PT・OT・STのための 気道吸引実践マニュアル

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2013-12-09
分野: 臨床医学:外科  >  リハビリ医学
ISBN: 9784830643989
電子書籍版: 2013-12-09 (第1版第2刷)
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商品紹介

気道吸引を業務の一部として実施できるようになったリハビリテーション関連職種のためにケースを元にした基本的知識・手順の確認および技術の習得を目的とした実践書である.

目次

  • PT・OT・STのための 気道吸引実践マニュアル

    ―目次―

    Chapter 1 ケース紹介と問題解決のための道筋
          ―気道吸引は「最終手段」―
     1) ケース紹介
     2) 治療を実施するうえで考えるべきポイント
     3) 吸引する前に押さえてほしいポイント
     4) おわりに

    Chapter 2 対象者の評価(1)
          ―医学的所見の読み取り―
     1) 酸素運搬能の評価:酸素運搬の仕組み
     2) 血液ガスの解釈
     3) 酸塩基平衡
     4) データの解釈

    Chapter 3 対象者の評価(2)
          ―フィジカルアセスメント―
     1) 体表解剖
     2) 評価の実際
     3) フィジカルアセスメントの解釈

    Chapter 4 呼吸苦軽減のためのアプローチ
          ―基本的呼吸療法―
     1) 呼吸リハビリテーションの目的
     2) 各アプローチにおけるリスク管理
     3) ポジショニング
     4) 呼吸補助筋マッサージ・ストレッチ
     5) 呼吸介助(上部胸郭・下部胸郭)
     6) 胸郭可動域運動(シルベスター法・肋骨捻転運動・
        背部伸展運動・肋間筋ストレッチ)
     7) 呼吸運動(横隔膜呼吸・口すぼめ呼吸)
     8) 排痰の理論と排痰法
     9) 体位変換,体位ドレナージ
     10) スクイージング
     11) 咳,ハフィング,自動周期呼吸法
     12) 症例に対する呼吸リハビリテーション

    Chapter 5 気道吸引実施のための基礎知識
     1) 吸引関連物品
     2) 吸引目的・適応と注意点
     3) 標準予防策(スタンダードプレコーション)
     4) 事前準備およびリスク管理

    Chapter 6 気道吸引実施方法
          ―口腔・鼻腔・人工気道―
     1) 手順1 口腔・鼻腔の吸引
     2) 手順2 人工気道の吸引
     3) チェックリスト

    Chapter 7 気道吸引に必要な基礎医学と臨床医学
     1) 基礎医学
     2) 臨床医学
     3) ケースの検討

    Chapter 8 正常な嚥下と誤嚥
     1) 死亡率と誤嚥の関係
     2) 正常嚥下
     3) 嚥下障害について
     4) 嚥下の診断
     5) 嚥下リハビリテーションでの吸引の実際
     6) 吸引の限界
     7) 誤嚥などによる窒息の対処方法

    Chapter 9 まとめ
          ―問題解決できましたか?―
     1) 処方箋および医学的情報
     2) 評 価
     3) 治療実施中
     4) おわりに

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

Chapter 2 対象者の評価 ( 1 ) - 医学的所見の読み取り -

P.16 掲載の参考文献
1) 尾崎孝平 : おもしろいほどスラスラわかって臨床に使える! 血液ガス・酸塩基平衡教室, メディカ出版, 2009
2) 青柳智和 : 出直し看護塾テキスト& DVD Vol.3 血液ガス解釈の基礎, 細谷真人 (監修), ひとりガウン, 2010

Chapter 3 対象者の評価 ( 2 ) - フィジカルアセスメント -

P.28 掲載の参考文献
1) 赤柴恒人 : 呼吸の仕組みとその管理-カラー版 (エキスパートナース MOOK 33), 照林社, 東京, 1999
2) 黒澤一, 佐野裕子 : 呼吸リハビリテーション-基礎概念と呼吸介助手技, 学研, 東京, 2006
3) 玉木彰 (編) : DVDで学ぶ呼吸理学療法テクニック-呼吸と手技のタイミングがわかる動画 91, 南江堂, 東京, 2008
4) 三上理一郎 : 各国におけるラ音分類の現状と将来, 日本医師会雑誌, 94 (12) : 2052, 1985.
5) 高橋仁美 : フィジカルアセスメント徹底ガイド呼吸, 高橋仁美・佐藤一洋 (編著), 中山書店, 東京, 2009
6) 社団法人日本呼吸器学会 : 第8回呼吸ケアカンファレンス「実践! 現場で生かそう呼吸ケア」配布資料, 2011

Chapter 4 呼吸苦軽減のためのアプローチ - 基本的呼吸療法 -

P.46 掲載の参考文献
1) 3学会合同呼吸療法認定士認定委員会 (編) : 第14回3学会合同呼吸療法認定士認定講習会テキスト, 2009
2) 高橋仁美他 (編) : 動画でわかる呼吸リハビリテーション 第2版, 中山書店, 東京, 2008
3) 宮川哲夫 (編著) : 動画でわかるスクイージング 安全で効果的に行う排痰のテクニック, 中山書店, 東京, 2005
4) 曷川元 (編著) : 実践! 早期離床完全マニュアル 新しい呼吸ケアの考え方, 慧文社, 東京, 2007
5) 高橋仁美他 : 吸引プロトコル 第2版, (社) 日本理学療法士協会監修・制作, 2010
6) 谷本普一 (編著) : 呼吸不全のリハビリテーション 改訂第2版, 南江堂, 東京, 1996

