作業療法カウンセリング
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目次
- 第1部 日本人のための認知作業療法
A 米国から日本の作業療法への転換を媒介する認知作業療法
1.日本人の作業療法を構築する
(1)日本人の思考特性
(2)日本人の行動特性
(3)米国の作業療法から日本の作業療法へ
2.認知作業療法による日本の作業療法への再編
(1)日本の作業療法史レビュー
(2)パラダイムシフトが必要な作業療法教育
(3)心と身体を科学する認知作業療法
3.「できる」を支える自助ファシリテーションの仕組み
(1)作業療法士が自ら行うパラダイムシフト
(2)リハビリテーションを行うのは誰ですか?
(3)活動のための行動変容と患者教育
B 認知作業療法の臨床モデル
1.認知作業療法の理論
(1)作業療法と認知作業療法の関係性
(2)モデル理論の目的と開発の方向性
(3)作業療法カウンセリングと活動
2.認知作業療法の評価
(1)ナラティブによる評価(情報収集)
(2)身体領域系評価
(3)精神科領域系評価
(4)高齢者・地域系評価
3.認知作業療法の介入モデル
(1)認知作業療法理論(COTIT)
(2)介入の基本モデル
(3)身体領域介入モデル
(4)精神科領域介入モデル
C 各系別の認知作業療法の意義と役割
1.身体領域系
(1)脳卒中
(2)脊髄損傷
(3)整形外科疾患
(4)内部障害
(5)がん(緩和ケア)
2.高次脳機能障害系
3.精神科領域系
4.高齢者・認知症系
5.生活行為向上マネジメント(MTDLP)系
6.就労支援・学校・行政系
第2部 作業療法カウンセリング―基礎編
1.意図的関係モデル―作業療法におけるコミュニケーションの基盤
2.カウンセリングにおけるuse of self
3.グループ・サイコセラピー
4.認知行動療法
(1)作業療法カウンセリングにおける認知行動療法の位置付け
(2)認知的技法と行動的技法
(3)症例の概念化・定式化
(4)セッション
(5)集団認知行動療法
5. ナラティブセラピー
第3部 作業療法カウンセリング―実践編
A 作業療法カウンセリングの中核技法
1.作業療法カウンセリングのフレームワーク
(1)作業療法カウンセリング
(2)作業療法カウンセリングの用いられ方
(3)作業療法カウンセリングにおける症例の概念化
2.カウンセリングの基本型
(1)リレーション
(2)カウンセリングの段階
(3)処置
(4)カウンセリングの学習方法
3.作業療法におけるセッションの構築
(1)セッションをデザインする
(2)セッションをマネジメントする
(3)作業療法とセッションの関係性
4.作業療法カウンセリングと職場マネジメント
B 作業療法カウンセリングとともに用いる心理的技法
1.認知的技法と行動的技法
(1)認知的技法
(2)行動的技法
(3)認知行動療法における認知的技法と行動的技法の用いられ方
2.認知作業療法における認知的技法と行動的技法
(1)認知作業療法の現状
(2)作業療法カウンセリングと心理的技法の関係
(3)認知作業療法における認知的技法と行動的技法の用い方
(4)心理的技法の開発
(5)認知作業療法と関連する心理的技法の材料とヒント
3.作業療法カウンセリングを支える周辺技術
(1)精神科作業療法のコミュニケーションスキル
(2)ソクラテス・メソッド(誘導的発見法)
(3)傾聴
(4)ライフヒストリー法
(5)セルフ・カウンセリングの技法「日記」
(6)見える化の技法「写真とノート」
(7)iPadカウンセリング
第4部 作業療法カウンセリング―事例編
1.脳卒中片麻痺
2.パーキンソン病
3.高次脳機能障害(病院)
4.高次脳機能障害(地域・就労支援)
5.整形外科疾患
6.慢性疼痛
7.循環器疾患
8.精神病水準?
9.うつ病
10.認知症