パーソン・センタード・ケアでひらく 認知症看護の扉

出版社: 南江堂
著者:
発行日: 2018-01-25
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784524255146
書籍・雑誌
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4,180 円(税込)

商品紹介

認知症の病態を理解し、全人的で専門性の高い看護を実践したい看護師・看護管理者に向けた指南書。これからの認知症看護に欠かせない“パーソン・センタード・ケア”の概念を基盤に全体を構成。認知症の人の視点に立ち、認知症と共に生きる人を理解したうえで、具体的なケアの方法論と展開法をていねいに解説。地域包括ケアシステムの一角としての場を選ばない認知症看護の実践、ケアをつなぐために必携の一冊。

目次

  • 第I章 認知症と共に生きる人の理解
     1.認知症の人はどんな世界を生きているか
     2.パーソン・センタード・ケアから認知症の人を考える

    第II章 認知症の進行(ステージ)に応じた意思決定支援
     1.認知症の進行(ステージ)の理解
     2.認知症の人の意思決定を支える

    第III章 軽度認知症と共に生きる人を支える
     1.体験を理解する
     2.行動や言動の意味を理解して、パーソン・センタード・ケアを実践する
     3.健康障害を予防し、支援する
     4.暮らしを支える

    第IV章 中等度認知症と共に生きる人を支える
     1.体験を理解する
     2.行動や言動の意味を理解して、パーソン・センタード・ケアを実践する
     3.健康障害を予防し、支援する
     4.暮らしを支える
     5.身体治療が必要な認知症の人に対するパーソン・センタード・ケアの導入
     6.身体治療を受ける認知症の人のせん妄ケア
     7.病棟での看護管理

    第V章 重度認知症と共に生きる人を支える
     1.体験を理解する
     2.行動や言動の意味を理解して、パーソン・センタード・ケアを実践する
     3.健康障害を予防し、支援する
     4.最期の暮らしを支える

    第VI章 若年性認知症と共に生きる人を支える
     1.体験を理解する
     2.就労継続支援の実際
     3.認知症の人がつくる地域包括ケアシステム

    第VII章 認知症と共に生きる人の社会的側面からの理解
     1.人口統計からみた認知症
     2.歴史・分化からみた認知症
     3.政策からみた認知症
     4.介護からみた認知症
     5.医療からみた認知症
     6.法律からみた認知症
     7.社会変革の潮流からみた認知症
     8.各国の対策からみた認知症

    第VIII章 パーソン・センタード・ケアを実践するためのチームとその人材育成
     1.認知症がどうか曖昧な状況におかれた人を支える
     2.急性期病院での多職種連携と看護師の役割
     3.介護保険施設における支援
     4.認知症の人への災害時の支援
     5.認知症の人を支援する人材の育成システム
     6.パーソン・センタード・ケアの普及

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