ADHD

出版社: 金剛出版
著者:
発行日: 2014-11-30
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784772413053
書籍・雑誌
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商品紹介

近年示されてきたように,ADHDは成人になっても続くことがあり,情緒的,社会的,学業上,職業上の機能に深刻な影響をおよぼす可能性がある。本書で著者らは,子どもはもちろんのこと,特に成人のADHDについてこれまで認知されずに困っていた人たちの例を挙げ,単なる技法の適用ではなく,個人の能力や生活状況を十分に考慮したうえでアセスメントを行い,治療を進めていくことの効用を説く。主要な文献を首尾よくコンパクトに展望し,ADHDに対するエビデンス・ベイスト介入法の堅実な臨床的,学術的背景を示したうえで,ADHDに関する研究の知と実践の技を明らかにした実践的で「読者が利用しやすい」ガイドブック。

目次

  • ADHD

    ―目次―

    1 注意欠如・多動性障害(ADHD)とは
     1.1 用 語
     1.2 定 義
     1.3 疫学
     1.4 経過と予後 
     1.5 鑑別診断
     1.6 ADHDの患者にみられる併発障害
     1.7 診断手続き
     要 約

    2 ADHDの理論とモデル
     2.1 ADHDの生物学的要因 
     2.2 ADHDの周産期における要因
     2.3 ADHDの心理学的要因
     2.4 生物学的要因と心理学的要因の相互作用
     要 約

    3 診断と治療方針の決定
     3.1 アセスメントの手続き
     3.2 アセスメント方法の詳細
     3.3 方針決定の手続き
     3.4 治療の検討
     要 約

    4 治 療
     4.1 治療の方法
     4.2 作用機序
     4.3 効果と予後
     4.4 さまざまな治療方法と組み合わせ
     4.5 治療を実施する際の問題点
     要 約

    5 症例スケッチ
     症例1:エミリア
     症例2:アンドリア
     症例3:ピーター

    6 参考図書

    7 文 献

    8 付録:ツールと資料  

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