スポーツ整形外科学

出版社： 文光堂
著者：
発行日： 2020-05-24
分野： 臨床医学：外科  >  スポーツ医学
ISBN： 9784830627422
電子書籍版： 2020-05-24 （第1版第1刷）
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商品紹介

スポーツ医学の第一線で競技復帰をサポートする執筆者により，スポーツ整形外科の役割と強みを前面に押し出し解説した教科書．アスリートが求める「競技レベルを維持しながらの外傷・障害の予防」，「早期の高いパフォーマンスでの競技復帰」を支援するための基礎知識と診断・治療を中心に構成されている．全ページフルカラーでの標準的な記述に加え，競技現場ならではの治療・判断・テクニック，競技復帰・再発予防に向けた手術・リハの工夫など臨場感溢れる内容も紹介されている．スポーツドクターを目指す医師からすでにスポーツ診療に従事している臨床家まで必読の一冊．

目次

  • I　スポーツ整形外科の基礎
    　1　スポーツ整形外科の特徴─ 一般整形外科との違い
    　2　スポーツ競技の分類
    　3　スポーツ活動に求められる能力とその評価
    　4　アスリートを診る際の注意点

    II　診断・治療総論
    　1　スポーツ外傷・障害に対する診断のポイント
    　2　スポーツ外傷の治療原則
    　3　スポーツ障害の治療原則
    　4　トップアスリートに対する治療のポイント
    　5　女性アスリートに対する治療のポイント
    　6　小児アスリートに対する治療のポイント
    　7　高齢者アスリートに対する治療のポイント
    　8　障害者アスリートに対する治療のポイント
    　9　持久系スポーツ障害に対する治療のポイント
    　10　瞬発系スポーツ障害に対する治療のポイント
    　11　審美系スポーツ障害に対する治療のポイント
    　12　オーバーヘッドスポーツ障害に対する治療のポイント
    　13　リハビリテーション・リコンディショニングのポイント

    III　疾患別スポーツ診療
    　1　頚部・体幹
    　［総論］
    　　1　構造と機能
    　　2　診察と検査
    　［各論］
    　　1　頚椎椎間板ヘルニア
    　　2　頚椎損傷
    　　3　Burner症候群
    　　4　腰椎椎間板ヘルニア
    　　5　腰椎椎間板症
    　　6　Type 1 Modic変化
    　　7　腰椎骨端輪骨折
    　　8　腰椎分離症―発育期
    　　9　腰椎分離症―成人期
    　　10　腰椎椎間関節炎
    　2　肩関節・上腕部
    　［総論］
    　　1　構造と機能
    　　2　診察と検査
    　［各論］
    　　1　肩関節初回脱臼
    　　2　反復性肩関節脱臼
    　　3　外傷性関節唇損傷・UPS
    　　4　投球障害肩
    　　5　肩鎖関節脱臼
    　　6　鎖骨骨折
    　　7　腱板損傷
    　　8　オーバーヘッドアスリートの棘下筋萎縮
    　　9　上腕二頭筋長頭腱および遠位部断裂
    　3　肘関節・前腕，手関節・手指
    　［総論］
    　　1　構造と機能
    　　2　診察と検査
    　［各論］
    　　1　成長期野球肘内側障害
    　　2　成長期野球肘外側障害
    　　3　野球肘後方障害
    　　4　成人期野球肘内側障害
    　　5　肘部尺骨神経障害
    　　6　変形性肘関節症
    　　7　テニス肘
    　　8　外傷性肘関節脱臼
    　　9　手関節の外傷・障害
    　　10　手指の外傷・障害
    　4　骨盤・股関節・大腿部
    　［総論］
    　　1　構造と機能
    　　2　診察と検査
    　［各論］
    　　1　グロインペイン症候群
    　　2　骨盤裂離骨折
    　　3　骨盤・股関節の疲労骨折
    　　4　大腿骨寛骨臼インピンジメントと股関節唇損傷
    　　5　大腿部肉ばなれ
    　　6　大腿部筋挫傷
    　　5　膝関節
    　［総論］
    　　1　構造と機能
    　　2　診察と検査
    　［各論］
    　　1　オーバーユース障害
    　　2　成長期の障害
    　　3　前十字靱帯損傷
    　　4　後十字靱帯損傷
    　　5　内側側副靱帯損傷
    　　6　月板損傷
    　　7　膝蓋骨脱臼・亜脱臼
    　　8　関節軟骨損傷
    　　9　二次性変形性膝関節症
    　6　下腿部，足関節・足部
    　［総論］
    　　1　構造と機能
    　　2　診察と検査
    　［各論］
    　　1　足関節外側靱帯損傷
    　　2　三角靱帯および遠位脛腓靱帯損傷
    　　3　距骨骨軟骨損傷
    　　4　足関節前方インピンジメント症候群
    　　5　足関節後方インピンジメント症候群
    　　6　アキレス腱断裂
    　　7　アキレス腱障害
    　　8　下腿疲労骨折
    　　9　シンスプリント
    　　10　腓骨筋腱脱臼
    　　11　足底腱膜症
    　　12　外脛骨障害
    　　13　疲労骨折
    　　14　第5中足骨近位骨幹部疲労骨折（Jones骨折）
    　　15　母趾種子骨障害

