ソーシャルワークにおける「生活場モデル」の構築
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目次
- ソーシャルワークにおける「生活場モデル」の構築
―目次―
序 章 ソーシャルワークの「日本モデル」とは何か
1 なぜソーシャルワークの「日本モデル」なのか
2 日本のソーシャルワークが「よってたつゆえん」
3 「日本モデル」を支える「準拠枠」への問い
4 本書の構成と概要
第I部 「社会福祉援助」としてのソーシャルワークの基盤
第1章 人間の「生(ライフ)」への視点と「かかわり」の意味
1 人間の「生」にかかわるソーシャルワーク
2 人間の存在価値と「ライフとしての生」
3 人間の「生」を支えるということ
第2章 ソーシャルワークにおける「ソーシャル」の意味
1 ソーシャルワークがもつべき「統一した視点」
2 生態学の影響とリッチモンド・レイノルズにおける今日的意義
3 生態学の発想がソーシャルワークに与えるもの
4 ソーシャルワークにおける「生活」への視点
第3章 「生活」とその「主体」としての個人への視点
1 「生活」とその「主体」としての個人へのアプローチ
2 それぞれの「系」における「主体」としての個人
3 個人が体験する「生活上の困難」をとらえる視点
4 人々の生活を支援するソーシャルワークの課題
第II部 日本人の生活・文化と「生活場モデル」の構想
第4章 「世間」に生きる日本の「個人」へのソーシャルワーク
1 ソーシャルワークにおける人間存在への視点
2 日本のソーシャルワークにおける「個人」と「社会」
3 日本の「個人」をどうとらえるか
第5章 「受け身的」な対人関係と日本人の「主体性」への理解
1 ソーシャルワークと日本人の「主体性」
2 日本語の特徴と「受け身的」「関係志向的」な対人関係
3 日本人の「主体性」への理解
4 「場」を意識する日本人の「自己決定」
第6章 「場の文化」に基づく
「生活場モデル(Life Field Model)」の構想
1 日本人と「場の文化」
2 「場」を基盤にしたソーシャルワーク
3 日本モデルとしての「生活場モデル(Life Field Model)」
の構想
第III部 「日本モデル」としての「生活場モデル」の展開
第7章 「生活場モデル」の基礎となる「生活」へのアプローチ
1 ソーシャルワーカー自身によって紡がれた「言葉」への着目
2 「生活へのアプローチ」に関するコメントの分析と考察
3 「生活場モデル」の基礎となる「生活へのまなざし」
第8章 日本人の「生活場」としての「家族」へのアプローチ
1 「生活場モデル」と「家族」へのアプローチ
2 「家族へのアプローチ」に関する発言の分析と考察
3 「家族の文化」と「生活場モデル」の構築
第9章 日本のソーシャルワークとしての「生活場モデル」の展開
1 日本人の「生活場」を支えるソーシャルワーク
2 「生活場モデル」によるソーシャルワークの展開
3 「共創」の営みとしての「生活場モデル」
終 章 ソーシャルワークの「日本モデル」の発展と成熟
1 「日本国籍」をもつソーシャルワーク研究
2 「日本モデル」の発展・成熟のための「実践の言語化」
3 実戦感覚や現場のリアリティに関与し続けること