目次
- よくわかる障害者福祉 第5版
―目次―
I 思想,基本理念・概念
1 サービス提供者中心からサービス利用者中心への転換
2 アドボカシーの意味と方法
3 QOL:サービス評価の新たなものさし
4 インクルージョン:インテグレーションを越えて
5 エンパワメント:パワレスな状態からエンパワーへ
6 機会平等:どうして機会が開かれないのか
7 障害者の人権:蹂躙してきた歴史と反省
8 ノーマライゼーション:
障害者福祉を突き動かしてきた思想
9 リハビリテーションの発展と限界
10 自己決定:意義と限界
11 発達・発達保障:意義と課題
12 社会モデル:医学モデルとの鐚藤
II 障害論
1 障害は個性か,社会福祉の対象か
2 国際生活機能分類(国際障害分類改定版)
3 身体障害
4 知的障害,自閉症,学習障害,強度行動障害
5 精神障害
6 制度の谷間:難病
7 制度の谷間:若年脳損傷者,高次脳機能障害
8 制度の谷間:重度重複障害,重症心身障害,全身性障害
9 早期発見,障害児スクリーニングの意義と倫理
コラム:全ての住民が手話で話をした島
コラム:制度の谷間とは
III 施設論
1 入所施設のなにが問題なのか
2 障害者の理想の村:コロニー,コロニー政策
3 施設化政策,脱施設化政策
4 精神科病院の展開と改革
5 障害者総合支援法におけるサービス体系の変化とその課題
6 入所施設の実態と今後のあり方
7 就労継続支援事業の実態と今後のあり方
8 障害児施設の実態と今後のあり方
IV 地域生活支援,障害児教育
1 地域生活支援の歩み:障害者自立支援法に至るまでの展開
2 共同作業所の歩みと展開
3 相談支援事業のあり方について(その1):
ケアマネジメントの多様性と混乱
4 相談支援事業のあり方について(その2):
身体障害者・知的障害を中心として
5 相談支援事業のあり方について(その3):
精神障害者を中心として
6 更生相談所の現状と障害者総合支援法
7 精神保健福祉センターの現実と今後
8 保健所,市町村保健センターの現実と今後
9 日常生活自立支援事業の考え方とその流れ
10 ホームヘルプサービス:地域生活支援の要
11 グループホーム,ケアホームの展開と課題
12 障害児の地域生活を支える事業
13 特別支援学校,統合教育:これまでの論争と今後の課題
V 自立生活,就労支援
1 自立生活運動の問いかけたもの:専門職への懐疑
2 社会生活力の理念と実際
3 障害者運動の発展と転換点
4 障害者就業・生活支援センターの歩み:
就労支援と生活支援をつなぐもの
5 障害者職業センターの意義と現実
6 自立生活運動,自立生活思想の歴史と展望
7 セルフヘルプグループ:福祉援助へのカウンター
8 ピア・カウンセリングの意味と課題
9 ピープルファースト:知的障害者の自立生活への道
10 職親制度の現実と課題
11 福祉的就労:福祉支援か,就労支援か
VI 家族支援,性教育
1 障害者個人支援か,家族支援か
2 家族会,親の会,きょうだいの会の展開と
運動の意味するもの
3 保護者(知的障害,精神障害)規定の意味と課題
4 性教育,結婚支援:
障害者問題で無視されてきた深刻な問題
5 レスパイトサービス,ファミリーサポート:
家族支援の施策化は可能か
VII 環境,社会意識
1 障害者への理解は進んだのか,進んでいないのか
2 ボランティア:その固有な意義と課題
3 バリアフリー法の意義
4 社会参加を促進する事業
5 偏見,スティグマ,差別:
表面的な啓発活動ではすまない深刻な課題
6 社会的距離:偏見を測定するには
7 施設コンフリクト:なぜ繰り返し全国的に起こるのか
8 ソーシャル・サポート:福祉援助の相対化
9 福祉教育の考え方と課題
VIII 行政,政策,計画
1 利用者中心の福祉改革の理想と現実
2 介護保険制度のもたらしたもの:
障害者福祉はどうかわったのか
3 措置から契約制度への移行の意味
4 障害者総合支援法の概要と課題
5 障害者プラン以降の展開
6 社会福祉法が障害者福祉に与えた影響
7 障害基礎年金,厚生年金,無年金障害者問題
8 障害者基本法:その意義と課題
9 障害者雇用促進法:なぜ雇用率は達成されないのか
10 国連障害者権利条約:条約の趣旨とわが国の動向
11 ソーシャルプランニング:計画を評価するには
12 ニーズ調査の意味と限界
13 障害者手帳制度の転換点
14 オンブズマン:障害者施設での人権侵害は防止できるのか