抜髄 Initial Treatment
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目次
- 抜髄 Initial Treatment
―目次―
1.歯髄保存の意義
2.象牙質・歯髄複合体の科学
―発生,解剖,加齢変化および治癒機構
3.象牙質・歯髄複合体の痛みと神経原性炎症メカニズム
―歯の痛みを理解するための臨床口腔生理学
4.歯髄の病理―治癒能力と治療に対する反応
5.歯髄の検査法
6.歯髄の診断
7.歯内療法における効果的な局所麻酔および非歯原性歯痛
8.抜髄処置に対する薬剤による疼痛抑制
9.歯内療法における打診痛を考察する
10.抜髄と神経障害性疼痛
―痛みを伴う難治性根管治療の理解のために
11.覆髄法―直接覆髄と間接覆髄
12.根管治療における感染制御―感染の機会と各種制御法
13.歯内療法におけるう蝕除去の重要性
14.髄室開拡・根管口明示からCoronal-Radicular Accessへ
15.根管のネゴシエーション,穿通,グライドパスの重要性
16.治癒に導く作業長の設定を考える
―作業長の「なぜ?」を問い学ぶ
17.ステンレススチール製ファイルの特徴と根管形成
―Return to basics
18.ニッケルチタン製ファイルの特徴と根管形成
19.最適な根管洗浄法とは
20.根管充填―側方加圧充填法と垂直加圧充填法
21.抜髄即充の是非を考える
22.根管充填後の歯冠側からの漏洩(コロナルリーケージ)
―失活歯を長期に機能させるために
23.Initial Treatment(特に抜髄処置)の成功率と
そこから導かれる臨床のポイント
TIPs:
#1 荷重に対する生活歯の反応
#2 「神経を抜く」or「歯を抜く」
#3 さまざまな象牙質
#4 時間経過を考慮した診断の重要性と市販薬
#5 ロキソニン(一般名:ロキソプロフェン)の
鎮痛・抗炎症・解熱効果
#6 水硬性仮封材「キャビトンEX」
#7 根管形成の終末位のエックス線写真による臨床的な評価
#8 “根尖部の最大狭窄部で歯髄を切断する”の解釈
#9 側方−垂直加圧根管充填法(cold lateral - warm vertical
hybrid condensation method)という考え方