創傷と痛み

出版社: 金原出版
著者:
発行日: 2013-07-25
分野: 臨床医学:外科  >  外科学一般
ISBN: 9784307400510
書籍・雑誌
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商品紹介

日本皮膚科学会より『創傷・熱傷ガイドライン』が公表された。「創傷」についても医学的エビデンスが蓄積されつつあるが、臨床現場で「創傷の痛み」に悩まされることはしばしば経験される。「なぜ、傷は痛いのか?」「なぜ、傷の痛みを取る必要があるのか?」「傷の痛みにエキスパートはどのように対応しているのか?」.その疑問と秘訣を余すところなく紹介したトータルガイドブック。臨床の第一線で日々「創傷」と戦っておられる医療者に贈る決定版!

目次

  • 創傷と痛み

    ―目次―

    序論
     1.創傷の痛みは何のためにあるのか?
     2.創傷の痛みになぜ配慮する必要があるのか?

    総論─痛みと創傷の関係
     1.創傷処置と痛みに関するコンセンサスガイドラインについて
       ─世界の潮流
     2.痛みの種類
       ─侵害受容性疼痛,神経因性疼痛(アロディニア)含む
     3.痛みの評価法─各種の疼痛スケ−ルを用いたアセスメント
     4.痛みストレスが創傷治癒に与える影響
     5.わが国の『創傷・熱傷ガイドライン』における痛みの取り扱い
     6.創傷と処置に関する俗説について
     
    各論I─薬物で痛みに対処する
     1.創傷による痛みの治療─概要
     2.創傷痛に対するアセトアミノフェンの使用について
     3.NSAIDs
     4.創傷痛とトラマド−ル
     5.オピオイド
     6.その他の薬物
     7.神経ブロックを中心とした治療
     
    各論II─処置時の痛みに配慮する
     1.処置前におこなう痛みに対する薬物療法(直前内服、局所麻酔)
     2.デブリ−ドマンの痛みに配慮する
     3.局所感染を制御する
     4.処置時の環境整備による痛みの制御
     5.痛みに配慮した創傷被覆材の選択
     6.陰圧閉鎖療法の痛みに対処する
     
    各論III─疾患ごとの痛みに対処する
     1.熱傷の痛みに対処する
     2.下腿潰瘍/静脈瘤の痛みに対処する
     3.膠原病(強皮症)による皮膚潰瘍の痛みに対処する
     4.膠原病(強皮症以外/SLE/皮膚筋炎/RA/血管炎/
       抗リン脂質抗体症候群)による痛みに対処する
     5.褥瘡の痛みに対処する
     6.糖尿病性潰瘍に対する痛みに対処する
     7.放射線皮膚障害の痛みに対処する
     8.コレステリン塞栓症の痛みに対処する
     9.帯状疱疹の痛みに対処する
     10.表皮水疱症患者会の立場から

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