遺伝医学MOOK(12)創薬研究者必見! 最新トランスポーター研究 2009
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目次
- 遺伝医学MOOK(12)
創薬研究者必見! 最新トランスポーター研究 2009
―目次―
●序文
●総論:薬物動態とトランスポーター
●総論:薬物標的のトランスポーター
●第1章 トランスポーター研究の基礎
1.トランスポーターの種類
1)SLC の構造と機能
2)ABC タンパク質の機能と輸送メカニズム
3)Targeted Absolute Proteomics を用いた
トランスポーターの新しい研究展開
2.構造と機能
1)核酸塩基-陽イオン共輸送体の構造と機能
2)トランスポーターによる多剤認識の構造的基礎
●第2章 トランスポートソームの概念
1.トランスポートソーム:その概念と生体輸送における重要性
2.薬物動態関連トランスポーターと相互作用するタンパク質
3.薬物動態関連トランスポーターとERM タンパク質
4.トランスポートソームの破綻による疾患
1)偽性低アルドステロン症?型とWNK キナーゼ
2)物質輸送システムの支持機構としてのセプチン系とその破綻
●第3章 トランスポーターの発現制御
1.薬物トランスポーター遺伝子の転写調節
2.エピジェネティック調節
●第4章 動態における薬物トランスポーターの役割
1.消化管と肝臓
2.血液脳関門・腎尿細管分泌における
薬物トランスポーターの役割
3.トランスポーターと癌
4.トランスポーターと薬物間相互作用
5.トランスポーターの遺伝子多型が
臨床薬物動態・薬効に与える影響
6.トランスポーターと薬物毒性
7.製薬企業における研究
1)医薬品開発過程におけるトランスポーター研究
2)第一三共におけるトランスポーター評価
●第5章 薬効標的としてのトランスポーター
1.利尿薬の標的としての腎尿細管のナトリウムトランスポーター
2.尿酸トランスポーターと血清尿酸値異常
3.セロトニントランスポーターと精神神経疾患
4.グルタミン酸トランスポーターと精神神経疾患
5.アミノ酸トランスポーター:
悪性腫瘍の診断と治療の分子標的としての可能性
6.糖
7.NPC1L1・ABCG5/ABCG8 によるコレステロール輸送と創薬
8.胆汁酸トランスポーターの異常による肝内胆汁うっ滞
9.リントランスポーターと疾患
10.Na+/Ca2+ 交換体を分子標的とした新規Ca2+ 調節薬の開発
11.Na+/H+ 交換輸送体:機能調節と薬物標的としての意義