精神科看護 事例検討 ファシリテーション入門

出版社: 中山書店
著者:
発行日: 2019-07-01
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 9784521747750
電子書籍版: 2019-07-01 (初版第1刷)
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商品紹介

ファシリテーターの視点から,事例検討会の展開方法,求められる役割,心構えなどをわかりやすく解説.
また,模擬事例を通し,事例検討で困りがちな場面(沈黙が続く,感情的な発言が出る,話し合いが進展しない)での対応,必要な配慮,時間配分などを学べる.
事例検討とは何か,事例検討会の進行の流れなどの基礎知識も収載されている.

目次

  • 1章 事例検討とは何か
     1.なぜ事例検討を大切にするのか-気がかり,手がかり,足がかり
      事例検討と実践を続ける力
      事例検討と教育の力
      事例検討と事例研究
      事例検討で「感情リテラシー」を鍛える
      column スタッフのケアや早急の対応などが求められる事例
      column 「やり残したことがある」という気持ちの受けとめ
      column スーパービジョンによる指導との違い
     2.事例検討がめざしていること
      ケアの情報共有を重視した事例検討
      看護師からの発信を重視した事例検討
      社会の接点としての事例検討

    2章 事例検討会How to
     1.ケアがうまくいかないと感じるとき
      事例検討で「手がかり」をみつける
      ケアを構成している要素
      事例がもつ4局面について考えてみる
      時系列で考えてみる
     2.事例検討会の基礎知識
      事例検討会のさまざまなタイプ
      企画・運営方法のタイプ
      参加人数や開催場所
      検討時間
      参加者の態度類型と相互作用の特徴
     3.事例検討の実際
      事例の選び方
      事例報告用紙のまとめ方
      事例検討会の進め方
      column 事例検討会の席次

    3章 ファシリテーターとは何か
     1.精神科事例検討とファシリテーション
      ファシリテーション,ファシリテーターとは
      ファシリテーターの役割
      ファシリテーターの進行へのかかわり
      column リフレクティング・プロセスと内的会話・外的会話
     2.ファシリテーターの実際
      事例検討の場の雰囲気づくり
      事例検討の進行
      経験を積む
      column 問題がない患者にみえても,患者背景を探ってみる
      column 患者の人間関係をひもとく
      column 参加者の所属が同一の事例検討会と,異なる事例検討会
     3.倫理的配慮
      医療における倫理観の変化
      学習活動における倫理的配慮
      事例検討における倫理的配慮
      column 臨床における倫理的配慮

    4章 展開が困難な事例検討会の実際
     1.本章の事例(模擬事例)を読む前に
      事例
      参加者
      ファシリテーターのスタイル
      本章の読み進め方
     2.参加者の焦り,事例提供者の沈黙がみられた事例
      事例検討会の背景
      事例検討会
      まとめ
     3.ケアの物足りなさを感じる事例
      事例検討会の背景
      事例検討会
      まとめ
     4.患者の全体像がとらえにくい事例
      事例検討会の背景
      事例検討会
      まとめ
     5.事例提供者を支持するだけでは事例検討が深まらない事例
      事例検討会の背景
      事例検討会
      まとめ
      column 事例の4局面とリフレクティング
      column 時系列を考えてみる

    付録
     1.事例報告用紙
     2.事例報告用紙の書き方
     3.患者理解とその説明のために準備しておきたい資料
     4.記録用紙
     5.読んでほしい図書一覧

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

2章 事例検討会How to

P.14 掲載の参考文献
1) 宮本真巳. 異和感の対自化と感情活用 心と身体の包括的ケアに向けて. 精神看護 2013 ; 16 (4) : 74-83.
2) 中井久夫. 事例検討会に臨むコメンターの中はどうなっているのか. 甲南大学臨床心理研究 1997 ; 6 : 1-8.
P.18 掲載の参考文献
1) 実践に活かす! 精神科看護 事例検討. 中山書店 ; 2013.
2) 宮本真巳. 異和感の対自化と感情活用 心と身体の包括的ケアに向けて. 精神看護 2013 ; 16 (4) : 74-83.
P.25 掲載の参考文献
1) 中井久夫. 事例検討会に臨むコメンターの中はどうなっているのか. 甲南大学臨床心理研究 1997 ; 6 : 1-8.

