子どもの虐待とネグレクト 19巻2号

出版社: 岩崎学術出版社
著者:
発行日: 2017-09-04
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784753340507
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商品紹介

おおさか大会では,参加者全体に対するプログラムとしては,次の2つを用意した。
大会全体シンポジウム「児童福祉法改正をめぐって」では,昨年になされた児童福祉法改正をそれぞれの現場でどう捉え,この法改正を活かすために何が課題になっていくのかという視点から議論をした。大会特別講演では,ゴリラ研究の世界的権威である京都大学総長山極壽一先生から「なぜ,人間の赤ちゃんは泣くのか?―ゴリラから見た人間の子どもの成長の秘密と子育ての不思議―」と題してお話をいただいた。
さらに,大会国際プログラムとして,「ラター氏から学ぶ 逆境状況の子どもの理解と支援」として,児童精神科医の世界的権威であるマイケル・ラター先生のインタビュービデオを放映し,インタビューに加わった渡辺久子先生,花房昌美先生からその裏話も含め,お話をいただいた。意図したわけではないが,山極先生のお話とラター先生のお話は,相互にリンクしているようにも思え,子どもや家族(「人」)を支援していく際の基本的な姿勢について,動物学,生物学,精神医学の立場から重要な示唆をいただいたと思う。

目次

  • ■巻頭言
    第22回学術集会おおさか大会を終えて

    ■特集 第22回学術集会(おおさか大会)
    〈特別講演〉
    なぜ人間の赤ちゃんは泣くのか―ゴリラから見た人間の子どもの成長と子育ての秘密―

    〈全体シンポジウム〉
    児童福祉法改正をめぐって

    〈大会企画シンポジウム〉
    対話:なぜ,人間の子育てに共同保育が必要なのか?―多様に共同・協働する子育てと暴力防止―
    ラター氏から学ぶ―逆境状況の子どもの理解と支援―
    児童福祉法改正とこれからの児童相談所
    児童福祉法改正と司法関与―子どものために司法ができること―
    「社会的養護」の子どもたちの自立支援―子どもたちの巣立ちを支えるために―
    法改正における市町村の支援役割を考える

    〈国際シンポジウム〉
    学校における子ども虐待問題への新たな支援に向けて
     ―「チーム学校」での教師の役割と地域連携への視点を考える―

    〈大会長講演〉
    大阪の20年,これからの20年―主に福祉の立場から―

    〈資料〉
    福岡市における施設入退所調査に基づく家庭移行支援の取り組み

    〈活動報告〉
    「周産期トータルサポートチーム」による妊産婦支援の試み
      ―助産師によるスクリーニングと多職種連携による早期介入―

    ■研究報告
    児童福祉施設における性問題対応後の職員の意識に影響する要因

    ■資料
    児童自立支援施設に入所した発達障害児におけるクライシス・プランと
     セルフモニタリング・シートを作成して支援した一事例
    レジリエンスは子ども時代の虐待被害による将来の精神的不調を緩和するか:文献レビュー

    ■ブックレビュー
    森茂起編著『「社会による子育て」実践ハンドブック』
    仲真紀子編著『子どもへの司法面接』
    才村眞理,大阪ライフストーリー研究会編著『今から学ぼう! ライフストーリーワーク』
    和田一郎編著『児童相談所一時保護所の子どもと支援』/慎 泰俊著『ルポ 児童相談所』
    日本子ども虐待防止学会第23回学術集会ちば大会のご案内

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