ファミリーナーシングプラクティス

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2001-05-01
分野: 看護学  >  公衆衛生/地域
ISBN: 9784260331401
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商品紹介

家族看護の理論と実践を包括的にまとめたテキスト。第1部の理論編ではこれまでの家族看護の理論の流れと最新の考え方を解説し、主としてカルガリー家族看護モデルのアセスメントと介入の方法を示した。第2部の実践編では事例に沿って、患者 家族援助の具体的な場面を紹介しながら解説した。家族看護学テキストの決定版。

目次

  • ファミリーナーシングプラクティス 家族看護の理論と実践
    編/森山美知子

    ―目次―
    第1部 家族看護モデルの理論と実践
    1)実際、家族看護の実践
    1.家族看護へのアプローチ
    2.家族看護の目的とゴール
    3.家族の定義
    4.専門的家族看護実践と家族をケアする看護者の役割
    2)家族看護学の歴史的発展とその理論的背景
    1.米国における家族看護学の発展
    2.わが学における家族看護学の発展
    3.家族システム看護の発展の背景
    3)家族システム看護の概要
    1.家族システム看護による家族のとらえ方
    2.直線的思考とシステム思想の相違
    3.変化の起こる文脈
    4)家族システム看護の理論的背景
    1.システム理論
    2.家族システム看護への群集生態学からのアプローチ
    3.ナラティブ・セラピーとポストモダン
    5)カルガリー家族アセスメントモデル
    1.カルガリー家族アセスメントモデル(CFAM)
    2.カルガリー家族アセスメントモデルにどのように取り組むのか
    3.家族の構造のアセスメント
    4.家族発達のアセスメント
    5.家族機能のアセスメント
    6.まとめ
    6)カルガリー家族介入モデル
    1.カルガリー家族介入モデル
    2.介入への導入
    3.介入の開始
    4.家族機能の認知領域に働きかける介入技術
    5.家族機能の感情領域に働きかける介入技術
    6.家族機能の行動領域に働きかける介入技術
    7.セッションの流れ
    7)家族インタビュアーの展開方法
    1.家族アセスメントの開始時期と対象の選択
    2.家族インタビューの段階とセッション時間
    3.インタビュー開始までのステップ
    4.仮説の立案
    5.家族インタビューの実践
    6.家族インタビューの治療効果の判定
    7.記録
    8)家族インタビューに必要な技術と前提条件
    1.家族インタビューを行うために理解しておくこと
    2.インタビューを行うにあたっての心構え
    3.家族インタビューに必要な能力
    4.家族看護実践の基盤整備
    5.働く領域による違い
    6.必要な技能をどのようにして身につけるか
    9)短時間で行う治療的インタビュー
    第2部 家族看護モデルの実践事例
    1)慢性疾患患者を抱える家族への看護介入
    1.慢性疾患患者を抱える家族に関わる必要性
    2.家族の支援体制がうまく機能していない症例の類型化
    3.アセスメントのポイントと具体例
    4.家族支援のゴールと介入ポイント
    5.まとめ
    2)介護負担を抱える家族への看護介入
    1.予防的にかかわること
    2.家族全体を集める、拡大家族の参加を促す
    3.介護負担を抱える家族に対するインタビューの中で行わなければならないこと
    4.介護を行っている家族に対して行うこと
    3)終末期にある家族員を抱える家族への援助
    1.終末期の家族員を抱える家族に対するインタビューの中で行うこと
    2.まとめ
    4)終末期における家族支援:回想の重要性
    1.終末期における人生の受容と家族の苦悩
    2.終末期における人生の受容と回想
    3.トータルペイン(全人的苦痛)と回想
    4.回想:人生の統合を促すために
    5.具体的な質問展開
    6.インタビューの展開
    7.まとめ
    5)ストレス性疾患を抱える家族への援助
    1.家族内に起こる悪循環パターンを明らかにする
    2.アセスメントと回別府の実際
    3.まとめ
    6)障害児を持つ家族への援助
    1.悲嘆のプロセス
    2.アセスメントの内容
    3.具体的に起こってくる問題に対して
    4.障害のある子供をもつ家族への援助
    7)小児とその家族への援助
    1.急性期の病気の子供を持つ家族の場合
    2.慢性の病気の子供を持つ家族の場合
    3.予後不良の病気の子供を持つ家族の場合
    8)精神障害を抱える妊産婦への援助
    1.助産婦による専門外来について
    2.家族システム看護が適応になる症例
    3.事例紹介
    4.まとめ

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