3章 ファシリテーターとは何か

P.32 掲載の参考文献
1) キース・チューダー, トニー・メリー (岡村達也, 監訳). ロジャーズ辞典. 金剛出版 ; 2008. p.170.

付録

P.116 掲載の参考文献
1) 萱間真美, 林亜希子. ケースから学ぶ精神科訪問看護 11 事例検討会を振り返って~事例検討会の意義と進め方. コミュニティケア 2006 ; 8 (7) : 70-76.
2) 末安民生, アビリティクラブたすけあい. 介護者が安心して働くためのケア者ノート-息ながく続けるための実践法. 筒井書房 ; 2009.
3) 末安民生, 編. 実践に活かす! 精神科看護 事例検討. 中山書店 ; 2013.
4) 末安民生, 編. 精神科 退院支援ビギナーズノート 全訂新版. 中山書店 ; 2015.
5) 鈴木純一. 集団精神療法-理論と実際. 金剛出版 ; 2014.
6) 武井麻子. 感情と看護-人とのかかわりを職業とすることの意味 (シリーズ ケアをひらく). 医学書院 ; 2001.
7) 武井麻子. 「グループ」という方法. 医学書院 ; 2002.
8) 武井麻子. グループと精神科看護. 金剛出版 ; 2012.
9) 武井麻子. 精神看護学ノート 第2版. 医学書院 ; 2005.
10) 武井麻子. 精神看護の基礎 精神看護学 <1> (系統看護学講座 専門分野) 第5版. 医学書院 ; 2017.
11) 武井麻子. 精神看護の基礎 精神看護学 <2> (系統看護学講座 専門分野) 第5版. 医学書院 ; 2017.
12) 武井麻子. ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか-感情労働の時代. 大和書房 ; 2006.
13) 武井麻子, 深沢里子, 春見静子. ケースワーク・グループワーク (社会福祉援助技術各論). 光生館 ; 1994.
14) 武井麻子, 榊 惠子, 他, 訳. Obholzer A, Roberts VZ, 編. 組織のストレスとコンサルテーション-対人援助サービスと職場の無意識. 金剛出版 ; 2014.
15) 武井麻子, 前田泰樹, 監訳. Pam Smith, 著. 感情労働としての看護. ゆみる出版 ; 2000.
16) 鶴見俊輔. 家族とは何だろうか (鶴見俊輔座談). 晶文社 ; 1996.
17) 鶴見俊輔. 期待と回想. 晶文社 ; 1997.
18) 鶴見俊輔. 教育再定義への試み. 岩波書店 ; 1999.
19) 鶴見俊輔. 隣人記. 晶文社 ; 1998.
20) 土居健郎. 新訂 方法としての面接-臨床家のために. 医学書院 ; 1992.
21) 外口玉子. 看護事例検討集 1 問われ, 問いつづける看護. 星和書店 ; 1977.
22) 外口玉子. 人と場をつなぐケア-こころ病みつつ生きることへ. 医学書院 ; 1988.
23) 外口玉子, 頼富淳子. "困りごと" からケアは始まる-実践からの学びを支えるスーパービジョン. ゆう書房 ; 2008.
24) 外口玉子, 編. 精神科看護事例検討会ゼミナール 方法としての事例検討. 日本看護協会出版会 ; 1981.
25) 外口玉子, 編. 精神科看護事例検討会ゼミナール 2 事例検討と看護実践. 看護事例検討会 ; 1982.
26) 外口玉子, 編. 精神科看護事例検討会ゼミナール 4 事例検討と患者ケアの展開. バオバブ社 ; 1984.
27) 殿村忠彦, 笠原 嘉, 訳. Searles HF, 著. ノンヒューマン環境論 分裂病者の場合. みすず書房 : 1988.
