学習障害のある子どもを支援する
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目次
- 第1章 学習障害とは─学習障害の歴史
学習障害(LD)誕生の背景と歴史
学習障害(LD)のわが国への伝播
学習障害(LD)の定義をめぐって
障害カテゴリーとしての残された課題
第2章 医学領域における学習障害─MBDから限局性学習症へ
MBD概念の成立まで
MBD概念の解体とLD概念の成立
いわゆる非言語性LDについて
今日の医学におけるLD概念
第3章 日本における学習障害の頻度─文部科学省の実態調査から
本章の目的
2003(平成15)年公表の調査
2012(平成24)年公表の調査
両調査の意義と限界と今後
第4章 発達性読み書き障害とは
発達性読み書き障害とは
ディスレクシアという用語について
出現頻度
生物学的原因仮説
大脳機能低下部位
発達性読み書き障害に関与する認知能力
定義から考えられる診断評価
具体的な検査
音読の流暢性の発達およびその障害
根拠に基づく指導法
成人になった発達性読み書き障害例
第5章 読字の発達とその障害の検出法
ひらがな音読の発達
絵の呼称の発達
読字障害の判断に至る臨床症状とは
読字障害の判断に活用可能な検査とその特徴
読字検査の実際
第6章 算数障害とは
大人の計算障害に関する神経心理学的、認知神経心理学的研究
発達性算数障害
学習障害の中の算数障害
医学的定義
アセスメント(査定)
まとめ
第7章 学習に困難をもつ子どもにとっての英語学習
現在と今後の日本の英語教育
学習に困難をもつ子どもはどれくらいいるのか
英語学習の何が難しいのか
合理的配慮に則って
子ども自身にできること
言語学習の基礎を早くから養う重要性
日本の現状に照らし合わせて
─まずは教師のトレーニングから
第8章 学習障害の評価―ICTの活用
学習障害の評価
CBT
CAT
今後の課題
第9章 学習障害のある子どもの学校での合理的配慮と
基礎的環境整備
はじめに─合理的配慮とは、その子を排除しないためのもの
インクルージョンと合理的配慮と障害者差別解消法
学校における合理的配慮の提供について
発達障害のある子どものための合理的配慮の具体例
多様性を認める学校風土づくりの重要性
─合理的配慮の円滑な実施を支える基礎的環境整備
第10章 多層指導モデルMIMを用いた読みにつまずきのある子どもの指導
MIMはなぜ生まれたのか―開発の経緯
MIMとは
これまでの研究成果
MIMの効果をいかに解釈するか
第11章 COGENTプログラムを用いた読みにつまずきのある子どもの指導
COGENTの理論的背景
COGENTプログラムの概要
COGENTプログラムの実践
第12章 算数につまずきを示す子どもの理解とその指導
算数につまずきを示す子どもたち
就学前にみられる数の知識のつまずきの理解と指導
小学校でみられる算数のつまずきの理解と指導
文章題のつまずきの理解と指導
中学校と高等学校でみられる数学のつまずきの理解と指導
まとめ
第13章 ワーキングメモリと個別の学習支援
ワーキングメモリとは
ワーキングメモリのテストと発達的特性
ワーキングメモリと学習支援技術
学習支援の効果の検討
支援の視点としてのワーキングメモリモデル
第14章 学習障害とテクノロジーによる支援
合理的配慮としてのICT利用
おわりに─支援技術の利用を支える専門家や移行支援の必要性