WHOガイドライン 病態に起因した小児の持続性の痛みの薬による治療

出版社: 金原出版
著者:
発行日: 2013-07-20
分野: 臨床医学:外科  >  麻酔科学/ペイン
ISBN: 9784307170666
書籍・雑誌
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商品紹介

「WHO guidelines on the pharmacological treatment of persisting pain in children with medical illnesses」(世界保健機関発行、2012年12月)の翻訳版。従来の三段階除痛ラダーを廃止し、二段階除痛ラダーの小児適用を勧告するなど、小児における持続性の痛みに対するオピオイド鎮痛薬・医療用麻薬の新たな取り扱い方を示す。医師・看護師、薬剤師、政策立案担当者それぞれを対象にガイドラインの重要項目を抜粋した副冊子付き。

目次

  • WHOガイドライン
    病態に起因した小児の持続性の痛みの薬による治療

    ―目次―

    ■第1章 小児における痛みの分類
    1.1 痛みの分類:いとぐち
    1.2 痛みの分類
    1.3 特定の疾患に関連した痛みの原因と分類

    ■第2章 小児における持続性の痛みの診断・評価
    2.1 臨床的診断法:痛みの経過の聴取と理学的診察
    2.2 小児による痛みの表現と痛みの診断・適切な評価方法
    2.3 痛みの記録、文書化:痛み測定手段の活用
    2.4 臨床実践において使用する痛み測定手段基準の確立と選択法
    2.5 持続性の痛みのある小児の他のパラメ−タ−を用いての評価
    2.6 小児の持続性の痛みの診断・評価への挑戦の克服

    ■第3章 薬による痛み治療の基本戦略
         −患者の立場に立った医療担当者用の治療ガイドライン
    3.1 薬による痛み治療の基本原則
    3.2 二段階除痛ラダーを用いた治療戦略
    3.3 時刻を決めて規則正しく鎮痛薬を反復投与する
    3.4 至適な経路による鎮痛薬の投与
    3.5 それぞれの小児に適した投与量に調整しての痛み治療
        (テ−ラ−メイドの治療)
    3.6 痛みの治療に不可欠な強オピオイド鎮痛薬
    3.7 強オピオイド鎮痛薬の選択方針
    3.8 経口モルヒネの速放製剤と徐放製剤
    3.9 オピオイド・スイッチング(オピオイド鎮痛薬の切り替え)
    3.10 投与経路
    3.11 突出痛の治療
    3.12 耐性、薬の中止、依存
    3.13 オピオイド鎮痛薬の過量投与
    3.14 鎮痛補助薬
    3.15 研究指針

    ■第4章 保健医療機関網における痛み治療への
         アクセス改善を目指して
    4.1 健康の権利、除去可能な痛みから解放される権利
    4.2 オピオイド鎮痛薬に関する国際的な規制
    4.3 国による痛みからの解放に向けた政策の広がり
    4.4 国の制度としての痛みからの解放への財政支出
    4.5 痛みからの解放のために必要なこと
    4.6 痛み治療による資源の救済
    4.7 痛み治療の守備範囲
    4.8 痛み治療の人的資源
    4.9 利用可能とすべき痛み治療法

    ■アネックス(付属文書)1 薬理学的プロフィ−ル

    ■アネックス(付属文書)2 臨床への勧告の背景

    ■アネックス(付属文書)3 保健医療機関網への勧告の背景

    ■アネックス(付属文書)4 エビデンスの検索と評価

    ■アネックス(付属文書)5 研究指針

    ■アネックス(付属文書)6 オピオイド鎮痛薬と国際条約

    ■アネックス(付属文書)7 本ガイドラインの
      作成・編集に関与した人々のリスト


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