    IV　競技復帰支援
    　1　競技復帰に必要な機能の獲得
    　2　筋力再獲得へのアプローチ
    　3　可動域・柔軟性再獲得へのアプローチ
    　4　全身持久力再獲得へのアプローチ
    　5　アジリティ・バランス能力再獲得へのアプローチ
    　6　モティベーション維持・再獲得へのアプローチ

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

[I] スポーツ整形外科の基礎

P.5 掲載の参考文献
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Medical*Online
3) 帖佐悦男 : 成長期 (発育期) のスポーツ障害. 臨スポーツ医 34 : 1048-1052, 2017
Medical*Online
4) 松本秀男 : メディカルチェック総論. 競技種目・対象を考えたメディカルチェック. 臨スポーツ医 33 : 98-102, 2016
 
5) 松本秀男 : スポーツ医学の現状と展望. 日整会誌 91 : 973-983, 2017
Medical*Online
6) 東宏一郎ほか : 膝関節靱帯損傷の基礎. 膝関節靱帯損傷急性期における心肺機能・体組成の維持を含めた全身管理. 臨スポーツ医 32 : 844-848, 2015
 
7) 松本秀男 : スポーツパフォーマンスとスポーツ医・科学. 臨スポーツ医 32 : 106-107, 2015
Medical*Online
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2) 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 : オリンピック競技 https://tokyo2020.org/ja/sports/
 
3) 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 : オリンピック競技 https://www.olympic.org/sports
 
4) 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 : オリンピック競技 https://www.paralympic.org/beijing-2022
 
5) 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 : オリンピック競技 https://tokyo2020.org/jp/games/sport/paralympic/
 
6) http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop06/list/__icsFiles/afieldfile/2019/09/02/1371916_001.pdf
 
7) Junge A, et al : Injuries in team sport tournaments during the 2004 Olympic Games. Am J Sports Med 34 : 565-576, 2006
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8) Junge A, et al : Sports injuries during the Summer Olympic Games 2008. Am J Sports Med 37 : 2165-2172, 2009
 
9) Lars E, et al : Sports injuries and illnesses during the London Summer Olympic Games 2012. Br J Sports Med 47 : 407-414, 2013
 
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11) Jere HM, et al : Task Force 8 : Classification of Sports. JACC 45 : 1364-1367, 2005
 
P.22 掲載の参考文献
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2) 浦辺幸夫. 筋力増強運動の理論と効果. 臨スポーツ医 31 : 19-25, 2014
 
3) 市橋則明 : 筋力トレーニングの基礎知識. 京都大学医療技術短期大学部紀要別冊 9 : 33-39, 1997
 
4) 浦辺幸夫 : 機器を用いた筋力, 筋パワーおよび筋持久力の検査測定の目的と意義およびその検査測定方法. アスレチックトレーナー専門科目テキスト 5. 検査・測定と評価, 日本体育協会編, 文光堂, 東京, 54-63, 2016
 
