肝癌ラジオ波凝固療法

出版社： 診断と治療社
著者：
発行日： 2007-01-30
分野： 臨床医学：一般  >  癌/腫瘍一般
ISBN： 9784787815194
書籍・雑誌
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商品紹介

2005年1月からCool-tipシステムが保険適用となり一挙に裾野の広い、日常臨床での必須の標準的治療となったRFAの、現在望みうる最高・最新レベルを各主題のエクスパートが焦点を絞り込んで詳述。ゆるぎないエビデンスに裏打ちされた内容であり、多くの初学者、中堅医師にとって明日からの臨床現場ですぐに役立つ優れたノウハウ本となっている。本文2色刷り、口絵カラー8ページ。

目次

  • 肝癌ラジオ波凝固療法

    ―目次―

    1 章　工学・基礎
    　1　電磁波凝固治療の原理と安全問題
    　2　伝熱工学の観点からみたジュール熱による治療問題

    2 章　局所治療手段
    　3　Cool−tip 電極の特性と使い方
    　4　LeVeen 針の特性と使い方
    　5　RITA 針の特性と使い方
    　6　マイクロ波凝固療法の有用性とその使い分け
    　7　PEIの有用性とその使い分け

    3 章　局所効果と判定
    　8　病理学的にみたラジオ波凝固療法
    　9　“safety margin”と局所制御能
    　10　CT による治療効果判定の方法と時期
    　11　US画像による治療効果判定
    　12　MRI画像による治療効果判定

    4 章　合併症
    　13　ラジオ波凝固療法の合併症とその予防法
    　14　治療中の腫瘍内圧上昇と副作用
    　15　胆管系合併症の実際と予防
    　16　ラジオ波凝固療法の肝機能に及ぼす影響

    5 章　適応と禁忌
    　17　RFA の治療適応と禁忌
    　18　大型肝癌に対する治療
    　19　転移性肝癌に対するラジオ波焼灼療法
    　20　腹腔内出血に対するRFAによる止血治療

    6 章　RFAの臨床
    　21　経皮的治療における疼痛対策
    　22　PRFA 後の再発様式と背景…
    　23　腫瘍マーカーの観点からみたRFA
    　24　外科からみたRFA治療
    　25　他の治療法との比較でみた RFA の位置づけ
    　26　ラジオ波凝固療法後の長期予後と予後規定因子
    　27　統合ステージ分類によるラジオ波凝固療法の客観的評価

    7 章　治療の工夫
    　28　胸水・腹水注入下治療の実際
    　29　CT 画像支援による治療…
    　30　Real−time Virtual Sonography と肝癌局所療法
    　31　肝動脈塞栓術の併用効果
    　32　小開胸ラジオ波焼灼療法
    　33　部分的脾動脈塞栓療法併用 RFA 治療
    　34　肝動脈バルーン閉塞下RFA
    　35　展開針（特にLeVeen針）によるラジオ波治療の工夫
    　36　ガイドニードル使用によるラジオ波凝固療法
    　37　全身麻酔下腹腔鏡下ラジオ波凝固療法
    　38　全身麻酔下経皮的ラジオ波凝固壊死療法
    　39　RFAを軸とするinterventional segmental ablation
    　　　―動脈塞栓下経皮的ラジオ波凝固療法

    8 章　日本での RFA
    　40　肝癌診療ガイドラインからみたラジオ波凝固療法
    　41　QOLからみたRFA治療
    　42　医療経済からみた小型肝癌治療
    　43　世界の中でのわが国での RFA 治療の特徴
    　44　ウイルス性肝炎での RFA 治療の位置づけ

    9 章　索引
    　和文索引
    　欧文索引

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