男性不妊症の臨床
商品紹介
本書は男性不妊症の原因となる疾患をどのように診断し、また妊娠を成立させるためにどのような治療、処置を施行するかを詳細に解説するものである。疾患の性格上、治療に際しては倫理面でも重要な問題をはらんでいる。本書ではガイドラインの会告を適宜掲載し、治療面のみならず、倫理面での問題も解説している。また、本来産婦人科領域で扱われる生殖補助医療（ART）についても項目を設け、泌尿器科医と産婦人科医の連携に寄与する内容となるように構成している。
目次
- 男性不妊症の臨床
―目次―
I. 男性生殖の基礎知識
●精子機能と受精
●内分泌の基礎知識
●精子機能と受精
II. 不妊症診療ガイドラインと倫理
●生殖医療における倫理
●日本生殖医学ガイドライン
III. 男性不妊症診療のアウトライン
IV. 男性不妊症の診断
ルーチン検査
●医療面接
●身体診察，超音波検査，内視鏡検査，精索静脈瘤の診断
●精液検査法提要―他施設との比較を行えるように−
●内分泌検査
特殊検査
●精巣生検
●精管造影
●染色体と遺伝子検査
●精子機能検査
●精液自動分析装置
●抗精子抗体
●精子の尾部微細構造
V. 男性不妊症の主要疾患と治療
●特発性乏精子・精子無力症
●非閉塞性無精子症
●閉塞性無精子症
●精索静脈瘤
●膿精液症
●抗精子抗体
●射精障害
●勃起障害
VI. ARTの基礎知識
●男性不妊症におけるARTの適応
●ARTにおける採卵法と合併症
●ARTの種類と概略
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