循環器診療・インターベンションのためのMDCT

出版社: 中山書店
著者:
発行日: 2007-03-30
分野: 臨床医学:一般  >  画像/超音波
ISBN: 9784521677613
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10,780 円(税込)

商品紹介

本書は、撮影法、画像の作成、プラーク解析(Plaque Map)、病態診断などを網羅し、循環器診療およびインターベンション、心 臓外科手術前後におけるMDCTの臨床的活用法を提示する。編集協力に循環器CTの世界的権威であるStephan Achenbach氏を迎え、MDCTから最新のDSCTまで多岐に渡る臨床例を解説に加えた。循環器領域におけるMDCTの将来的な展望についても本書で示す。

目次

  • 循環器診療・インターベンションのためのMDCT

    ―目次―

    0 冠動脈疾患診療の新しいモダリティとしてのCT

    1 MDCTによる冠動脈狭窄とプラーク診断
     MDCT angiology―angiography beyond angiography の時代
     Coronary MDCT画像の読み方と記録の仕方
     適応と禁忌、前処置
     撮影の方法とコツ
     画像の呈示法
     画像の作成法
     CT値に基づくプラーク解析法Plaque Map
     Plaque Map(カラー解析)でみる冠動脈プラーク
     冠動脈狭窄の現状
     正常例
     心臓MDCTにおけるアーチファクト
     さまざまな石灰化プラーク
     冠動脈形態異常(起始異常、奇形)

    2 急性冠症候群、冠動脈形成術後におけるMDCT
     急性冠症候群における他プラークイメージング(血管内視鏡、
      グレースケールIVUS、 VH-IVUS、IB-IVUS)との比較
     血管内視鏡総論
     グレースケール IVUSと組織性状診断ツールとしての新世代IVUS
     MDCTでの急性冠症候群における冠動脈プラークは
      実際どのようなものか〜CT、 gray-scale IVUS、 VH-IVUS、
      IB-IVUS、および血管内視鏡との比較
     緊急冠動脈CT
     PCIに対してMDCTはどこまで情報を呈示できるか
     ステントの評価と限界
     MDCTによるPCIフォローアップ―再狭窄の判定

    3 慢性冠動脈疾患(安定型労作性狭心症、異型狭心症)のMDCT
     安定型労作性狭心症のプラークをCTで診る
     ポジティブリモデリング、ネガティブリモデリングをMDCTで診る
     糖尿病患者のプラーク
     MDCTによるプラークのフォローアップはどこまでできるか
     異型狭心症のMDCT

    4 冠動脈疾患診療の補助手段になるストラテジー
     心臓手術におけるMDCTの役割
     冠動脈バイパス前のグラフト評価
      〜特に右胃大網動脈の評価について
     CABG後の評価
     起始異常の情報を心臓カテーテル検査に生かす
     性完全閉塞性(CTO)病変の情報

    5 非侵襲的検査のみの冠動脈疾患診断
     胸痛スクリーニング
     心電図異常に対する冠動脈CT
     血管疾患などの手術前評価
     スクリーニングのMDCT
     MDCTができる施設への依頼―どのように役立てるか
     カテーテル検査拒否患者
     冠動脈CTと冠動脈MRを比較する

    6 その他のインターベンションにおけるMDCT
     閉塞性動脈硬化症(ASO)
     ASOのプラークをPTAでどのように役立てるか
     鎖骨下動脈閉塞、狭窄―形態評価とプラーク
     頸動脈のプラーク
     心房粗動のアブレーション
     心房細動に対するアブレーションのCT
     その他の不整脈治療における展望
      ―その他のアブレーションと心室再同期療法

    7 CTの将来展望
     Dual Source CTと心臓CTの将来
     侵襲的冠動脈造影はなくなるのか―冠動脈CT の今後の役割
     心臓MDCTのもたらしたもの

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