エンド由来歯痛

出版社: 医歯薬出版
著者:
発行日: 2019-01-10
分野: 歯科学  >  臨床歯科学
ISBN: 9784263461440
書籍・雑誌
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商品紹介

診断のないマニュアル的歯内療法が,慢性痛由来の「エンド由来歯痛」を招いています. エンド臨床と慢性痛研究の両方に携わってきた著者だからこその到達点がここに!

目次

  • 第1章 エンド由来歯痛という考え方
     私の前に歯痛があった
     歯痛の難症例に次々と出会う
     キーワードは「ある特定の歯」
     歯内療法で対応する
     痛みの原点
     痛みのメカニズム
     痛みを難解にするメカニズム
     痛みからみた歯内療法
     除外診断の重要性
     そして痛みの歯内療法
     関連痛としての歯痛
     非歯原性歯痛も歯痛である
     非歯原性歯痛は非歯原性か
     「この歯が痛い,非歯原性歯痛」とは?
     非歯原性歯痛の診査

    第2章 医原性歯痛
     歯内療法の基本の不思議
     根管治療は慢性痛の標的を生む
     「完璧な治療」が「エンド由来歯痛」をもたらす
     現代歯内療法に対する慢性痛からの不満
     そして歯内療法は診断に立ち返る
     あらためて慢性痛と現代歯内療法の向かうべき方向

    第3章 非歯原性歯痛といわれるもの
     非歯原性歯痛で最も重要なこと
     あらためて非歯原性歯痛とは
     非歯原性歯痛とエンド由来歯痛
     問診から非歯原性歯痛を知る
     歯痛は苦痛の「よりどころ」

    第4章 抜髄と慢性痛,そしてエンド由来歯痛
     虚血性歯髄炎による歯痛
     2 つの症例の共通点
     問診から診断,症例の解析
     症例1 および症例2 から学ぶべき点
     2 症例のその後の経過
     慢性痛という視点での分析
     抜髄における先取り鎮痛の意義
     抜髄処置が慢性痛を引き起こさないために

    第5章 感染根管治療はエンド由来歯痛を招来するのか
     感染根管治療で経験する慢性痛
     現在の歯内療法における問題点を再確認する
     問診から情報を得る
     後医は名医たらん
     不測の事態が感染根管治療と慢性痛を関連づける

     Epilogue
      はじめの重大な診断のポイント
      なぜ次々と抜髄・抜歯されたのか
      問診と処置
      やはりあった「エンド由来歯痛」
      治療開始と次なる問題点

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