日常生活から学ぶ 子どもの発達障害と睡眠

出版社: 診断と治療社
著者:
発行日: 2024-05-10
分野: 臨床医学:内科  >  小児科学一般
ISBN: 9784787826176
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商品紹介

日本の子どもは諸外国に比べ睡眠の問題を抱えていることが多く,特に発達障害のある子どもは睡眠障害の有病率が高いとされる.本書はそんな発達障害のある子どもの睡眠について,各ライフステージにおける日常生活に着目しながら,多角的に解説.発達と睡眠の関係を示した総論に始まり,発達障害のある子どもが抱えがちな睡眠の問題,よりよい眠りを得るためのヒント,問診,検査,新規治療法など様々な話題を豊富に詰めこんだ.

目次

  • 第I章 発達障害のある子どもの睡眠を理解するために
     (1) オーバービュー
     (2) 子どもの発達
     (3) 子どもに必要な睡眠と発達過程における睡眠の生理的変化
     (4) 睡眠の問題による生活や心身の発達への影響
     (5) 睡眠と発達障害の関係性

    第II章 子どもの日常生活にみる睡眠の問題と発達障害
     A 全発達段階
     (1) 生活リズム
     (2) 食事
     (3) 運動,スポーツ
     (4) 無呼吸,肥満,扁桃腺肥大
     (5) 疲労,倦怠感
     (6) 体内時計
     (7) 寝付きが悪い,不眠
     (8) 途中で目が覚める(中途覚醒)
     (9) 寝言,寝ぼける
     (10) 寝起きが悪い
     (11) 昼間の眠気
     (11) 寝室環境
     (12) 寝相,歯ぎしり
     (14) いびき,口呼吸,よだれ
     (15) 睡眠中の行動異常
     (16) スクリーンタイム
     B 乳児期(0~1歳6か月)
     (1) 授乳
     (2) 入眠儀式
     (3) 夜泣き,乳児疝痛
     C 幼児前期(1歳6か月~3歳)
     (1) イヤイヤ期
     (2) 添い寝,絵本読み聞かせ
     (3) こだわり,マイペース
     (4) 常同行動
     (5) かんしゃく
     (6) 言葉の遅れ
     (7) 感覚過敏,感覚鈍麻
     (8) クレーン現象
     (9) 虐待
     D 幼児後期(3~5歳)
     (1) しつけ
     (2) 昼寝
     (3) コミュニケーションの問題,人見知り
     (4) 時間の感覚がない
     (5) 家庭環境の問題
     E 学童前期(小学校低学年)
     (1) 就学
     (2) 学校行事
     (3) おねしょ
     (4) 攻撃的な行動
     F 学童後期(小学校高学年)
     (1) 進学
     (2) 落ち着きがなく,集中力がない
     (3) 極端な不器用,協調運動の不良
     (4) ゲーム症
     (5) 塾,習い事
     G 青年期(中学校~高等学校)
     (1) 思春期
     (2) 遅刻,欠席,不登校
     (3) ストレス

    第III章 子どもの睡眠を妨げるその他の症候・疾患
     (1) 感染症,喘鳴,クループ症候群
     (2) アトピー性皮膚炎
     (3) 消化器症状,経腸栄養,胃瘻
     (4) 頭痛,発熱
     (5) 不安,緊張,うつ
     (6) 摂食障害,強迫性障害,分離不安,愛着障害
     (7) 自家中毒(周期性嘔吐症候群)
     (8) 概日リズム睡眠・覚醒障害,時差ぼけ
     (9) 睡眠関連律動性運動障害
     (10) むずむず脚症候群
     (11) ナルコレプシー

    第IV章 睡眠改善のためのABC
     (1) 問診
     (2) 検査
     (3) 治療
     (4) 発達特性に基づく睡眠ガイド
     (5) フォローアップ
     (6) 専門医の紹介,医療連携,トランジション

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