の目的と相互の関連
      4)改善課題に基づく改善目標の設定
      5)目標設定の優先順位
     5-4.公衆栄養プログラムの計画,実施,評価
      1)地域社会資源の把握と管理
      2)運営面・政策面のアセスメント
      3)計画策定
      4)住民参加の方法
      5)プログラムに関連する関係者・機関の役割
      6)評価の意義と方法
      7)評価の実際
    Chapter 6 公衆栄養プログラムの展開
     6-1.地域特性に対応したプログラムの展開
      1)健康づくり
      2)食育
      3)介護予防,在宅療養,介護支援
      4)地域包括ケアシステムの構築
      5)健康・食生活の危機管理と食支援
     6-2.食環境整備のためのプログラムの展開
      1)食物・食情報へのアクセスと食環境整備
      2)栄養成分の表示の活用
      3)特別用途食品等の活用
      4)「健康な食事」の普及啓発
     6-3.地域集団の特性別プログラムの展開
      1)ライフステージ別
      2)生活習慣病ハイリスク集団

     付表:日本人の食事摂取基準(2020年版)
     資料I:関係法規
     資料II:公衆栄養の歴史

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