アルコール使用障害

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商品紹介

本書は,アルコール使用障害についての分類や定義といった概論から始まり,ついで理論とモデル,さらに診断,そして治療へとテーマが展開され,それぞれがエビデンスに基づいた内容となっている。また,具体的な患者とのやりとりを記した「臨床スケッチ」や,すぐに臨床現場で使用できる10種類の質問紙や記録表などの巻末付録も魅力となっている。アルコール使用障害に携わる臨床家にとって進歩的かつ有用な介入方法が数多く紹介された実践的なテキスト。

目次

  • アルコール使用障害

    ―目次―

    1 アルコール使用障害に関する解説
    1.1 用 語
    1.2 定 義
    1.3 疫 学
    1.4 経過と予後
    1.5 鑑別診断
    1.6 合併症
    1.7 診断の手順と手引き

    2 アルコール使用障害の理論とモデル
    2.1 AUDの従来の理論
    2.2 AUDの生物心理社会的モデル

    3 診断と治療の指針
    3.1 はじめに
    3.2 全般的ガイドラインと考察
    3.3 飲酒歴 3.3.1 アルコール消費量
    3.3.2 アルコールに関連する影響
    3.3.3 他に使用している薬物
    3.3.4 飲酒の是非
    3.3.5 変化のための動機づけの準備性
    3.3.6 自己効力感
    3.3.7 コーピングスキル
    3.3.8 飲酒への高いリスク状況
    3.3.9 霊性と宗教心
    3.3.10 以前の治療経験
    3.3.11 過去の自助グループへの参加
    3.3.12 治療参加への妨げ 3.4 生活機能
    3.5 問題やニーズの優先順位づけ 3.5.1 治療計画の開発
    3.5.2 治療適応 3.6 患者の紹介について

    4 治 療
    4.1 はじめに
    4.2 行動学的・心理学的手法
    4.3 基本的なCBTの展開
    4.4 精神薬理学的な方法
    4.5 相互(仲間同士の)自助グループ
    4.6 効果と予後
    4.7 治療法の組み合わせ
    4.8 治療における問題点
    4.9 さまざまな文化の検討

    5 参考図書

    6 文 献

    7 付録:ツールと資料
    7.1 概 観
    7.2 簡易版飲酒問題リスト
       (Short Inventory of Problems: SIP)
    7.3 意志決定の天秤(decisional balance)―飲酒と断酒の是非
    7.4 変化のための準備性のもの差し
    7.5 断酒の自己効力尺度(AASE)
    7.6 毎日の飲酒日記
    7.7 飲酒行動の機能分析のためのワークシート
    7.8 アルコール使用障害質問票
       (Alcohol Use Disorders Identification Test: AUDIT)
    7.9 過去1カ月間のアルコール使用
    7.10 飲酒のハイリスク状況の特定と対処法
    7.11 再発が起きたらどうするべきか

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