Chapter 5 気道吸引実施のための基礎知識

P.52 掲載の参考文献
1) アメリカ合衆国国立疾病対策センター (大久保憲 訳, 小林寛伊 監訳) : 医療現場における手指衛生のためのCDCガイドライン, メディカ出版, 大阪, 2003
2) 高橋仁美他 : 吸引プロトコル 第2版, (社) 日本理学療法士協会監修・制作, 2010

Chapter 7 気道吸引に必要な基礎医学と臨床医学

P.76 掲載の参考文献
1) 滝澤始, 松村讓兒 (監修) : 病気がみえる Vol.4 呼吸器, 医療情報科学研究所 (編), メディックメディア, 東京, 2007
2) 3学会合同呼吸療法認定士認定委員会 (編) : 第14回3学会合同呼吸療法認定士認定講習会テキスト, 2009
3) 本間生夫 (監修) : 呼吸運動療法の理論と技術, メジカルビュー社, 東京, 2003
4) 横山美佐子他 : 気管吸引の解剖・生理学的理解. 理学療法 28 : 321-328, 2011
5) 太田清人 : 気管吸引の対象となる病態と適応. 理学療法 28 : 329-334, 2011
6) 岸川典明 : 気管吸引実施のための評価. 理学療法 28 : 342-346, 2011
7) 高橋仁美他 : 吸引プロトコル 第2版, (社) 日本理学療法士協会監修・制作, 2010

Chapter 8 正常な嚥下と誤嚥

P.86 掲載の参考文献
1) 西山耕一郎 : 実践的耳鼻科検査法. 中山書店, 東京, p262, 2012
3) 西山耕一郎 : 嚥下障害-私の治療戦略-, すぐに役立つ外来耳鼻咽喉科疾患診療のコツ, 肥塚泉 (編), p166, 全日本病院出版会, 2008
4) 古川浩三 : 嚥下における喉頭運動のX線学的解析 : とくに年齢変化について. 日耳鼻会報 87 : 169-181, 1984
5) 西山耕一郎 : 特集 誤嚥と嚥下性肺炎 疑問に答える. JOHNS 28 : 1828-1832, 2012
6) 吉田哲二 : 正常嚥下に関する筋電図的ならびにX線的研究. 耳鼻 25 : 824-872, 1979
7) 三枝英人 : シリーズ知っておきたい生理・病態の基礎 嚥下. 耳喉頭頸 82 : 959-964, 2010
8) 藤島一郎 : 嚥下ポケットマニュアル 第3版, 医歯薬出版, 東京, p34, 2011
9) 中村智之, 藤島一郎 : 特集 誤嚥と嚥下性肺炎 疑問に答える. JOHNS 28 : 1893-1895, 2012
10) 才藤栄一, 向井美恵 : 摂食嚥下リハビリテーション 第2版, 医歯薬出版, 東京, 2007
11) 梅澤弘毅, 小笠原隆 : 特集 誤嚥と嚥下性肺炎 疑問に答える. JOHNS 28 : 1833-1836, 2012
12) 兵頭政光他 : 嚥下内視鏡検査におけるスコア評価基準 (試案) の作成とその臨床意義. 日耳鼻 113 : 670-678, 2010
13) 西山耕一郎 : 耳鼻咽喉科クリニックにおける嚥下障害の取り扱い. 日気食会報 63 : 175-180, 2012
14) 大前由紀雄, 西山耕一郎, 生井友紀子 : 第1章 嚥下障害を診る, 実践嚥下内視鏡検査 (VE) -動画でみる嚥下診療マニュアル, 廣瀬肇 (監), p10, インテルナ出版, 2011
15) 小口和代, 才藤栄一 : 機能的嚥下スクリーニングテスト「反復唾液嚥下テスト」 (the Repetitive Swallowing Test : RSST) の検討 (1) 正常値の検討, (2) 妥当性の検討, リハビリテーション医学 37 : 375-388, 2000
16) 窪田俊夫, 三島博信, 花田実他 : 脳血管障害における麻痺性嚥下障害-スクリーニングテストとその臨床応用について, 総合リハ 10 (2) : 271-276, 1982
17) 才藤栄一 : 摂食・嚥下障害の治療・対応に関する統合的研究, 平成13年度総括研究報告書, 厚生科学研究費補助金 (長寿科学総合研究事業), 1-17, 2002
18) 藤谷順子 : (4) 直接訓練, 医師・歯科医師のための摂食・嚥下障害ハンドブック 第2版, 本多知行・溝尻源太郎 (編), p128, 医歯薬出版, 2002
19) 藤島一郎 : 嚥下ポケットマニュアル 第3版, 医歯薬出版, 東京, p33, 2011
20) 道又元裕 : 特集 吸引肺痰法. エキスパートナース 23 : 39-85, 2007
21) 江頭文江 : 段階的摂食訓練への応用, 嚥下食ピラミッドによる嚥下食レシピ 125, 江頭文江・栢下淳 (編著), p15, 医歯薬出版, 2007

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