脳神経倫理学

出版社: 篠原出版新社
著者:
発行日: 2008-11-05
分野: 臨床医学:内科  >  脳神経科学/神経内科学
ISBN: 9784884123208
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商品紹介

脳についての理解が深まるほど、社会との関係が大切になってくる。病気はもとより、教育や犯罪がその典型である。将来の社会にとって、脳との関係の理解ほど大切なことはあるまい。関心のある人にはぜひ読んで欲しい。

目次

  • 脳神経倫理学

    ―目次―

    Part? 脳神経科学、倫理、主体、自我     
     第一章 道徳的意思決定と脳/
          パトリシア・スミス・チャーチランド  
     第二章 脳神経倫理学のケーススタディ:道徳判断の本性/
          アディナ・ロスキース
     第三章 道徳的責任・法的責任と新しい脳神経科学/
          スティーヴン・J・モース
     第四章 脳、うそ、そして心理学的説明/トム・ブラー
     第五章 世界の内に存在するということ:
          脳神経科学と道徳的行為者/ローリー・ゾロス
     第六章 創造性、感謝、エンハンスメントの議論/
          エリック・パレンス 
     第七章 神経変性疾患における倫理的ジレンマ:
          主体の衰退期における患者の尊重/
          アグニェシュカ・ヤヴォフスカ

    PartII 脳神経倫理学の現場 
     第八章 ゲノムからブレイノムへ:教訓を生かす/
          ロナルド・M・グリーン
     第九章 脳研究における被験者保護:プラグマティズムの見解/
         フランクリン・G・ミラー、ジョセフ・J・フィンズ
     第一〇章 脳神経倫理学の事実、フィクション、未来/
           マイケル・S・ガザニガ
     第一一章 絵は一千語の価値をもつが、どの一千語なのか?/
           ジュディ・イレス、エリック・ラシーン、
           マシュー・P・キルシェン
     第一二章 遺伝子と脳が一体となるとき:
           ゲノム脳画像の倫理的意味/タルハン・キャンリー
     第一三章 脳のエンジニアリング/ケネス・R・フォスター
     第一四章 経頭蓋磁気刺激と人間の脳:倫理的評価/
           メーガン・S・スティーヴン、
           アルヴァーロ・パスキュアル・レオーネ 
     第一五章 機能的脳外科手術の介入:手術室の中の脳神経倫理学
           ポール・J・フォード、
           ジェイミー・M・ヘンダーソン  
     第一六章 医師、患者、脳/ロバート・クリッツマン


    PartIII 正義、社会制度、脳神経倫理学
     第一七章 脳神経科学の進歩が社会に与える影響:
           法的問題、法的観点/ヘンリー・T・グリーリー
     第一八章 教育における脳神経倫理学/
           キンバリー・シェリダン、エレナ・ジンチェンコ、
           ハーワード・ガードナー 
     第一九章 貧困、特権、および脳の発展:
           経験的知見と倫理的含意/マーサ・J・ファラー、
           キンバリー・G・ノーブル、ハラム・ハート
     第二〇章 脳神経科学の諸問題に対する宗教的応答/
           ポール・ルート・ウォルプ
     第二一章 映画の中の心:大衆メディアにおける
           心の描写の脳神経倫理的検討/
           マレン・グレインジャー-モンセン、
           キム・カレットスキー
                             
    あとがき 脳神経倫理学:新しい学際領域を描く/
           ドナルド・ケネディー

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