患者は何でも知っている EBM時代の医師と患者

出版社: 中山書店
著者:
発行日: 2004-07-30
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 4521650317
書籍・雑誌
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1,980 円(税込)

商品紹介

自分で情報を収集・評価し、医療に対して自らの責任を引き受けようとする「賢い患者」とそれをサポートする医師--英国で長年EBMに携わってきた著者が、パターナリズムからパートナーシップへと変換する医師-患者関係を洞察し、今後の医療のあるべき姿を明示した快著。医師をはじめとする医療関係者、患者、患者家族必読の書。

目次

  • 患者は何でも知っている EBM時代の医師と患者

    ―目次―

    第1章 医療帝国の興亡--医学的権力の進化論
    1.1 かしこい患者
    1.2 パワー・バランスの変化
    1.3 医学の没落の4つの側面
    1.4 知的権威の没落
    1.5 道徳的権威の没落
    1.6 官僚的権威の没落
    1.7 カリスマ的権威の没落

    第2章 医師は一日中何をしているのか?
    2.1 「よし,今すぐ開胸だ!」
    2.2 時計職人としての医師――診断する
    2.3 時計職人としての医師――選択肢を評価する
    2.4 仕立屋としての医師――研究結果を患者に当てはめる
    2.5 助言者としての医師――情報を曲げて伝えないこと
    2.6 まじない師としての医師――不安を鎮める
    2.7 聖ペテロとしての医師――病気かどうかを決める
    2.8 薬としての医師
    2.9 治療者としての医師

    第3章 かしこい患者のためのスキルと情報源
    3.1 知識
    3.2 知識を吟味するスキル
    3.3 診察に備えるためのスキル
    3.4 意思決定のスキル
    3.5 決断のスキル
    3.6 情報源――患者の旅のためのパスウェイとガイドブック
    3.7 患者のための教育資源――コーチング
    3.8 患者のための資源――自信と権限
    3.9 情報源――患者所有型のインターネット上のカルテ(POWR)
    3.10 かしこい患者を奨励していくにあたっての倫理的問題

    第4章 医療の新しいパラダイム
    4.1 21世紀の患者――責任を持った賢者として
    4.2 21世紀のヘルスケア組織――患者中心の組織
    4.3 21世紀の医師――補完的な医師
    4.4 意思決定の共有と患者中心のケア

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