経験豊富な臨床家が、限られた時間で有効な診療を行うためのエッセンスを紹介する『10分間シリーズ』第3弾。今回は成人発達障害の診療と支援を取り上げ、18名の専門家が臨床経験から導き出した様々な工夫を教えてくれる。日常の診療で患者さんにどのような態度で接し、何に着目し、どのように支援していけばよいのか。信頼関係の築き方や生活上の困り事をあぶり出す問診方法、発達障害の特性をより健康な方向に発揮させていくための支援方法などを詳しく解説。診断名の告知の仕方や、発達障害なのではないかと本人が疑って受診した場合の対処をはじめ、判断が難しい問題も解決できるように手助けしてくれる。一般の臨床医にとっても、成人発達障害の診断と支援の勘どころがよくわかる一冊。