精神分析新時代 

出版社: 岩崎学術出版社
著者:
発行日: 2018-11-27
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784753311484
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商品紹介

精神分析がパラダイムチェンジの時期を迎えた今,これからの精神分析を考えるうえで,他の諸科学との接点の中でオリジナルな思考を展開すること,そして新しい精神科学の知見に合わせて理論の更新と修正を繰り返していくことが求められている。米国で精神分析の静かな革命を肌で感じてきた著者は,本書において,「解釈とは」「終結とは」といった技法的な問い直しにとどまらず,「解離」を愛着理論の視点からとらえなおし,さらには右脳の機能的な理解やディープラーニングの理解から新しいアイデアを提示することで,精神分析の未来を考える上で重要な一石を投じている。

目次

  • 序  文─精神分析の未来形
     まえがき

    第I部 精神分析理論を問い直す
     第1章 精神分析の純粋主義を問い直す
     第2章 解釈中心主義を問い直す(1)─QOL向上の手段としての解釈
     第3章 解釈中心主義を問い直す(2)─共同注視の延長としての解釈
     第4章 転移解釈の特権的地位を問い直す
     第5章 「匿名性の原則」を問い直す
     第6章 無意識を問い直す─自己心理学の立場から
     第7章 攻撃性を問い直す
     第8章 社交恐怖への精神分析的アプローチを問い直す
     第9章 治療の終結について問い直す─「自然消滅」としての終結

    第II部 トラウマと解離からみた精神分析
     第10章 トラウマと精神分析(1)
     第11章 トラウマと精神分析(2)
     第12章 解離の治療(1)
     第13章 解離の治療(2)
     第14章 境界性パーソナリティ障害を分析的に理解する
     第15章 解離の病理としての境界性パーソナリティ障害

    第III部 未来志向の精神分析
     第16章 治療的柔構造の発展形─精神療法の「強度」のスペクトラム
     第17章 死と精神分析
     第18章 分析家として認知療法と対話する
     第19章 脳からみえる「新無意識」
     第20章 精神分析をどのように学び,学びほぐしたか?

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