糖尿病患者の大血管障害予防ガイダンス

出版社: メジカルビュー社
著者:
発行日: 2005-10-10
分野: 臨床医学:内科  >  糖尿病
ISBN: 4758301573
書籍・雑誌
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6,050 円(税込)

商品紹介

糖尿病に伴う動脈硬化性疾患は重症になってから発見されることが多い。糖尿病に合併する動脈硬化性疾患については、早期から無症状で進行することを念頭におき注意深く診療する必要がある。また、糖尿病に伴う心血管合併症を抑制するためには、血糖管理だけでは不十分であり、同時に脂質や血圧のコントロールに力を注ぐ必要がある。血糖の管理だけでは大血管障害(脳卒中、心筋梗塞)を予防することはできない。高脂血症、高血圧治療に対する積極的な取り組み(治療戦略)を解説した実践書である。

目次

  • 糖尿病患者の大血管障害予防ガイダンス

    ―目次―

    Part 1 心血管事故の脅威(疫学)
     1.世界的脅威としての心血管事故の増加の実態  
     2.糖尿病の疫病的増加の実態 
     3.糖尿病の死因としての心血管事故の脅威 
     
    Part 2 糖尿病における大血管障害の特徴(病態生理)
     1.糖尿病における動脈硬化進展のメカニズム  
     2.心血管事故と糖尿病発症の共通の基礎病態としての
       メタボリックシンドローム 
     3.虚血性心疾患 
     4.脳血管障害  
     5.下肢動脈硬化症 

    Part 3 早期診断のために
     1.虚血性心疾患の診断手順  
     2.脳血管障害の診断手順  
     3.下肢動脈硬化症の診断手順 
     4.メタボリックシンドロームの診断 
     5.生化学マーカーとその使い方 

    Part 4 心血管事故をターゲットにした治療戦略
     1.糖尿病
     2.高脂血症の管理
     3.高血圧の管理
     4.血糖値の管理
     5.凝固線溶系異常

    Part 5 Q & A
     (1)a 生活習慣の悪化により血糖値や血圧、脂質が
        上がった場合、現況の服薬を継続してもよいのですか
     (1)b 生活習慣の悪化により血糖値や血圧、脂質が上がった
        場合、現況の服薬を継続してもよい のですか  
     (2)腎障害のある場合の大血管障害の特徴と注意は  
     (3)神経障害のある場合の大血管障害の特徴と注意は  
     (4)スタチンとフィブレート薬はどのように使い分けますか 
     (5)高中性脂肪血症と低HDLコレステロール血症は
       どのように治療しますか 
     (6)積極的脂質低下療法で注意することは 
     (7)積極的血圧低下療法で注意することは 
     (8)抗血小板療法で注意することは  
     (9)薬物相互作用で気をつけるべきことは 
     (10)糖尿病患者の飲酒は心血管事故には良いのですか 

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