がん研究のいま 4 がんの疫学
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疫学的アプローチからみえてきた、個人や民族による遺伝子・分子の相違と発がん抵抗性、生活習慣と部位別がん罹患、ピロリ菌やウイルス感染による発がん機構などを中心に、がん予防にむけた方策を論じる。
目次
- がん研究のいま 4 がんの疫学
―目次―
１ 総論 ：がんの民族疫学研究
２ 国際比較研究
ブラジル在住日系人の胃がん
東南アジア３国における消化管がんの宿主・環境要因
３ 増加がんの疫学・予防
大腸がんのゲノム疫学研究
乳がんの疫学と予防
前立腺がんの疫学と予防
４ 感染とがん
ＡＴＬの疫学
子宮頸部ＨＰＶ感染症の疫学研究とワクチンによる予防
ピロリ菌感染と胃がん予防
５ がんの分子疫学
発がんの免疫的防御
遺伝子多型と発がんリスク
ＤＮＡメチル化と発がん：エピジェネティック疫学
６ がんの臨床疫学
臨床研究からみたがん進展のメカニズム
疫学研究からみた消化器がんの進展と予後
疫学研究からみた肝がんの化学予防と進展抑制
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