2008年9月に出版した本書の初版から4年を経て,疫学データや薬剤の情報を最新のものへ改訂し「新訂版」とした。小児科医だけでなく,保健師や管理栄養士など,子どもの食にかかわるすべての人が知っておきたい食の問題を講義形式でわかりやすく解説.母乳育児の重要さや妊娠中の食の問題から,やせや肥満,偏食の問題,「授乳・離乳の支援ガイド」の変更点など,胎児〜乳児期から思春期まで幅広く取り扱い,最後に,お母さんからよく聴かれる食への質問もQ&A形式で簡潔に示した.毎日の食事にかかわることだからこそ,知っておきたい「食」の知識が豊富に盛り込まれた,必携の1冊。