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「豊かな老い」を支えるやさしさのケアメソッド

出版社：	誠文堂新光社
著者：	黒川由紀子(編著) 青梅慶友病院(監修)
発行日：	2022-12-19
分野：	看護学 > 臨床/成人/老人
ISBN：	9784416621011
電子書籍版：	2022-12-19

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商品紹介

近年は在宅介護、在宅死がよいとする意見も多くありますが、実際にはさまざまな事情から自宅で最期を迎えるのは困難で、約8割の人が病院で最期を迎えます。病院での死は暗いイメージがつきまといますが、そんな中、「最晩年はこう迎えたい」を体現している病院があります。東京・青梅にある高齢者専門病院「慶友病院」です。本書は、青梅慶友病院が実践する「熟練したやさしさ」のケアを、看護師長、介護・リハビリスタッフ、利用者(患者)の視点から紹介し、当病院に深くかかわってきた老年学研究所所長の黒川由紀子氏が、高齢者の心理を踏まえたケアの方法論と心構えを解説します。

■目次
第１章　あなたは、人生の最期をどこで迎えたいですか？
第２章　「死ぬこと」と、どう向き合う？
第３章　介護は子どもがしなくちゃいけない？
第４章　リハビリって、何のため？
第５章　「豊かな最晩年」のために

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販売価格 605 円（税込）

第1章あなたは、人生の最期をどこで迎えたいですか ?

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第1章あなたは、人生の最期をどこで迎えたいですか ?

P.13
もう、家にはいられないなぁと。

P.17
心細くて、つぶれそうになってしまうんです。

P.18
朝、涙が出るときがあります。

P.20
みな同じです。帰りたいんです。

P.21
じっくり聴く。

P.24
「3K」を、できるだけ払拭する。

P.25
「あれ ? お家かな ? 」って思うときがあるんですよね。

P.27
少しずつ、でもどんどん食べられるようになっていきました。

P.30
「すごい喜んでる」って。

P.32
「おいしい」って。その時、初めて言葉を発したんです。

P.33
毎日、根気よく声を掛けてくださいます。

P.36
挨拶をすると、とても生きてる、という感じがする。

P.37
動物に触れ合えるのは、すごくありがたいです。

P.38
病院の存在は、自由を保障する、とまではいかなくとも、援助する力を持っている。

P.41
自分の人生を、どう見てもらえたのか。

P.43
第1章に寄せて

P.44

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第2章「死ぬこと」と、どう向き合う ?

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第2章「死ぬこと」と、どう向き合う ?

P.51
自分のことが、分からなくなってくるんです。

P.54
頼りたいけど、独立もしたい。

P.55
「あの世に行く」ことの、ぬぐえない不安があります。

P.57
「大丈夫ですよ」とは、簡単に言えない。

P.59
ふと「私だって、天国に行くとは限らないよな」って。

P.61
もう御用済み ?

P.64
「この病院の霊安室は、何時間使えるの ? 」

P.65
どう最期を迎えたいかを、はっきり伝えておいたほうがいい。

P.67
死と折り合う時間を、神さまが与えてくれている。

P.70
残された者の言い争いが始まってしまったんです。

P.72
いっしょに考えるような機会が、あってもいい。

P.74
何もいりません。ただ静かに逝きたい。

P.77
人間はひとりで来て、ひとりで帰らなきゃいけない。

P.80
「死」は決して、苦しくも怖くもないと知ったんです。

P.81
欲は、もう一切なくなりました。

P.83
せめて少しでも、自分の身体を役立てていただけたらと。

P.84
最期は、赤いドレスを着せてね。

P.85
大事なのは、やさしさしかありません。

P.87
第2章に寄せて

P.89

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第3章介護は子どもがしなくちゃいけない ?

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第3章介護は子どもがしなくちゃいけない ?

P.95
家族も手に負えない、という状況でした。

P.99
家族といっしょになって看取ること。

P.101
ご家族の想いとすれ違うこともある。

P.104
ご家族も、チラッと本音が出てくる。そこが大事なんですよ。

P.106
家族みんなのカウンセラーになる。

P.108
表情を見ている。

P.111
目をそらしながら答えてしまったら。

P.112
何も言われないほうが気になってしまいます。

P.113
伝え方に、言葉遣いをしっかり組み合わせる。

P.115
両手を握る。

P.116
ひとりひとりに合わせて変える。

P.118
お世話しすぎてもいけない。

P.119
肯定的なフィードバックをする。

P.120
環境を整えて、時間をおく。

P.121
毎日、整容する。

P.123
決まった居場所がある。

P.125
いろんなことに感謝する。

P.127
いつも笑顔。

P.128
気持ちを汲んでくれる。

P.129
逆にお世話をしてくれる。

P.130
慮ってくれる。

P.131
うまい ! と言ってくれる。

P.132
ユーモアがある。

P.133
最初は笑顔がなかった家族からの言葉。

P.135
生活の一部に入り込む。

P.137
リズムを感じ取りながら、一緒に過ごす。

P.138
職員に親しみを感じる。

P.141
第3章に寄せて

P.142

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第4章リハビリって、何のため ?

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第4章リハビリって、何のため ?

P.147
リハビリは「機能の回復」ではなく「人権の回復」。

P.150
そばにいることがひとつ、そばにいないこともひとつ。

P.153
これもリハビリ(1) 楽しみを支える。

P.156
これもリハビリ(2) 話を聞く。

P.157
これもリハビリ(3) くすくすとよく笑う。

P.158
これもリハビリ(4) 触れる。

P.159
これもリハビリ(5) ときめく。

P.163
リハビリ室はご近所さんの集まり。

P.166
一体になる。

P.167
最期のリハビリ。

P.170
残っている能力を生かす仕事。

P.171
第4章に寄せて

P.172

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第5章「豊かな最晩年」のために

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第5章「豊かな最晩年」のために

P.179
ベッドは、徹底的にきれいにしておく。

P.183
「口から食べる」という生きる喜び。

P.185
食べているときは、不安や孤独を忘れられます。

P.188
「言葉」を交わしてから、「身体」に触れます。

P.190
なんてやさしい方がいるんだと思って、涙が出たんですよ。

P.191
お声をかけてくださるだけで、ほんわかうれしい気持ちになります。

P.192
思い出して、涙が出ました。

P.194
何が大事なのか、どうしてあげたら幸せなのか。

P.195
「自分磨き制度」の、本当の理由。

P.197
自分を磨いて仕事に生かす。

P.199
「ちょっとだけ、お手伝いさせてくださいね」という気持ち。

P.201
マニュアルは「立ち返り」のためのヒントのようなもの。

P.205
誠心誠意、配慮する。

P.207
「毎日すること」を知っておく。

P.209
気づく、察する、予測する。

P.211
ご家族の安心感につなげる。

P.212
チームでしっかりケアをしていく。

P.214
一瞬でも、心から。

P.216
一日が心地よく過ごせることを目指す。

P.217
理念を共有する。

P.219
亡くなる姿の美しさ。

P.221
意思をもって亡くなる。

P.224
私はもう大満足で、あちらに旅立とうと思ってます。

P.226
驚きと感謝。それに尽きる思いでした。

P.227
第5章に寄せて

P.230

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