5) 金久博昭 : 神経・筋の運動生理とトレーニング効果. スポーツ医学研修ハンドブック基礎科目 第2版, 川原貴編, 文光堂, 東京, 9-23. 2011
 
6) 坂本雅昭・徒手筋力検査の目的と意義. アスレチックトレーナー専門科目テキスト 5. 検査・測定と評価, 日本体育協会編, 文光堂, 東京, 48-53. 2016
 
7) 福永哲夫 : ヒト骨格筋の筋力とトレーニング. 生化学・生理学からみた骨格筋に対するトレーニング効果, 第2版, 山田茂ほか編, NAP, 東京, 123. 2003
 
8) 石井直方 : 筋力トレーニングの理論と実際. スポーツ医学研修ハンドブック応用科目, 第2版, 川原貴編, 文光堂, 東京, 30-39, 2011
 
P.28 掲載の参考文献
1) 小柳磨毅ほか : 13 足 2 評価と治療. 局所と全身からアプローチする 運動器の運動療法. 小柳磨毅編, 羊土社, 東京, 291, 2017
 
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3) Ryder CT, et al : Measuring femoral anteversion ; the problem and a method. J Bone Joint Surg Am 35 : 321-328, 1953
 
4) 波多野元貴ほか : 第4章 ストレッチングの評価指標. ストレッチングの科学, 鈴木重行編, 三輪書店, 東京, 54-105, 2013
 
5) 林典雄 : III 超音波診断装置を用いた組織弾性の計測. 運動療法のための運動器超音波機能解剖 拘縮治療との接点, 杉本勝正監修, 文光堂, 東京, 172-173, 2015
 
6) 皆川洋至ほか : 1 超音波の時代がやってきた!. スポーツに役立てる超音波画像診断, 皆川洋至編, ブックハウス・エイチディ, 東京, 4, 2010
 
7) 田中正栄ほか : 大腿四頭筋緊張の定量的評価と成長および運動との関連. 日臨スポーツ医会誌 8 : 265-270, 2000
 
8) 松尾高行ほか : 成長期の膝痛に対する理学療法の考え方. 臨スポーツ医 31 (臨時増刊号) : 243-248, 2014
 
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1) 清水邦明 : 海外遠征帯同の特殊性とその準備. 帯同に必要なスポーツ医学の知識. 臨スポーツ医 35 : 162-166, 2018
 

[II] 診断・治療総論

P.62 掲載の参考文献
1) 松浦哲也ほか : 少年野球選手に生じる障害への対応と予防. 臨スポーツ医 34 : 1078-1081, 2017
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2) 松浦哲也 : 上腕骨小頭骨軟骨障害という病態. 臨スポーツ医 32 : 636-640, 2015
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3) 松浦哲也 : 保存的対応の実際. 肘実践講座 よくわかる野球肘 離断性骨軟骨炎, 岩瀬毅信ほか編, 全日本病院出版会, 東京, 145-155, 2013
 
4) 松浦哲也ほか : 肘関節 : スポーツ外傷・障害の画像評価. 臨スポーツ医 31 : 334-339, 2014
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5) 松浦哲也 : 肘離断性骨軟骨炎の治療と予防. 臨スポーツ医 32 : 366-370, 2015
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P.64 掲載の参考文献
1) 増島篤 : III. スポーツ外傷・障害の発生頻度. 部位別スポーツ外傷・障害1足・下腿, 高倉義典ほか編, 南江堂, 東京, 46-51, 1999
 
2) 増島篤 : もっと防げる「スポーツ障害」概論Part 1. Sports Japan 2015/05-06 日本スポーツ協会 19 : 2-3, 2015
 
3) スポーツ庁ホームページ : 平成30年度全国体力・運動能力, 運動習慣等調査報告書 第1章 調査の概要, 18-19, 2018. http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/toukei/kodomo/zencyo/1411922.htm
 
4) 日本臨床スポーツ医学会 学術委員会 整形外科部会 : 子供の運動をスポーツ医学の立場から考える～小・中学生の身体活動が運動器に与える効果～, 4-6, 2016. https://www.rinspo.jp/pdf/proposal.pdf
 
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