リハセラピストのためのやさしい経営学(マネジメント)

出版社: 南江堂
著者:
発行日: 2020-03-20
分野: 医学一般  >  病院管理学
ISBN: 9784524249947
書籍・雑誌
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2,530 円(税込)

商品紹介

経営学で人と組織のマネジメントを極め、リハビリテーション医療をもっと面白くしよう!リハセラピスト(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)は医療のプロであるだけでなく、誰かの上司・同僚・後輩であり、医師や他部署と連携する「組織の一員」。スタッフのやる気と能力を引き出し「組織としてより良質な医療を提供する」ための、学校や現場だけでは得られない経営学の理論と実践法を教えます。デキるプレイングマネジャーをめざすセラピストは必ず読むべき一冊。

目次

  • こんな場面に経営学
     (1)教えても変わらない後輩
     (2)方向性が見えない職場
     (3)バラバラな組織
     (4)動かない上司
    この本の使い方
    I.経営理論を使いこなすための準備をしよう
     1.経営学を理解する
      -「役に立つ」経営理論の使い方とは
     2.基礎となる経営理論
      -経営理論はニュートラルなマインドで使いこなせ!
     3.理論を実践に落とし込む技術
      -明確な目標を分かりやすい言葉でしっかり伝えよう
     4.理論と実践のサイクルの回し方
      -理論を学び,実践して結果を評価していこう
    II.医療・介護施設のマネジメントに必要な知識
     A.医療・介護産業の特徴:外部環境を理解しよう
      1.医療制度の特徴
       -医療は社会のインフラストラクチャー
      2.介護制度の特徴
       -民間活力の活用が進む介護サービスの現場
      3.現在進行形の医療・介護政策
       -地域完結型の「ご当地医療」と「地域包括ケアシステム」が進みます
     B.医療・介護施設の一般的な特徴
      1.医療・介護施設をマネジメントするということ
       -階層型からネットワーク・提携型へ転換せよ!
      2.マネジメントのための資源(リソース)
       -医療サービスの特性を理解してリソースを活かせ!
      3.医療・介護における価値基準
       -リソースを活かして達成すべきは「医療・介護の質」の向上である
    III.リハビリテーション部門のマネジメントを考えよう
     A.リハビリテーション部門の特徴
      1.診療のサイクルとリハビリテーション医療の関係
       -診療のサイクルを理解して自分たちの役割を考えよ
      2.他職種と多職種で取り組むことの重要性
       -職種別の知識・経験を融合して最高の結果を目指せ!
     B.リハビリテーション部門におけるマネジメント
      1.セラピストのキャリアとマネジメントの関係
       -プレイングマネジャーが多い組織は確実に強くなる
      2.マネジメントとその段階
       -マネジメントの段階とその役割を理解しよう
       (1)後輩の教育を任される(スーパーバイザー)
        -後輩教育を通じて,自分も成長していこう
       (2)1つのチームを任される(イニシャル・ミドルマネジャー)
        -個人から集団のマネジメントにステップアップを果たそう!
       (3)複数のチームを任される(リアル・ミドルマネジャー)
        -運営を助ける組織の要となれ
       (4)部門全体を任される(トップマネジャー)
        -トップマネジメントは交渉,調整,そして政治である
     C.シチュエーション別リハ部門マネジメント
      1.後輩の教育を任されたら
       (1)教えても変わらない後輩への対応方法
        -あなたの臨床能力を活かそう!
       (2)言うことを聞かない後輩への対応方法
        -共通の目的に向かって一緒に働こう!
       (3)他の人を評価するときに気をつけたいこと
        -専門職としての評価力を使おう
      2.1つのチームを任されたら
       (1)ミドルマネジャーとしての心得
        -現場でのPDCAサイクルを回す中心的な役割である
       (2)チームをまとめられるリーダーシップとは
        -自分に合ったリーダーシップを発揮しよう
       (3)メンバーをチームプレイヤーにするためには
        -優れたチームをデザインしてメンバーを活かそう
       (4)メンバーのやる気を引き出すには
        -何に動機づけられているかを知ろう!
       (5)メンバーの行動を促したいと思ったら
        -行動のお手本を用意することで,ステップアップを助けよう
       (6)上司に動いてもらうためには
        -フォロワーシップを発揮して上司や組織を動かそう
      3.複数のチームを任されたら
       (1)チームごとの状況を把握したいと思ったら
        -多くを見渡す広い視野でチームごとの支援に当たろう
       (2)チームのパフォーマンスとしての医療の質
        -医療の質は個人ではなくチームのパフォーマンスである
       (3)チームのパフォーマンス向上の鍵
        -組織における知識のジャイアニズムのススメ
       (4)医療の質管理は医療安全の徹底でもある
        -医療の質管理と安全管理は表裏一体
       (5)自律したスタッフを育成し,チームの成果を上げるには
        -学習する組織を作ろう
      4.部門全体を任されたら
       (1)組織のニーズを部門に反映させるには
        -組織を内側と外側から俯瞰してみよう
       (2)戦略的な人的資源管理を行うには
        --人的資源管理は,長期的な視点をもって戦略的に行おう
    IV.理論から実践へ落とし込もう-ワークショップ・グループディスカッションの作り方
     1.ワークショップ・グループディスカッションの意義
      -ワクワクする話し合いをしていますか?
     2.ワークショップの種類
      -ワークショップを組み立ててみよう
     3.ワークショップの準備
      -事前にしっかり準備をしましょう
     4.ワークショップの実施
      -三人寄れば文殊の知恵
     5.成果の共有
      -ワークショップでの成果はみんなの財産である

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