がん看護の日常にある倫理

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2016-03-01
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784260024808
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商品紹介

がん看護の現場にはさまざまな倫理的問題がひそんでいる。しかし、そこに問題があることに気づかなければ、日々のケアに流されてしまい、後に複雑化して直面することにもなりかねない。本書では、安全の確保、治療法や療養の場の意思決定、価値観の共有といった、がん看護で多くみられる場面を事例として取り上げた。看護師が抱く“もやもや”に隠れた倫理的問題を分析する思考と、解決へ向けた看護師の実践について解説する。

目次

  • がん看護の日常にある倫理

    ―目次―

    第1章 総論 がん看護の日常と倫理
     1 看護師に求められている役割とは
     2 自律して患者と向き合うとは
     3 がん看護と看護倫理
     4 対象である患者の力を捉える視点
       −がんサバイバーシップとセルフアドボカシー

    第2章 事例とともに考える がん看護の日常にある倫理
    [事例へのイントロダクション]
     1 日常の場面にある倫理
    [安全と管理]
     2 管理上の安全と患者の自立
        −転倒防止のための拘束,行動制限と患者の動きたい希望
     3 病状変化による個室移動に対する患者の拒否
        −大部屋での急変を避けたい看護チームの
         ステレオタイプな考え
     4 患者の自己管理の限界をどう捉えるか
        −認知機能が低下しているが内服抗がん薬を自己管理したい
     5 多忙な現場業務と患者の希望
        −頻回なマッサージ希望への対応
    [患者の意思決定]
     6 患者の意向を踏まえた治療の選択
        −語られていない患者の思いやニーズへの対応
     7 迅速に導入が必要な治療における意思決定
        −抗がん薬治療と妊孕性温存治療のどちらを優先するか
    [真実を伝える]
     8 自分の病気を知るのが怖い患者への支援
        −転院時,病気について知らせないで欲しいと希望していた
    [代理意思決定]
     9 家族の意向と医療者の意見の相違
        −家族から痰の除去について中止の申し出を受けた
     10 意思決定能力のみきわめと代理意思決定
        −せん妄状態にある患者の経口抗がん薬の
         継続または中止の決定
    [療養の場の選択]
     11 患者と家族の意見の相違
        −療養の場の選択についての意見が患者と家族で異なる
     12 退院を進めなければいけないジレンマ
        −患者・家族の価値観を共有しながらの療養の場の選択
    [チーム内の意見の衝突]
     13 医療チームの中での意見の違い
        −医師と看護師の提案する方針が異なる
     14 受け持ち看護師と看護師チームの思いの相違
        −優先される患者の利益について,
         看護師間での意見が分かれる

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