死別から共存への心理学

出版社：	関西看護出版
著者：	品川博二・赤水誓子／著
発行日：	2005-10-20
分野：	臨床医学：内科 > 心身/臨床心理
ISBN：	9784906438747
電子書籍版：	2005-10-20

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1,320 円(税込)

商品紹介

死別の悲しみを超えて、新たな「関係の命」に生きる!!　逝く者と送る者との間で、死は両者を別つことではなく、新たな関係性に共存する契機である。

死別から共存への心理学

―目次―

第１部　スピリチュアル・ペインとケア・カウンセリング
　第１章　「未来の原点」としての死の問題
　第２章　スピリチュアル・ペインと「関係の命」
　第３章　セルフ・イメージ
　第４章　共存への志向性
　第５章　グリーフ・ワークへの試み
　　　　　　
第２部　対談・死別から共存への物語
　第６章　対談「祈り」とカウンセリング
　第７章　スピリチュアリティへの道／箱庭療法「森へ行く！」
　第８章　『１００万回生きたねこ』の心理分析

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販売価格 990 円（税込）

第1部スピリチュアル・ペインとケア・カウンセリング

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第1部スピリチュアル・ペインとケア・カウンセリング

P.11
第1章「未来の原点」としての死の問題

P.13
1. 生きる意味を問い直す「未来の原点」

P.14
2. 憾みの構造 / 三つの不自由

P.17
3. 「死の共同性」の物語

P.21
(1) 『チベット死者の書』

P.21
(2) 四つの死生観

P.23
(3) 「関係の場」に生きる

P.26
第2章スピリチュアル・ペインと「関係の命」

P.31
1. スピリチュアル・ペインとケア・カウンセリング

P.32
2. 「個体の生」から「関係の命」に !

P.41
3. スピリチュアル体験の構造

P.45
4. 自己存在の根拠とスピリチュアリティ

P.47
第3章セルフ・イメージ

P.53
1. セルフ・イメージとは何か ?

P.54
(1) 日常場面でのセルフ・イメージ

P.54
(2) カウンセリングとセルフ・イメージ

P.56
(3) 関係体験としてのセルフ・イメージ

P.57
(4) 「父親の見たシーン」の記憶

P.59
(5) セルフ・イメージと自他境界

P.62
2. セルフ・イメージの理解

P.63
(1) セルフ・イメージの定義

P.63
(2) セルフ・イメージと「他者の心」

P.66
(3) セルフ・イメージの発達

P.69
第4章共存への志向性

P.73
1. 個別性と共同性のセルフ・イメージ

P.74
(1) 「痛いの、いたいの飛んで行けー !」

P.74
(2) 融合性からの離脱、個別性のセルフ・イメージ

P.76
(3) 個別性から共同性への再構築

P.79
2. セルフ・イメージの4つのエリア

P.82
(1) 「ジョハリの窓」

P.82
(2) 安定、孤独と緊張、そして不安

P.83
(3) 「ジョハリの窓」とセルフ・イメージ

P.85
3. スピリチュアル・ケア・ステージ

P.87
(1) 融合性への回帰

P.88
(2) 援助的共同性の体験

P.90
(3) 癒しの共同体の体験

P.92
第5章グリーフ・ワークへの試み

P.97
1. 「大切な人」を失う哀しみ

P.98
(1) 『千の風になって』

P.98
(2) 命の肯定メッセージ

P.100
(3) 悲嘆の心理 / 絶対的選択性

P.104
2. グリーフ・ワーク ( 悲嘆療法 )

P.107
(1) グリーフ・ワークの意義

P.107
(2) 身体の喪失と「存在性の活用」

P.110
(3) 肯定的相互性によるリフレーミング

P.111
(4) 悲嘆から和解への肯定メッセージ

P.113
(5) ロールプレイによるグリーフ・ワーク

P.115

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第2部対談・死別から共存への物語

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第2部対談・死別から共存への物語

P.131
対談編について

P.132
第6章対談「祈り」とカウンセリング - 疑い深いカウンセラーと駆け出しクリスチャンとの対話

P.133
1. 祈りとカウンセリング

P.134
(1) 駆け出しクリスチャンと疑い深いカウンセラー

P.134
(2) 祈りと「共同性への見果てぬ夢」

P.138
(3) クライエントからのプレゼント

P.142
2. 「癒し」と「救い」

P.144
(1) 思春期は親子関係からの離脱の時

P.144
(2) 「癒しの体験」と「救いの実践」

P.150
(3) 肯定的相互性でのチェック

P.154
(4) 孤独の引き受けと救いの構造

P.160
3. 死について

P.164
(1) 関係のなかに生き続ける命

P.164
(2) 関係論、「魂」への信仰

P.168
4. 罪について

P.171
(1) 人間の根底にある「自己中心性」

P.171
(2) 存在の哲学と関係の神学

P.174
5. 隣人愛について

P.178
(1) 自己の根拠は関係の内にある

P.178
(2) 「他者の痛み」が「自分の痛み」 !

P.184
第7章スピリチュアリティへの道 / 箱庭療法「森へ行く !」

P.195
1. 箱庭療法とは ?

P.196
(1) 歴史と発展

P.196
(2) 技法と概念

P.196
2. 箱庭療法と物語創作

P.198
(1) 箱庭療法体験の言語化

P.198
(2) 「こころの科学」としての箱庭療法

P.202
(3) 箱庭療法の実際

P.207
(4) 「心の根拠」は、自分の身体と他者との関係のなかにある

P.212
3. 箱庭作品を検討する

P.220
(1) 親子関係からの離脱のテーマ !

P.223
(2) 親子関係の「自立を覚悟」させる誘惑者 !

P.228
(3) 真に対決すべき相手は「女神」 !

P.232
第8章『100万回生きたねこ』の心理分析

P.239
1. 『100万回生きたねこ』を心理分析するにあたり

P.240
2. 対談『100万回生きたねこ』

P.241
(1) 『100万回生きたねこ』は一度も死んではいなかった

P.241
(2) 関係性に開かれた対人態度

P.246
(3) 失恋とは出会う前よりもっと孤独な体験

P.251
(4) 関係優位の対人態度

P.254
(5) 恋の〈からだ〉と愛の〈ことば〉

P.257
(6) 肯定的相互性の対人態度

P.261
(7) 「個体の生」から「関係の命」へ

P.265
(8) 死別から共存へ !

P.272

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