28) 中井久夫. こんなとき私はどうしてきたか (シリーズ ケアをひらく). 医学書院 ; 2007.
29) 中井久夫. サリヴァン, アメリカの精神科医. みすず書房 ; 2013.
30) 中井久夫. 徴候・記憶・外傷. みすず書房 ; 2004.
31) 中井久夫. 「伝える」ことと「伝わる」こと (中井久夫コレクション). ちくま学芸文庫 ; 2012.
32) 中井久夫, 訳. Balint M, 著. 新装版 治療論からみた退行. 金剛出版 ; 2017.
33) 中井久夫, 訳. Herman JL, 著. 心的外傷と回復 増補版. みすず書房 ; 1999.
34) 中井久夫, 訳. Kvarnes RG, Parloff GH, 編. サリヴァンの精神科セミナー. みすず書房 ; 2006.
35) 中井久夫, 訳. Putnam FW, 著. 解離-若年期における病理と治療. みすず書房 ; 2001.
36) 中井久夫, 訳. Sullivan HS, 著. 精神医学は対人関係論である. みすず書房 ; 2002.
37) 中井久夫, 訳. Sullivan HS, 著. 精神医学的面接. みすず書房 ; 1986.
38) 中井久夫, 安 克昌, 岩井圭司, 他, 訳. Sullivan HS, 著. 分裂病は人間的過程である. みすず書房 ; 1995.
39) 中井久夫, 今川正樹, 訳. Perry HS, 著. サリヴァンの生涯 1. みすず書房 ; 1985.
40) 中井久夫, 今川正樹, 訳. Perry HS, 著. サリヴァンの生涯 2. みすず書房 ; 1985.
41) 中井久夫, 山口直彦. 看護のための精神医学 第2版. 医学書院 ; 2004.
42) 日本精神科看護技術協会, 監. 実践精神科看護テキスト <基礎・専門基礎編> 第1巻 看護実践/看護倫理 改訂版. 精神看護出版 ; 2011.
43) 日本精神科看護技術協会, 監. 実践精神科看護テキスト <基礎・専門基礎編> 第2巻 対人関係/グループアプローチ/家族関係 改訂版. 精神看護出版 ; 2011.
44) 野村直樹, 吉川悟, 青木義子, 訳. Anderson H, 著. 会話・言語・そして可能性-コラボレイティヴとは? セラピーとは?. 金剛出版 ; 2001.
45) 宮本真巳. 感性を磨く技法 第1巻 看護場面の再構成. 日本看護協会出版会 ; 1995.
46) 宮本真巳. 感性を磨く技法 第2巻「異和感」と援助者 アイデンティティ. 日本看護協会出版会 ; 1995.
47) 宮本真巳. 感性を磨く技法 第3巻 セルフケアを援助する. 日本看護協会出版会 ; 1996.
48) 宮本真巳. 感性を磨く技法 第4巻 面接技法から学ぶ. 日本看護協会出版会 ; 1998.
49) 宮本真巳, 編著. 援助技法としてのプロセスレコード-自己一致からエンパワメントへ. 精神看護出版 ; 2003.
50) 村瀬孝雄, 近藤邦夫, 訳. Erikson EH, Erikson JM, 著. ライフサイクル, その完結 増補版. みすず書房 ; 2001.
51) 矢原隆行. リフレクティング-会話についての会話という方法. ナカニシヤ出版 ; 2016.
52) 矢原隆行, 田代順. ナラティヴからコミュニケーションへ-リフレクティング・プロセスの実践. 弘文堂 ; 2008.
53) 吉浜文洋. 看護的思考の探究-「医療の不確実性」とプラグマティズム. ゆみる出版 ; 2018.

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