心不全の基礎知識100

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2011-09-13
分野: 臨床医学:内科  >  心臓
ISBN: 9784830619090
特記事項:
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難解な解説になりがちな心不全を,豊富な図表と1テーマ3分程度で読める分量で分かりやすく説いた,現在の心不全診療を俯瞰できる手引き書。

目次

  • 心不全の基礎知識100

    ―目次―

    【Part.01 概念・病態】
    [ 1]はじめに心不全の原因疾患と
        悪化因子,予後不良因子を理解する
    [ 2]心不全の疫学データの注意点
    [ 3]心不全の評価項目に完璧なものは存在しない
    [ 4]慢性心不全と急性心不全は連続した概念でとらえる
    [ 5]右心不全と左心不全の関係
    [ 6]収縮機能障害と拡張機能障害の疫学
    [ 7]前負荷と後負荷と心拍出量の概念
    [ 8]心血管イベントの代理指標としての心筋リモデリング
    [ 9]神経体液性因子説とは
    [10]心不全悪化因子1 交感神経系
    [11]心不全悪化因子2 レニン-アンジオテンシン系
    [12]レニン-アンジオテンシン系の下流であるアルドステロン
    [13]心不全悪化因子3 バソプレシン
    [14]心不全悪化因子4 炎症性サイトカイン
    [15]心不全改善因子 ナトリウム利尿ペプチド

    【Part.02 診断】
    [16]NYHA分類・AHA/ACCステージ分類と早期からの治療介入
    [17]簡単で大事な自覚症状 呼吸困難
    [18]簡単で大事な身体所見 体重変化
    [19]簡単な臨床所見で病態を把握するNohria/Stevenson分類
    [20]必須検査1 胸部X線
    [21]必須検査2 心電図
    [22]必須検査3 心不全での一般血液検査
    [23]必須検査4 バイオマーカーBNP,NT-proBNP
    [24]必須検査5 心エコー
    [25]急性心不全での必須検査 血液ガス
    [26]腎機能の新しい指標 シスタチンCと尿中アルブミン
    [27]冠動脈CTの心不全患者への応用
    [28]心臓カテーテル検査は心不全の原因,病態を知る上で重要
    [29]現在のSwan-Ganzカテーテル検査の意義
    [30]心筋生検が必要な場合とは

    【Part.03 治療】
    [31]心不全治療のかなめ薬1 ACE阻害薬・ARB
    [32]心不全治療のかなめ薬2 β遮断薬
    [33]抗アルドステロン薬はアルドステロンブレイクスルー現象
        への一手
    [34]レニン阻害薬 現在は降圧薬,将来は心不全治療薬の可能性
    [35]ループ利尿薬は心不全治療薬の仕上げに使う
    [36]ループ利尿薬抵抗性の水分貯留には
        バソプレシン受容体拮抗薬
    [37]忘れられつつある薬剤ジギタリスの価値とは
    [38]経口強心薬は重症心不全,末期心不全で考慮
    [39]心筋梗塞後の心不全患者の必須薬1 アスピリン
    [40]心筋梗塞後の心不全患者の必須薬2 スタチン
    [41]魚油イコサペント酸(EPA)は薬です
    [42]心房細動合併時の必須薬 ワルファリン
    [43]抗凝固薬の新薬ラッシュ ダビガトラン
    [44]アミオダロンの突然死予防効果は期待しすぎない程度に
    [45]不整脈のデバイス治療 心臓再同期療法と植込み型除細動器
    [46]心房細動治療(薬物治療版)
        リズムコントロールvsレートコントロール
    [47]心房細動治療(非薬物治療版) アブレーション
    [48]拡張機能障害の治療は,心不全発症の
        リスクの段階からスタート
    [49]心不全に多い腎不全の合併,心腎連関の介入点の検討
    [50]慢性心不全に合併する貧血の治療は,補正のしすぎに注意
    [51]合併する高血圧・脂質異常症・糖尿病はセットで考える
    [52]睡眠時無呼吸に注意 睡眠呼吸障害の治療
    [53]チーム医療に期待の場 心臓リハビリテーション
    [54]和温療法の効果
    [55]小型化した植込み型非拍動式補助人工心臓
    [56]左室容積縮小術の適応は慎重に
    [57]2010年法改正後の心臓移植
    [58]急性心不全の初期対応の目的は,救命と血行動態の安定
    [59]点滴強心薬は,臓器低灌流時には速やかに使用する
    [60]PDE阻害薬は血管拡張薬の次の一手
    [61]硝酸薬は,古典的ではあるが有用な血管拡張薬
    [62]ナトリウム利尿ペプチド わかっていること,
        わかっていないこと
    [63]急性心不全における利尿と血液浄化
    [64]呼吸補助療法のもうひとつの使い方
    [65]急性心不全での補助循環装置 IABPとPCPS
    [66]心肺蘇生の順序はCABで!!

    【Part.04 管理】
    [67]肥満予防は小児期から
    [68]食事パターンの重要性
    [69]高血圧予防食は心不全発症も予防する 減塩・DASH食
    [70]リノール酸系植物油やマーガリンの
        積極的摂取をすすめる指導にエビデンスはない
    [71]末期心不全では低栄養に注意
    [72]水分と塩分指導の新たな注意点
    [73]サプリメント治療の可能性
    [74]心不全発症危険因子「心肥大」
    [75]タバコは禁煙,アルコールは節酒
    [76]心不全患者でのインフルエンザ,
        肺炎球菌ワクチン接種の考え方
    [77]大気汚染と心不全の意外な関係
    [78]安全な入浴のための注意点
    [79]安全な旅行のための注意点
    [80]心不全患者における性的問題の考え方
    [81]心不全患者における妊娠の考え方

    【Part.05 医療システム】
    [82]心不全チーム作成のポイント
    [83]患者自身のセルフチェックは,チーム医療の中心とすべき
    [84]看護士・薬剤師の役割
    [85]栄養士・検査技師の役割
    [86]ガイドライン推奨治療の遵守率チェックの必要性
    [87]ガイドライン遵守のために必要なシステム1 
        診療チェックリスト
    [88]ガイドライン遵守のために必要なシステム2 
        患者教育・治療アルゴリズム
    [89]QOLの評価法
    [90]入院中診療と,外来診療の連続性が重要
    [91]心臓カテーテル検査入院には副次的効果も期待
    [92]在宅医療への橋渡しをする治療法の必要性
    [93]遠隔モニタリングとは
    [94]心不全における緩和ケア
    [95]日本に将来,心不全ホスピスの可能性はあるか
    [96]緩和ケアでの呼吸困難・痛みの治療
    [97]緩和ケアにおける抑うつの治療
    [98]末期患者と正しく向き合って末期治療にのぞむ
    [99]入退院を繰り返す心不全患者の家族がかかえる社会的問題点
    [100]臨床研究の意義について

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