腰椎分離症のミカタ

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2019-05-01
分野: 臨床医学:外科  >  整形外科学
ISBN: 9784830627392
電子書籍版: 2019-05-01 (第1版第2刷)
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商品紹介

腰椎分離症は,同じように診断をし,同じように治療をしても,治る患者・治らない患者がおり,治療に難渋することも多い疾患とされる.本書は,長年にわたり腰椎分離症に向き合い続けた筆者らがこれまで疑問に感じてきたこと,実際に経験したこと,現在までに判っていること,今後取り組むべき課題などを豊富な図表で解説.タイトルの“ミカタ”は,本疾患を扱う医療従事者にとっては,“診かた”“視かた”“看かた”という意味であり,未来ある子供(患者さん)たちにとって,“味方”になりたい,そう願って付けられている.

目次

  • I 病態
     Q1 分離症ってなに?
     Q2 分離症の患者ってどのくらいいるの?
     Q3 分離症っていつ発生するの?
     Q4 分離症は遺伝するの?
     Q5 分離症になるとみんな痛いの?
    II 診断
     Q1 分離症の症状は?
     Q2 分離症患者の身体所見は?
     Q3 分離症をどうやって診断するの?(単純X線写真)
     Q4 分離症をどうやって診断するの?(CT)
     Q5 分離症をどうやって診断するの?(MRI)
    III 保存治療
     Q1 分離症の治療方針は?
     Q2 分離症は治るの?
     Q3 分離症をどうやって治すの?(骨癒合目的)
     Q4 分離症の治りやすい,治りにくいってあるの?(脊椎高位の話)
     Q5 分離症をどうやって治すの?(疼痛管理)
     Q6 分離症をどうやって治すの?(リハビリテーション)
     Q7 分離症完成後,すべるの?すべらないの?(予後)
    IV 手術治療
     Q1 分離症の手術治療の適応は?
     Q2 分離症の手術方法は?(分離部修復術の歴史)
     Q3 分離症の手術方法は?(低侵襲治療)
     Q4 分離すべりになってしまった場合の手術方法は?
    V リハビリテーション
     Q1 分離症のリハビリテーションは?
     Q2 分離症の治療後のスポーツ復帰はどうする?
     Q3 分離症の再発予防はどうする?
     Q4 分離症の発生予防はどうする?
    VI スポーツ種目と分離症
     Q1 分離症とサッカー
     Q2 分離症と野球
     Q3 分離症と陸上競技
    VII 非典型例・難治例・類似疾患
     Case1 分離症は本当に疲労骨折?
     Case2 骨はついてるけど…
     Case3 Laminolysis
     Case4 初診時,反対側に終末期分離症がみられた症例
     Case5 上・下関節突起骨折
     Case6 腰椎以外の分離症

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

I 病態

P.2 掲載の参考文献
P.4 掲載の参考文献
P.5 掲載の参考文献
P.6 掲載の参考文献
P.7 掲載の参考文献
1) 河野左宙 : 腰椎分離をめぐる諸問題-発症の様相その他について-. 小野村敏信編集企画, 整形外科MOOK 33, 金原出版, 東京, 1-14, 1984

II 診断

P.11 掲載の参考文献
P.12 掲載の参考文献
P.14 掲載の参考文献
P.16 掲載の参考文献
P.21 掲載の参考文献

III 保存治療

P.25 掲載の参考文献
P.26 掲載の参考文献
P.29 掲載の参考文献
P.32 掲載の参考文献
1) Crock HV : An Atlas of Vascular Anatomy of the Skeleton and Spinal Cord, Mosby, 1996
P.36 掲載の参考文献
P.38 掲載の参考文献
2) Cook G : The joint by joint theory (in Japanese). Movement : functional movement system, edited and translated by Nakamaru K, et al, Nap Limited, Tokyo, 308-317, 2014
3) 本橋恵美 : Joint by Joint Theoryに基づくMobilizationとStabilization. 極めるアスリートの腰痛, 文光堂, 東京, 136-150, 2018
P.41 掲載の参考文献

IV 手術治療

P.47 掲載の参考文献
1) 酒井紀典ほか : 復帰を早めるスポーツ損傷低侵襲手術テクニック. <腰椎> 腰椎分離症. Monthly Book Orthopaedics 29 : 111-117, 2016
P.49 掲載の参考文献
P.52 掲載の参考文献
1) Takata Y, et al : Clinical outcome of minimally invasive repair of pars defect using percutaneous pedicle screws and hook-rod system in adults with lumbar spondylolysis. Ann Orthop Rheumatol 2 : 1013, 2014
P.54 掲載の参考文献

V リハビリテーション

P.57 掲載の参考文献
P.58 掲載の参考文献
P.62 掲載の参考文献

VI スポーツ種目と分離症

P.69 掲載の参考文献
P.70 掲載の参考文献
P.72 掲載の参考文献
1) Goto T, et al : Dash-associated spondylolysis hypothesis. Spine Surg Relat Res, in press

VII 非典型例・難治例・類似疾患

P.80 掲載の参考文献
P.81 掲載の参考文献
2) 辰村正紀ほか : 片側終末期分離症の対側に発生した腰椎分離症における新鮮分離部の癒合率. 日臨スポーツ医会誌 25 : 367-373, 2017
P.84 掲載の参考文献

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