インスリン抵抗性と生活習慣病

出版社: 診断と治療社
著者:
発行日: 2003-04-10
分野: 臨床医学:内科  >  糖尿病
ISBN: 4787813005
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商品紹介

インスリン抵抗性と生活習慣病−特に高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満−との関連を自験例を含めて紹介し,インスリン抵抗性症候群の現時点での概要をわかりやすく解説.

目次

  • インスリン抵抗性と生活習慣病

    ―目次―

    1.インスリン抵抗性の概念
     ●インスリン抵抗性
     ●マルチプルリスクファクター症候群
     ●インスリン抵抗性のマルチプルリスクファクター症候群発症の機序

    2.インスリン抵抗性の疫学
     2-1.インスリン抵抗性の疫学
     ●高インスリン血症と危険因子の関連
     ●危険因子相互の関連
     ●インスリン抵抗性/高インスリン血症と循環器疾患発症(前向き研究)
     2-2.Metabolic syndromeの疫学
     ●Metabolic syndromeとインスリン抵抗性/高インスリン血症
     ●Metabolic syndromeの予後

    3.インスリン抵抗性の評価
     ●主に臨床研究で用いられる評価法
     ●主に日常臨床で用いられる評価法
     ●インスリン抵抗性の簡便な臨床的評価法の検討
    4.インスリン抵抗性の機序
     4-1.遺伝・遺伝子
     ●インスリン抵抗性の 候補遺伝子
     4-2.インスリンの細胞内情報伝達機構
     ●インスリンの情報伝達機構
     ●インスリン抵抗性発現のメカニズム
     4-3.骨格筋組成
     ●骨格筋線維組成の分類と特徴
     ●筋線維組成の調節因子
     ●インスリン抵抗性と筋線維組成,毛細血管密度
     4-4.血管内皮機能
     ●血管内皮機能の評価法
     ●インスリン抵抗性関連病態における血管内皮機能
     ●インスリン抵抗性の発現機序としての内皮機能異常
     4-5.交感神経系
     ●ストレスと血圧
     ●本態性高血圧と交感神経活性
     ●インスリン抵抗性と 交感神経
     4-6.レニン−アンジオテンシン系
     ●アンジオテンシンIIはインスリン抵抗性を惹起する
     ●高インスリン血症はレニン-アンジオテンシン系を活性化する
     ●インスリン抵抗性による心血管合併症へのRA系の関与
     4-7.酸化ストレスとインスリン抵抗性
     ●酸化ストレス
     ●酸化ストレスとその調節異常
     ●酸化ストレスとインスリン抵抗性
     ●高血糖と酸化ストレス
     4-8.TNF-α
     ●サイトカインとしてのTNF-α
     ●TNF受容体以下の細胞内情報伝達系
     ●TNF-αとインスリン抵抗性
     ●TNF-αがインスリン抵抗性をひき起こすメカニズム
     4-9.インスリン抵抗性の動物モデル
     ●動物実験モデル

    5.病態生理とインスリン抵抗性
     5-1.本態性高血圧
     ●インスリン抵抗性の昇圧機序
     ●インスリン抵抗性の病態
     5-2.二次性高血圧
     ●二次性高血圧の病態
     ●二次性高血圧とインスリン抵抗性
     5-3.糖尿病
     ●2型糖尿病の病態生理
     ●2型糖尿病のインスリン抵抗性
     5-4.高脂血症
     ●危険因子の集積と高脂血症
     ●インスリン抵抗性と高脂血症
     ●インスリン抵抗性とトリグリセリド
     5-5.肥 満
     ●肥満とインスリン抵抗性
     ●腹部内臓脂肪とインスリン抵抗性
     ●内臓型肥満の病態
     ●肥満のインスリン抵抗性のメカニズム
     5-6.高尿酸血症
     ●インスリン抵抗性と尿酸の関連
     ●インスリン抵抗性・高インスリン血症における高尿酸血症の機序
     ●インスリン抵抗性改善薬が尿酸代謝に与える影響
     5-7.動脈硬化
     ●インスリン抵抗性と動脈硬化
     ●動脈硬化発症へのインスリン抵抗性の関与
     5-8.心血管系疾患
     ●インスリン抵抗性・高インスリン血症とは
     ●インスリン抵抗性・高インスリン血症と冠動脈疾患
     ●冠動脈疾患治療薬とインスリン抵抗性
     5-9.腎障害
     ●腎機能障害発症・進展因子としてのインスリン抵抗性
     ●インスリン抵抗性発症・進展因子としての腎機能障害
     5-10.加 齢
     ●インスリン抵抗性と加齢
     ●加齢によるインスリン抵抗性発現の機序

    6.インスリン抵抗性に関わるトピックス
     6-1.レプチン
     ●レプチンと血圧
     ●一般住民におけるレプチンとインスリン抵抗性・高血圧の関連
     6-2.CD36
     ●CD36欠損症
     ●CD36欠損症とインスリン感受性
     ●ヒトCD36欠損症多数例での検討
     6-3.脂肪酸結合タンパク(FABP)
     ●腸型脂肪酸結合タンパク(FABP2/I-FABP)
     ●脂肪細胞型脂肪酸結合タンパク(aP2)
     ●心臓型脂肪酸結合タンパク(H-FABP)
     6-4.レジスチン
     ●レジスチンの同定
     ●レジスチン同定後の報告
     ●本態性高血圧におけるレジスチンの意義
     6-5.アディポネクチン
     ●アディポネクチンの生理的作用
     ●低アディポネクチン血症の病的意義
     6-6.インスリン抵抗性とキニン
     ●カリクレイン-キニン(Kallikrein-Kinin)系とは?
     ●インスリン抵抗性改善におけるキニンの関与
     ●ブラジキニンによるインスリン抵抗性改善機序
     6-7.インスリン抵抗性とNO
     ●一酸化窒素(NO)
     ●NOの機能とその障害
     ●インスリン抵抗性とNO─最近の知見
     6-8.ドーパミン(DA)
     ●ドーパミンの合成と代謝
     ●腎でのドーパミンの作用
     ●高血圧とドーパミン
     ●インスリン抵抗性とドーパミン

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