発達障害の作業療法 基礎編 第2版

出版社: 三輪書店
著者:
発行日: 2015-02-15
分野: 臨床医学:外科  >  リハビリ医学
ISBN: 9784895905022
書籍・雑誌
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3,960 円(税込)

商品紹介

14年ぶりの大改訂-臨床に向けた実践学としての発達障害を学ぶすべての学生と臨床作業療法士へ。実践学においては、本当の困難に出会い、本当の疑問を抱き、本当の学習の意欲が掻き立てられるのは、実際に臨床に出てからのことである。そこを意識し、臨床の中で困難に出会った時、現象の意味を把握しきれない時、いつでも参照できる参考書としても使っていただけるようにまとめ上げられている。

目次

  • 発達障害の作業療法 基礎編 第2版

    ―目次―

    第I章 発達障害が意味するもの
    1・1 発達障害の概念の定義
    1・2 トータル・アプローチの示唆
    1・3 教育・治療を促すものとしての概念
    1・4 障害構造の理解への示唆
    1・5 人権思想としての「発達障害」の概念

    第II章 発達障害児の処遇の歴史と作業療法
    2・1 学問にとっての歴史の意味
    2・2 発達障害児の処遇の歴史
    2・3 作業療法からの発達障害児への関わり
    2・4 発達障害児への処遇の歴史からみえてくるもの
        ―結びにかえて

    第III章 作業療法というアプローチ
    3・1 発達―いる場所に,人に適応する過程
    3・2 不適応への二つのアプローチ
    3・3 作業療法の目的
    3・4 治療手段としての作業―方法論としての作業療法の独自性
    3・5 作業療法の対象となる疾患
    3・6 チームワークによる子どもの支援

    第IV章 子育ての援助としての作業療法
    4・1 養育するものとされるものにとっての子育ての意味
    4・2 子育てが問われるとき
    4・3 個別的なものとしての親子関係
    4・4 親子関係を規定するもの
    4・5 親と子の自立の過程
    4・6 父性原理と母性原理
    4・7 親による子どもの障害理解の過程
    4・8 当事者が解消すべき初期の親の悩み
    4・9 親の初期の悩みの内容
    4・10 悩みの構造
    4・11 社会の価値観に根を持つ不幸感
    4・12 二つの障害受容論の限界
    4・13 再起への契機
    4・14 再起期における親の気づき
    4・15 援助者としての作業療法士の役割
    4・16 障害児のきょうだいに対する配慮の重要性

    第V章 発達障害児の子育て支援の法的・制度的環境
    5・1 障害者総合支援法に至るまでの制度推移の経過
    5・2 障害者総合支援法の理念
    5・3 児童福祉法に一元化された児童の支援
    5・4 発達障害児・者福祉のサービスの内容
    5・5 障害支援区分と対象の拡大
    5・6 障害者の自立と共生社会の実現を目指すうえでの
        その他の試み
    5・7 障害児福祉の法的・制度の整備に対する
        基本的姿勢に関わる問題
    5・8 障害者総合支援法と作業療法

    第VI章 作業療法士としての成長と学習過程
    6・1 発達障害領域の作業療法士の資質―優しい人より有能な人
    6・2 能力を培う勤勉さ
    6・3 学習を可能にするぶれないおとな
    6・4 よい臨床に接すること―自己変革のきっかけ
    6・5 自己変革を支えるもの
    6・6 自己変革の構造―影響を受け,影響を与える

    第VII章 発達障害の作業療法の基礎となる知識
    7・1 治療指針としての典型的発達指標
    7・2 治療を助ける発達の理解
    7・3 発達の知識の学習の仕方
    7・4 発達区分と領域
    7・5 発達段階

    第VIII章 発達障害の作業療法の基礎となる手段―遊び
    8・1 子どもにとっての遊びとは
    8・2 遊びの発達的意義
    8・3 遊びの楽しさの分析
    8・4 遊びの発達
    8・5 遊びの種類と遊具

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